長い人類の暴虐の闇に
神は心も凍て果てた
もう待つことはしない
この人類進化の時代において
いまだに幼児のごとく
おのれの獣を御することのできないものは
もう去るがよい
神の園に近づいてはならぬ
高いおのれをできぬものに
ふさわしいところにいき
そこでりっぱなことができるようになるまで
修行するがよい
神が与えたよきものを
すべて失うが
それもよきとせねばならぬ
おまえはそれらを
馬鹿なものと言ったからだ
麗しいものはたんとあるが
無限ではない
神の愛の庭にも境がある
そこを越えればもう
おまえは神の子ではいられない
新たなものとなるべく
新たなところで
全てをやり直すのだ
なにくれとなくやってくれていた
すべての愛の存在に
正直に頭を下げられる日が来るまで
神の園に近づいてはならぬ