孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

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河北省 張北の旅 番外編 その1

2010年07月07日 22時03分38秒 | 旅行(中国)
張北では食品加工工場にも出かけた。
ジャガイモの産地でもあり、そのジャガイモは工場に送られ、粉末状に加工していた。
加工食品に使用したり、ポテトスープの基になるようだ。

工場訪問でそのジャガイモの粉末を少しもらってきた。
さて、何にしようか、料理人味平は考えた・・・


ジャガイモの粉末に少しづつ牛乳を加える。
マッシュポテトのような感じになってきた。 そして玉子を加え程よい感じになるよう牛乳を加えながらかき回した。
(子供の時、フナ釣りした練り餌作りを思い出すなぁ)
で、それをフライパンで焼いたのが下記。
ホカホカでホットケーキみたいなマッシュポテトケーキになって美味しかった…

酷暑の原因

2010年07月07日 07時07分07秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
加班しょぉったら携帯に電話が鳴ったんじゃ。
中国人の知人がちこぉまで来とるけぇ夕食一緒にしようと!
仕事を切り上げ飯を食い、食事の終わりごろにポツリときょうび結婚したと告げた。
日本人の恋人がおったなぁ聞いとったので驚かなかったが、きょうびの中国の天気が猛暑・酷暑なんは、このカップルのこの熱熱のせいじゃったんか!!!
明日の北京の天気予報じゃぁ最高気温35度。
実際にゃぁもっと気温は高いんじゃぁゆぅて思える。
北京は猛暑・酷暑じゃ!!!
そーゆやぁ7月7日なんで七夕じゃの。

河北省 張北の旅 Part6

2010年07月07日 01時08分59秒 | 旅行(中国)
張北の標高は1400m~1600mで真夏でも32度以上にはならない。 しかし真冬の最低気温は零下32度まで下がるのだそうだ。 そういった厳しい環境で育つのが高原野菜。
高原野菜を栽培し、北京近郊だけでなく輸出もしているとか。





また高原地帯にある池でのどかに釣りをしている人たちも
この釣竿の様子はフナ釣り?
観光施設として別荘を建てて週末を過ごしたら気持ちがいだろうなぁ
天は高く青かった、そして空気はきれい。 




河北省 張北の旅 Part5

2010年07月06日 02時08分10秒 | 旅行(中国)
馬頭琴
夕食はモンゴル風の建物で音楽を聴きながらモンゴル料理を食べた。
馬頭琴の音色はとても美しかった。

窓の向こうは何も無い草原の地平線
そういった大自然を背景に音楽を聴く贅沢を感じた
後方の草原は人間の手を加えていない自然のままの草原と言っていた。



馬頭琴の演奏
三味線は3本だが、馬頭琴は2本の弦を使用。 しかし、音の豊富さはすばらしい。



馬頭琴を弓ではなく、指を使って演奏するフィンガーピッキング奏法も披露。
馬頭琴でこんな奏法もあるのかと驚いた!!



宴会の部は、内モンゴルに近いので、美人の女性(演奏時に横笛を吹いていた、とっても美麗小姐だった)に歓迎を示す白いスカーフを首にかけてもらう。
しかしそのためには白酒を3杯呑まないといけない。 1杯目、ニコッと笑って2杯目を注ぐ。 2杯目を飲む、小姐はもう1杯と指で示す。 ギブアップしたかったけど、美人には弱いので3杯目を飲み干し、首に白いスカーフを掛けてもらった。

モンゴルの建物
夕食が終わると外は真っ暗。 自然豊かな場所なので都市の明かりは無い。



この建物は便利店、つまりスーパーです。



料理
これは宴会ではなく、昼の料理の時の写真です。


ポテトやトウモロコシがとっても美味しかった。
中国で、こんなに美味しいトウモロコシは初めてでした。
こういった地元の野菜や肉で歓迎してくれ、さらに料理には日本語で記載もされていた。



ロバの肉です。 
自然に恵まれているので野生種の動物の飼育も盛んとのこと
ロバ肉は初めて食べた。味はうーん、覚えていないけど、食事中は意識しないで食べていたっけ。




河北省 張北の旅 Part4

2010年07月06日 02時07分45秒 | 旅行(中国)
元中都遺跡
注: この時代の歴史は得意じゃないので、専門家が長い時間をかけて丁寧に説明してくれたのですが、まじめに聞いていなかったので下記の解説は怪しいという前提で読んでください。 
ガイドの話を記憶を思い返すと、現在の中国の領土は960万平方km、元の時代は3300万平方km。 つまり現在の中国の3倍以上の広大な地域を制圧していたことになる。
そして、階級社会が存在していた。
一番偉いのは、勿論モンゴル人
2番目は青い目の人たち
3番目が漢民族
4番目が南方人(揚子江付近)
だったと。 中国が世界を支配していた歴史があったんですね…
中都遺跡は、元の時代の都跡で1995年頃に発掘。



ただの原っぱに思えるのですが、歴史の専門家にとっては元時代の遺跡が残っていないので非常に貴重だとか…



これが元時代の遺跡を証明する貴重な形とか
壁は遺跡保存のために作られたもの



城壁 
大きさは大都(北京の紫禁城)と同じ大きさらしい
当時の元の時代、国家プロジェクトとして建設



元の時代のレンガが無造作に置かれていた
なぜ元の時代のものかというと、セメントが当時は無いので石灰をセメント代わりとして使っていたのだそうだ。 レンガを良く見ると白いもの(石灰)がついていた

河北省 張北の旅 Part3

2010年07月05日 01時12分54秒 | 旅行(中国)
風力発電基が見渡せる丘の上から、この一体を眺めた。
見渡す限り風力発電機があり、いったい何基あるのかもわからない。
風力発電設備の最大出力は500万kWの予定で、2009年までに50万kWの発電を実施とのこと。
そして、この張北は太陽の光が強い。 北京では味わえない紫外線の強さを感じる。
年平均日照時間は3000時間とのことで日照率も65%。
風力発電と太陽発電の相乗効果による発電が見込める場所との説明だった。

風力発電の搭直下で見上げてみたかったのだが、残念ながらそれは日程的に出来なかった。



風力発電基の間を送電線が走っているのだが、ものすごく低く小さく見えてしまう


手前にモンゴル風の家があるが、後方には家が密集している。
風力発電基と比較して、これらの家が小さく見える


羽根が何気なく置いてあった。 
これも写真で小さく見えるが、間近でみると巨大なサイズだった
手前の岩は小石じゃないです

河北省 張北の旅 Part2

2010年07月05日 00時54分23秒 | 旅行(中国)
張北は風力発電や太陽パネル発電など新エネルギー発電の街であり、風力発電機の工場もある。 つまり、工場と設置現場が近いところにある。 風力発電の工場で生産能力を聞いたら、この工場は年間400基の生産能力があるとのこと。

風力発電機を近くで見ると大きい!!!

見学させてもらった風力発電機の工場


風力発電基を乗せる搭のパイプ
(一枚の鉄板(2cmくらいの厚さがあったかな?)を丸く加工した物を何段かつなぎ合わせていました)


つなぎ合わせた加工が終了し、ペンキを塗ったものが工場外に置かれていました


風力発電機の回転部分です。


風力発電機の内部はこうなっています(製造途中の工程です)
いくつかの部品は欧州から輸入しているといっていた


風力発電機のカバーを取り付けたところ


風力発電機の羽根をトレーラーで輸送中のところ
(トレーラーに対して羽根のほうがはるかに長いです。いかに羽根が巨大かを比較してください)

河北省 張北の旅 Part1

2010年07月04日 20時52分21秒 | 旅行(中国)
7月2日、3日の2日間、河北省張家口市張北県に出かけてきた。
さて、この張北とはどんなところかというと、まず位置関係を示すと、北京から北北西に約240km。 人口は約38万人の中小都市である。 高速道路で走ると張家口市を通過して高度をまし、張北の標高は1400~1600mとのこと。 草原地帯であり、また軍事上の要所でもあった。 元の時代は中都といわれ、繁栄した場所。 そして、現在は風力発電・太陽発電の設備があり、また高原の特色を生かした有機農法での高原野菜の産地でもある。
さてさて、どんな旅立ったのでしょう…


張北の広告
写真は北京の地下鉄内でのドアの上に貼っていたポスターを写したもの
 現在、北京の地下鉄の車内や駅・バス等にこの張北の広告を見ることが出来る

 

長身!! 一体身長は???
張北とは関係ないが、北京から張北に向かう高速道路のサービスアリアで見かけた長身の中国人。 あまりにも身長が高いので、中国人は彼と記念写真を写していた。
写真撮影が終わると、この乗用車の助手席に座って去っていったが、乗用車ではさぞ狭かろうと思う



パトカーが先導
河北省ではパトカーが先導し、そして張北県内では、交通の要所要所の交差点は警官が立ち、交通規制を行いノンストップでスムーズに通れるよう配慮してくれた。
一体動員した警官とパトカー車両は、のべ何人・何台???
で、おそらく二度と体験できないこととして、北京に戻る際に、高速道路が渋滞して動きが取れなくなりそうになった。 先導したパトカーはクルッとUターンして高速道路の路肩を逆走。 中国のことだから、路肩車線も車であふれ動きがとれなくなるが、警官は車両を整理しながら路肩を逆送し、無事渋滞から抜け出せた。
写真はパトカー先導で逆走中のところ…



張北音楽祭
 7月30,31日,8月1日の3日間は、張北で張北草原音楽祭が開催される。
昨年は述べ10万人を集めたというイベント、今年は何万人が集まるのだろう。
人口38万人の農業人口が多い町にこれだけ多数の観光客が集まるイベントは大変だろうなぁ…

風力発電

2010年07月01日 07時13分52秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
明日は河北省張北県へ出張。
ここは風力発電設備が100基くらいあるらしい。
そして高原野菜の産地でもある。

ネットで調べたら、昨年の記事ですが、
>河北省張家口市張北県に今年の4月に建てられた満井風力発電所は、
>中国省エネ事業最大手の中国節能投資公司が運営する大型施設。
>国内最大の単体容量19.35万キロワットを有し、北京や天津を
>はじめとする華東地区への電力供給を行っている。
http://www.excite.co.jp/News/china/20090726/Searchina_20090726007.html

というのも見つかった。
風力発電設備の間近ではどうな感じなのか、ちょっと楽しみ…



世界足球杯 中国語の広告

2010年07月01日 02時13分24秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
ワールドカップは日本が惜しくも敗退。
そかしその試合内容については、中国メディアも日本の健闘に対して賞賛しているらしい…
中国はワールドカップに出場していないが、試合会場での英利の広告など中国語の広告が目に付く。
よく見たら、バドワイザーも中国語で広告していた。
写真には撮れなかったけど、ハルビンビールの広告もTVに写っていた。
それだけ中国市場が有望ってことだろう。

写真はCCTVのTV画面を撮影

 バドワイザーの広告 (おなじみロゴの横に百威と中国語表記)


 中国 英利集団の広告 (無名に近かったが広告で一気に世界企業の仲間入り??)