仙台の不動産が足りない1の続編です。
津波で家を失った方が、仙台に引っ越してきている。
ウチの住宅地でも、石巻や気仙沼から慌ただしく入居される方を見かける。
気がつくと、(市場に出ている)空き家が1軒も無くなってしまった。
不動産のサイトを確認すると、アパートやマンションはあるけど、とにかく一軒家が無いようだ。
検索しても、仙台市内には100軒程度しかないから驚く。
新着物件は、出た途端に借り手がついてしまう、貸し手市場だ。
最近では、築30年とか40年とか、通常だったら借り手がつかない家も市場に出ている。
昭和の間取りで、トイレは和式、シャワーもない古家。
私の想像だけど、不動産業者がタダ同然で買い取って直し、賃貸に出しているんだと思う。
津波被害者には2年間の家賃手当が出るので、それを見込んでいるんだと思う。
家を探しているのは、津波の被害者ばかりだと思っていたら、そうでもないらしい。
地下鉄沿線の賃貸マンションに住んでいる方も多い。
「補修が必要になったので、5月末で退去して欲しい」と通達されたんだそうだ。それで一軒家を探している。
次に多いのは復興関係者。
工事関係者が隣県からやってくるので、その住居を探している建築業者。
変わったところでは、外国人宣教師。被災者を救いたいんだそうだ。
全て不動産会社の人に得た情報なので、確かである。
↑地震ではがれた壁の修理を、義両親がやっています。
ここに住んでいた方は、4月中旬に転勤で引っ越されました(余震と原発・・・かなぁ)
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震災後、ある物件のガスを開栓してもらいました。
市ガスの担当者によると、津波被害ではなく家が半壊した人たち、福島からの避難者の引っ越しも多く、ガスの開け閉めに大忙しなんだそうです。(ガスには、居住者の立ち合いが必要だし)
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