孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

年末の北京

2010年12月31日 02時08分59秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
年末とはいえ、中国は31日まで仕事をするのが普通なので、それほど街は新年の様子をしていない。
とはいえ、華堂商場(イトーヨーカドー)に買い物に出かけたら、クリスマスツリーを正月用に変えていた。

クリスマスツリーですが、よく見ると飾りがウサギになっている。
つまり、飾りをクリスマス用から新年ように変更して、ツリーはそのまま使用するという塩梅だ。 (考えているなぁ・・・)
そして、ツリーに上って、飾りを交換している作業員がいました。






年末だからか、銀行にいったら、何と50人待ち。
写真は口座に入金予定の札束ですが、これで2万5千元。 約30万円(日本円換算で)

銀行の担当者の後ろには、この100元札が山のように積み重ねられていた。
なんで、中国の最高貨幣が100元(約1200円)、つまり1000円札が最高で、10000円にあたる1000元札が無いのか以前銀行事情に詳しい人に聞いたことがあるが、下記2つの回答が帰ってきた。
 1) 偽札対策
 2) 違法持ち出しを行いにくくする
    (札束の山を運びにくくするといった発想が指すが中国)
いかにも中国らしい!! 1000元で偽札を掴まされたら大変だから、100元しかないのは、良心的か? そういえば、手元に100元の偽札(と、おもえる札)があるのだが、最後の1枚が使う場所が無い・・・ 

イトーヨーカドーでは、米を買った。 添付は、ヨーカドーで1番売れているとかかれていた米で2kgで約20元。今、食べているの越光(注:コシヒカリではない)ですが、、それより少し安い。 美味しいかな??


買い物をして公寓に戻ると、玄関に新年のお飾りが飾ってあった。



北京市 最低賃金を引き上げ

2010年12月31日 01時03分56秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
北京市は最低賃金を960元から1160元に引き上げた。
施行は2010年1月1日からで賃金上昇率は約20%である。
前回の引き上げは2010年7月なので半年で20%のup額ということになる。 
最近の北京は物価上昇が激しい。生活の向上で給料が上がることは良いことではあるが、低所得者と富裕層との間の格差はますます拡大している気がする。

北京だけでなく、重慶や西安でも最低賃金が引き上げられた。


土地開発問題 2題

2010年12月30日 21時27分03秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
ネットでこんな記事があった。

過去の時代を作った人たちは、ゆっくり地下で眠ることも出来ない中国です。

 === 孫文の墓 ===

「軍事管理区だ、撮影禁止!」…違法な土地開発の取材を阻止=南京

 違法な土地開発の実態を取材しようとした中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)のスタッフに、開発業者側が「軍事管理区だ。撮影は禁止されている」などと言って阻止。
 場所は南京の孫文(孫中山)の陵墓である中山陵地区での別荘造成。景観保護のために2004年に商業目的の開発が禁止されたが、同別荘の造成は、1年以上続いているという。
テレビ局スタッフが開発地区に入り取材を始めると、業者側の男に取りか囲まれ「ここは軍事管理区だ。撮影は禁止されている」、「お前らは国家機密を撮影しに来たのか。スパイか」などと言われたという。 南京市の不動産管理部門によると、南京徳基房地産公司は開発地区は富裕層を対象に、同地区の別荘販売を始めたという。そして、この会社は必要な許可を得ていないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101227-00000052-scn-cn


 === 抗日の将軍もゴルフ開発には勝てない ===

抗日将軍は強し、されど「不動産開発」はなお強し=中国

 「抗日将軍」として知られる、馮占海氏は1931年の満州事変(中国での呼称は9.18事変)を受け、ハルビン(哈爾浜)や吉林省で抵抗運動を続けた。 馮氏の遺言により、墓は吉林省吉林市北側の山の上の墓地に設けられた。最近になり、不動産業者が「ゴルフ場開発」のため、墓地を含む一帯の使用権を購入。同氏墓の墓標が倒されるなどした、墓標には馮氏の名とともに「抗日将軍」などの文字が刻まれていた。 吉林市当局は実情を調査し、墓の修復を指示。今後はさらに格式が高い墓として再建し、「愛国主義教育の基地」を建設する方針だ。

  ・・・ 最終的には、愛国教育がイチバン強かったと言うことか ・・・

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1012&f=national_1012_035.shtml

北京市 交通状態のための政策発表

2010年12月28日 02時37分16秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
北京市は交通渋滞緩和のための政策を発表した。その一つが、2011年の新車登録台数を24万台に制限。 これは大変なことです。 すでに、この規制を察知して駆け込み需要が急増中ですが、最近の北京の渋滞はものすごい。すでに大渋滞になっているのだから、これから新車登録を制限しても焼け石に水。市内集中を止めて通州などに分散の計画もあるようで、市内から遠く離れた場所でのマンション価格も値上がっているとか。

数ヶ月前、交通渋滞の話をある中国人としたら、その中国人から、北京では毎年、島根県の人口匹敵するだけの新車登録と人口増加があると言われた。
日本の自治体との比較は分かりやすかったけど・・・ ウーーン、車もヒトも多すぎ

島根県の人口:約72万人 (2009年統計調査)

北京の旅行者数の変化

2010年12月28日 02時19分54秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
10月度の旅行者数の変化です。

アメリカからの旅行者が絶好調です。
何なんでしょう、この米中間の蜜月ぶりは??!!
米中間でのビジネスが活発化しているということ!!??
市場としての中国は大きい、ダメな政治体制の日本の隙を付いて美国が中国にアタックしているのか?? 冬は例年、アメリカからの旅行客は減少しているのだが、この先数ヶ月のデータが非常に興味がある。

このデータは、下記ブログでUPされたデータを基に集計しました。
http://blog.livedoor.jp/diaoyutai/



厦門・三亜・シンセンの旅 Part6 (最終回)

2010年12月27日 23時45分39秒 | 旅行(中国)
三亜は熱帯なので、今まで見たことの無い花も咲いていた。
真っ赤な花で休憩したホテルのガーデンに咲いていた。
近くのプールでは泳いでいる人たちも・・・
そして海南島の海岸は整備されていて綺麗です。
有名な海岸はプライベートビーチなので、宿泊客以外は入れないようになっています。




こんなプールサイドの木陰で椰子のジュースを飲んだ。 冷えていて美味しかった!!


1個40~50元くらいだった記憶が。 物価はメチャ高い。


ビーチでは結婚の写真を写しているカップルが遠くに見えた。 しばらくすると、そのカップルの花嫁が消えた??!! あれっ、どこに行った???
よ~く見ると、花嫁は砂浜に寝転がったポーズをとっていた。 こんなポーズで写真を撮るのか!! カメラマンの注文に、カップルは白いドレスを着て寝転がっていた。




こんな黄色の弩派手なリムジンも見ました。


なんていろいろな事があった海南島からシンセンに移動した。
フライト時間は1時間強。 北京よりはるか南ではあるが、暑いということはなく涼しい。
シンセンの高速道路で赤と白の車を見ました。
これ、BYDの電動自動車のタクシーで、シンセンで100台走っているとか。


シンセンの空港で見たかったものがあった。 眼鏡無しの3D TVだ。
そのTVはすぐに見つかった。 なるほど眼鏡無しで立体画像が見える。 写真で見るように人間の目の残像を利用した技術なので、カメラで撮ると立体部分はごらんのようになる・・・


3泊4日の厦門・三亜・シンセンの旅は忙しかった・・・

厦門・三亜・シンセンの旅 Part5

2010年12月27日 00時42分32秒 | 旅行(中国)
三亜では鹿回頭公園に出かけた。
地元に伝わる伝説によると、昔、五指山(*)にいた勇敢な黎族の若者が弓矢を手にして鹿を追いかけ追いつめた。矢を射ろうとした時、逃げ場を失った鹿は振り返り美しい黎族の乙女に変身した。二人は結婚をし、村を作ったという。  メデタシメデタシ!!
結婚相手の男を捜しに鹿に姿を変えたのだそうです。
そんな伝説があるので山頂には鹿が振り返った像がありました。

(*): 五指山(標高1,867m)で海南島最高峰
   五指山市は海南島の県級市。 URLを探したら、こんなのが見つかった。
   http://big5.huaxia.com/qtzmd/ybhn/00256110.html
   どんな山だか行ってみたくなったなぁ

鹿回頭公園の入り口
ここからカートに乗って山頂まで行きました


公園にはブーゲンビリアの花が咲いていました。
ブーゲンビリアは正確には花びらがなく、花びらに見えるのは包。
包から小さな花のようなものが突起しているのは、花の萼(がく)。




鹿の愛の伝説からでしょうか、こんな記載のハート型の石もありました


愛の公園だからでしょうか? 木の上の猿のカップルがオスとメスの営みを堂々としていました。 残念、早漏の猿さんだったので、その写真はタイミングを逸して写せなかった。 これは、ピロートーク中の猿のカップルとでもいったショットでしょうか・・・



三亜の風景 ちょっと函館に似ているかも
夜景は綺麗なんだそうですが、マンションは投機で購入??
実際に住んでいる人は少ないそうで、メチャ高い!!


右手の奥の方は、三亜の市内中心部
手前の高層マンション、1平米7万元とか・・・ ヒェーー高い!!! (中国は内装無しの値段です)
金持ちじゃないと住めないけど、中国は富裕層はたくさんいるからなぁ


公園の山の頂上にある鹿回頭(鹿が振り返る)の像




26日の北京

2010年12月26日 23時10分59秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
時々日本のTVを見ると、雨の景色が映るけど、そういえば北京ではしばらく雨を体験していないかな?? 2ヶ月くらい雨って降っていないんじゃない??
と、言うことで今日も快晴の北京でした。

昨夜、CCTVの夜景写真を写したがCCTV別館の様子が気になったので昼間に出かけてみた。
ありゃ、補修工事で外壁はがしちゃったのね!!
CCTV本館とCCTV別館が土台で繋がっているから立て直すことが出来ない(と、言う噂)があり、本当かどうか分からんけど、ともかくCCTV別館は鉄骨むき出し状態でした。
火事の影響で鉄骨は大丈夫だったのかなぁ??
上層階の様子を見ると、床もはがしてしまって、骨組みだけの状態になっている。

外装は剥がされて、巨大なX型の骨組みがあったのですね。 ねじれ防止かな?




街にはロバの荷車が停車していて、果物を売っていました


年末最後のテニスの練習。 今年の打ち納めです。

北京のクリスマス風景

2010年12月26日 03時45分53秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
ここ数年、街の木々へのイルミネーションが綺麗にディスプレィされるようになった。そんな訳で、クリスマスの日の北京の街を散策してきた。 夜景写真は、最高気温でも零下なので手袋していても寒かった・・・

双井橋付近の巨大サンタさんやクリスマスツリー




ツリーの飾りは楽器をモチーフにしています


サイタ前の木々のディスプレィ


東三環路の農展橋のクリスマスの飾り
(何組かの中国人カップルが写真とっていました)




双子座大厦の前のクリスマスツリー
(白と青に変化して綺麗です)





CCTVの建物も部屋の電気を付けてディスプレィしています







クリスマスイブは・・・

2010年12月25日 03時01分40秒 | 北京雑感 (北京の話題何でも)
24日はクリスマスイブ、しかも金曜日なので街の交通は大渋滞が予想されていた。そんなクリスマスイブの5時過ぎに、職場を訪ねてきた一人の男性。
あれっ、帰任して日本で仕事しているはずの某氏では?
で、今日はどうしたの? と聞くと、出張で北京に来た、飯食おうとのお誘い。
そんなわけで、クリスマスイブは男性二人で飯を食うことになった。 で、今日出かけたのは大望路から南に10分ほど歩いた麺の店。

麺酷という名、日本語解釈すると“クール麺!!”ってかんじか?
店はなかなかおしゃれ。 そして色々な麺がある。 いくつかの麺を頼んだ。 その1つは麺が長くて一本で繋がっているという緑色した麺。
麺を伸ばして湯に入れるところを見たが、なかなか壮観。
その後、2次会は36階へ出かけた。クリスマスイブなので、抽選会をやっており、サントリーの“響”が当たった。 (1等賞です!!)
36階では、マイナーな曲を歌いあい、相手が知っていたら負け!!と言う勝負を実施。
男二人のクリスマスイブでした。

麺酷の店、 なかなかおしゃれな感じです。 服務員も美人だった。


まず、麺を伸ばしています。 大蛇みたい


麺を鍋に投げ入れる準備 目測を計って!!


手元で麺を細くして鍋に投入




クリスマスイブの抽選会で当たった“響”



厦門・三亜・シンセンの旅 Part4

2010年12月24日 01時43分48秒 | 旅行(中国)
海南島に着いたのは夜。 夜空はオリオン座が見えていた。 気温は暖かく北京の厳冬が嘘のよう。 中国は広いなぁ・・・
12月18日の朝、7時頃に目覚めるつもりが、夜明け前に目覚めてしまった。
それなら、夜明け前の海岸に出かけなくてはと、早速着替えて部屋を出た。
ホテルから海岸はすぐ。 そして海岸は海南島で最も美しいと言われる亜龍湾。
夜明け前の海岸の景色は美しかった。 刻々と変わる景色に見とれながらも、朝日が上がる時刻には朝食でいったん、ホテルに引き返した。


夜明け前 明けの明星の金星が輝いていた


うっすらと太陽が昇る前の風景


同一場所 太陽が昇ったあと


亜龍湾の海岸






ホテルに戻ったら、サンタ姿の服務員が仕事していました


今日の忘年会料理

2010年12月24日 00時06分17秒 | 美味しかった食べ物・食の安全
今日も忘年会、会場は数年ぶりに訪れた漢威大厦の松伸。 漢威大厦に来たのは何年ぶりだろう。 5年か6年は来ていなかった。 内装は以前とは変わっていた。
中国の古株の人たちとの会話で、昔は日本料理店で美味しい店は、この松伸とか数店しかなかったよな・・・ 
とか、昼間は毎日、ここで食べたという人と会話・・・

味噌味の鍋が美味しかったです。
 ・・・・ 食べすぎた  ・・・


蟹料理

2010年12月23日 00時09分08秒 | 美味しかった食べ物・食の安全
忘年会で北京市内の某日本料理店を利用した。
まだ正式オープン前なので店は綺麗で、料理も非常に美味しかった。
そして何より感心したので、市場(お客さま層)をよく研究した店作りを行っていると感じたこと。
写真は、蟹を中心とした鍋料理の具です。
蟹もキンメも絶品でした。

厦門・三亜・シンセンの旅 Part3

2010年12月22日 00時10分05秒 | 旅行(中国)
三亜へ行ってきたとある人に話したら、軍事施設の視察ですか?と言われた。
イエイエ、そんな密命の旅では無かったです。
確かに道路沿いに軍事施設が多く、軍事の島である事を感じた。
海南島は、宇宙ロケットの基地もある。 打ち上げはなるべく低緯度の場所が有利なので、内陸部以外で海南島に宇宙ロケット基地があるのは理解できる。
また、建設予定の(公表していないが)空母の基地も海南島になるとの予想がもっぱら。

今回は行かなかったが、三亜市海上軍事博物館には空母の模型が展示され、各国の空母の数が記載され中国は「現役0、退役3、建造中1」で世界11位と展示しているそうだ。
おいおい、空母建設は公式に公表していないはずなのに、いいのかいな??
下記URLに空母の模型があるが、展示模型は何かちゃち。
しかも、艦と戦闘機の縮尺があっていない。 この形の空母を建設するノウハウは中国には無いと思うが・・・  アメリカから軍事ノウハウを盗んだのか?
しかも退役空母3隻って、ロシアから売却したミンスクやキエフのこと??
見栄と面子だけで生きる中国人根性丸出しの展示だなぁ。 この博物館を見てみたかった。

http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100701000437.html

写真は天津にある空母キエフです。 この退役空母も中国の空母としてカウントしたのかなぁ??