曽野綾子さんの著作はほぼ全て読んでいる、と言える。※最近の、説教臭いコラムはあまり読んでないが。
で、問題になっているこの記事。
別に「住まいは、黒、白、黄の肌の色で分けろ」と言っている訳ではないのでは??
私は「生活スタイルによって、住み分けをする方が問題が起きにくい」と読みとったのだが・・・・。
※英語も読んだけど、翻訳は正しいがニュアンスが違う、と思いました。
In a column for the conservative Sankei newspaper, Ayako Sono said apartheid-era South Africa showed that whites, Asians and blacks should live apart. “Black people fundamentally have a philosophy of large families,” she wrote. “For whites and Asians, it was common sense for a couple and two children to live in one complex. But blacks ended up having 20 to 30 family members living in a single unit.”
東北大学には留学生の寮がある。ここには1年しか住めなくて、入れ替えが頻繁だ。
東南アジアの留学生の後、北米人が入居した時に、トラブルが起きた。「香辛料や油汚れで、カーテンを含めた部屋全体が汚くて住めない」と、チェンジを申し出たのだ。
その後寮の事務は、なるべく同じ出身地の人を次に入居させるようになったと聞いた。「人種で分ける」というよりは、「生活スタイルを配慮してトラブルを回避した」と私は感じたのです。
アパルトヘイトをやっと排除できた、南アフリカ共和国が噛みつきたくなる気持ちもわかりますが。
で日本の移民政策ですが・・・・・。曽野さんが心配しなくても、日本人と結婚した人は例外として、移民は集まって暮らすのではないですか?イスラム教徒はハラール食(イスラム的に加工された決まった食材)しか食べないし、日本語ができない人は自国民で集まって暮らすしね。日本に住むのは寂しいし、情報も共有したいでしょうから。
余談ですが、アメリカでアフリカ系といえば、日本人がいうところの「黒人」を意味します。
なので、
南アフリカ出身のシャーリズセロン(アメリカ国籍取得済み)はアフリカ系アメリカ人、というのが、ちょっとしたジョークになっています。