年末年始の時期に実家に帰ると、毎回お約束のように父親からされる質問が2つあります。
ひとつめは「あんた、くわいは好きか?」
ふたつめは「あんた、干し柿食べるか?」
で、その2つの質問に対する私の答えは同じ。
「毎年1個食べたら満足。」つまり、嫌いじゃないけど、好きでもないから積極的には食べないってことなんです。
今年のお正月も、おせちに入っているくわいを1個だけ食べ、そして今年は戴き物だという市田柿を食べ、今年度の私のノルマは達成したと思っていたところに、何やら意味ありげな表情で近づいてきた父親。「特別にこれも食わしてやるわ。」と手渡してくれたのは、柿の葉を包み紙のように使ったお菓子。
それが『御菓子処 川上屋』さんの『柿の美きんとん』。
一見したところ、しっとりとした干し柿。

でも、ヘタのあたりをよ~く見てみて下さい。

中に栗きんとんが入ってるんですよー。
しっとりと柔らかい干し柿と、和栗の味たっぷりのきんとんとの組み合わせは、シンプルながら味わい深い。日本茶と合わせて、ゆっくりいただきたい、ほっこり味のお菓子です。
『干し柿と栗きんとんを組み合わせたお菓子なんて珍しいなぁ~。』、『これ、おいしいなぁ~。』と食べていたら、「毎年、干し柿は1個しか食べへんって言うてたんは誰や?」と、意地悪っ子のような顔をして言ってくる父親に返す言葉はなかったです。年初めから父親に完敗でした。
ひとつめは「あんた、くわいは好きか?」
ふたつめは「あんた、干し柿食べるか?」
で、その2つの質問に対する私の答えは同じ。
「毎年1個食べたら満足。」つまり、嫌いじゃないけど、好きでもないから積極的には食べないってことなんです。
今年のお正月も、おせちに入っているくわいを1個だけ食べ、そして今年は戴き物だという市田柿を食べ、今年度の私のノルマは達成したと思っていたところに、何やら意味ありげな表情で近づいてきた父親。「特別にこれも食わしてやるわ。」と手渡してくれたのは、柿の葉を包み紙のように使ったお菓子。
それが『御菓子処 川上屋』さんの『柿の美きんとん』。
一見したところ、しっとりとした干し柿。

でも、ヘタのあたりをよ~く見てみて下さい。

中に栗きんとんが入ってるんですよー。
しっとりと柔らかい干し柿と、和栗の味たっぷりのきんとんとの組み合わせは、シンプルながら味わい深い。日本茶と合わせて、ゆっくりいただきたい、ほっこり味のお菓子です。
『干し柿と栗きんとんを組み合わせたお菓子なんて珍しいなぁ~。』、『これ、おいしいなぁ~。』と食べていたら、「毎年、干し柿は1個しか食べへんって言うてたんは誰や?」と、意地悪っ子のような顔をして言ってくる父親に返す言葉はなかったです。年初めから父親に完敗でした。