家を失った方は、数万人とも言われているのに、宮城県内の賃貸物件は全く足りないように思う。
県は、他県に集団移住する計画を立てているようだ。
仙台なら、アパートやマンションが色々あるだろうが、今回被災された沿岸部地域の人には、集合住宅は馴染みがないのではないか?と思う。
以前、家賃9万円のマンションに住んでいた頃、夫が田んぼ(県南の水田地帯)に車を落としたことがあった。車は壊れたので、農家の方は親切にも、夫を自宅まで送ってくれた。
(「田んぼに外人さんが落ちた」とまるでUFOが飛来したような騒ぎだったらしい)
その時に、「一度でいいから、マンションと言うものを見てみたい」とせがまれて、7階までご案内して、部屋を見せたことがある。
詳しくは忘れてしまったが、反応としては「コンクリートのこんな狭い空間に人が住む」ということに驚いている様子だった。(決して悪気はなく、素朴な感想なんだと思う)
そんな経験があるので、魚を獲ったり養殖したり、海と共に暮らしてきた人が、いきなりマンションはどうなのか?と思うのである。
まぁ、いつまでも避難所で暮らす訳にもいかないから仕方ないのだろうけど、衣食住が足りれば良いと言うほど、簡単ではないと思うのです・・・・。
津波で家を失った人が、仙台に越してきます。
何もかも流されたので、古いダイニングテーブルとイス4脚、和室用の座りテーブル、座布団、あまり使わない湯沸かしポット、ホットプレート(鍋、焼き肉、蒸し器)、5合炊き炊飯ジャー(最近10合炊き買ったので、赤飯やお粥用に使っていた)をプレゼントします。
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放射能を恐れて帰国した外国人(英語圏)ですが「母国で仕事が無くて困っている」というメールが夫に届きました。
仕事がなかったから、来日して英語を教えていた訳ですが、原発事故の余波はこんな風に広がっています。
3月末は、会社の口座からの社会保険料(年金と健康保険)の引き落しがなかった。
4月末に2カ月分払う延長措置だそうけど、被災しなかった事業所も対象なんですね。
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