孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

河北省 張北の旅 Part5

2010年07月06日 02時08分10秒 | 旅行(中国)
馬頭琴
夕食はモンゴル風の建物で音楽を聴きながらモンゴル料理を食べた。
馬頭琴の音色はとても美しかった。

窓の向こうは何も無い草原の地平線
そういった大自然を背景に音楽を聴く贅沢を感じた
後方の草原は人間の手を加えていない自然のままの草原と言っていた。



馬頭琴の演奏
三味線は3本だが、馬頭琴は2本の弦を使用。 しかし、音の豊富さはすばらしい。



馬頭琴を弓ではなく、指を使って演奏するフィンガーピッキング奏法も披露。
馬頭琴でこんな奏法もあるのかと驚いた!!



宴会の部は、内モンゴルに近いので、美人の女性(演奏時に横笛を吹いていた、とっても美麗小姐だった)に歓迎を示す白いスカーフを首にかけてもらう。
しかしそのためには白酒を3杯呑まないといけない。 1杯目、ニコッと笑って2杯目を注ぐ。 2杯目を飲む、小姐はもう1杯と指で示す。 ギブアップしたかったけど、美人には弱いので3杯目を飲み干し、首に白いスカーフを掛けてもらった。

モンゴルの建物
夕食が終わると外は真っ暗。 自然豊かな場所なので都市の明かりは無い。



この建物は便利店、つまりスーパーです。



料理
これは宴会ではなく、昼の料理の時の写真です。


ポテトやトウモロコシがとっても美味しかった。
中国で、こんなに美味しいトウモロコシは初めてでした。
こういった地元の野菜や肉で歓迎してくれ、さらに料理には日本語で記載もされていた。



ロバの肉です。 
自然に恵まれているので野生種の動物の飼育も盛んとのこと
ロバ肉は初めて食べた。味はうーん、覚えていないけど、食事中は意識しないで食べていたっけ。




河北省 張北の旅 Part4

2010年07月06日 02時07分45秒 | 旅行(中国)
元中都遺跡
注: この時代の歴史は得意じゃないので、専門家が長い時間をかけて丁寧に説明してくれたのですが、まじめに聞いていなかったので下記の解説は怪しいという前提で読んでください。 
ガイドの話を記憶を思い返すと、現在の中国の領土は960万平方km、元の時代は3300万平方km。 つまり現在の中国の3倍以上の広大な地域を制圧していたことになる。
そして、階級社会が存在していた。
一番偉いのは、勿論モンゴル人
2番目は青い目の人たち
3番目が漢民族
4番目が南方人(揚子江付近)
だったと。 中国が世界を支配していた歴史があったんですね…
中都遺跡は、元の時代の都跡で1995年頃に発掘。



ただの原っぱに思えるのですが、歴史の専門家にとっては元時代の遺跡が残っていないので非常に貴重だとか…



これが元時代の遺跡を証明する貴重な形とか
壁は遺跡保存のために作られたもの



城壁 
大きさは大都(北京の紫禁城)と同じ大きさらしい
当時の元の時代、国家プロジェクトとして建設



元の時代のレンガが無造作に置かれていた
なぜ元の時代のものかというと、セメントが当時は無いので石灰をセメント代わりとして使っていたのだそうだ。 レンガを良く見ると白いもの(石灰)がついていた