犬と猫と考える

レスキューした犬猫と考える。。生き物の大切さ。。

アニマルシェルター便り

2011年08月10日 | アニマルシェルターのこと
今週は忙しい毎日で、家に帰れば、ばた~んと倒れこむように寝てしまう日が何度もあり、ブログの更新もなかなかできませんでした。。とほほほ  年にはかないませんね。。

最後の最後に子猫を6匹処分したときの写真があります。 どのように処分をしていくかというところまで、写真を撮らせてもらいました。 これをみて、少しでも虚勢、避妊を考えてもらいたい。

野良猫を少しでも減らそうということを考えてもらいたいです。



それでは、今週のシェルターです。。  オウムのロッキー君 

このオウム、3千ドル(約30万円)ぐらいはするそうですよ。 なぜか、捨てられたロッキー君。 
そして、毎日日本語のお勉強に励んでます!  

そして、これまた新入りのワンちゃん! 

凶暴だそうです。こんなかわいい顔して。。 でも、わたしやYさんにはものすごい懐いてます。 最初はとっても恥かしがりやさんだけど、なれるとこんな素敵な笑顔をみせてくれるんですよ! 


そして、今日は私が餌をやる当番になりました。。

Yさん以外は、みんな適当にあげてるみたいなんですけど、私もYさんもよく似た考えで、その犬の体調や、体格をみて餌の調整をしていきます。 今日野良犬としてきた犬たちは、緊張して食べれないから、食べやすいように少しおいしい缶をいれてあげるとか、太ってる犬には少し餌を減らすとか。。



耳が聞こえないわんこ。。 でも餌を持っていってあげると、うれしそう!



私の好きなハスキー。。  この子、ものすごい大通りをいったりきたりしてたところを、なんと、偶然にも私の旦那の友達が保護してくれたらしく、アニマルシェルターに来ました。

早く飼い主さんが迎えにきてくれるといいけど。。


この子も迷い犬かな。。新入りさんでした。。


うちのサバ似のネコが今日はたくさんいましたよ。。  

もう、みんな連れて帰りたいっ!!




ちょっとこのネコの顔みてください。。。

汚れてるんじゃないの。。こんな模様が顔に。。 私はてっきり、汚れてるとおもい、一生懸命顔を拭いてあげてたのにさ。。   お嫁にいけるかしら。。。

子猫は相変わらずたくさんいます。。 



そして、ライオンさん。。いや、ネコでした。。

この子はAnimal Hoarderの家から唯一これでも、きれいなほうなネコだったらしいです。他のネコたちは、何らかの病気で、とてもじゃないけど、引き取れない状況だったので処分でした。。 かわいそうに。。


ぼくかわいでちゅ。。  はい、とってもかわいでちゅよ~~





あ、ザ アーモンドさんたちだわ!   

たっめぇ~いきのぉ~でるようなぁ~ (ぱやっぱ) あなぁ~たのくち~づけにぃ~ (ぱやっぱ)

2匹一緒にもらってくださいとのことです!  私がいま、誰もいなければ、ザ・アーモンドさんたちもらうなぁ。。とってもいいこたちです。

ザ・アーモンドさんの片割れ。。お水が気になるの~~




にゃ~~~~~  お~ちびサバがとうとう1匹のみ!    あんたも早くもらわれなさい!



今日のリラックスさんは。。     みんな好きね。。この木の中でリラックスするの。。


え?うちのちびすけ、クーパーが、アダプションに?!!! でへ。。似てるでしょ?  ひひひ



ネコの部屋になぜか、偽クーパー。。




絵になるネコの寝ぞう。。。



折の中でもきもちよく。。
  











これより先は子猫の死体、処分写真です。 見たくない人は、このままお帰りください。
今日も読んでくれてありがとう。  ぽちっとね。。

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まず最初になぜ、この子猫たちを処分しなければならなかったのかを書かせてください。

この6匹の子猫は、野良猫でこのシェルターにやってきました。 が、とてもじゃないけど、野生化してしまい、人間のハンドルは無理でした。 もちろん時間をかければ、まだ若い子猫ですので、いつかは人間になれるでしょう。 でも、シェルターというところは、そういった時間をかけてあげれる場所ではありません。1匹でも多くの犬や猫たちを引き取ってもらわなければならないのです。 本当に心が痛いです。こういったケースで子猫たちを処分するというのは。。 

こんなかわいい顔してますけど、ネコ専用の手袋でつかまないと噛まれてこちらがひどい目にあうので、要注意です。

そして、このネコたち6匹がすべて何らかの病気。このままもし、どこかに逃がしても半年もしないうちに死んでしまうでしょう。 苦しんで死ぬのであれば、ここで、”安楽死”をさせて、今度はいいネコとして、戻ってきてもらうよう願うしかないでしょう。


人によっては”そんなひどい”とかっていうでしょう。 じゃ、そういうあなたはこの子猫たちを最後まで、面倒みれますか? 時間をかけて、人間にならしてくれますか?  私は聞きたいです。 私にはできません。 いくら、ネコが大好きでも、この6匹すべて、面倒みれるかといわれれば、無理です。 時間もないです。 

私の仕事というのは、”処分”も含めてのAnimal Careなのです。 他の人がいやいやするのであれば、私は手を上げて”させてください”といいます。 最後ぐらい、本当の””をかんじさせてあげたい。 本当の意味でのAnimal Care Technicianというのは、そういうことではないでしょうか。。私はそうおもいます。 


    

もう、病気でほとんどはぐったりしてますが、手を伸ばして触れよとすると、ものすごい勢いでかかってきます。


このぐらい大きいネコだと血管から、安楽死の液体をいれればいいのですが、とてもじゃないけど、大暴れをするので、とりあえず、お腹に液体を流し込み、そして、最後は心臓に液体をいれます。  注射器がまだ動いてるということは、まだ心臓が動いてるということなので、ちゃんと止まるまで待ちます。

他のシェルターでは、心臓が動いてるかなどチェックはしません。 なので、まだ生きてる状態で、死体場に入れられるときもあるとか。。このシェルターでは、ちゃんと最後まで見届けてから焼き場にいくなり、死体場にいくなりします。


                


みんな、疲れたね。。もう、いいよ。。虹の橋を渡りなさい。 そして、今度はいいネコとして生まれ変わり、何十年と生きれることでしょう。  また、戻っておいでね。。必ずどこかで会いましょう。 

R.I.P