湧水の湧水天もりを食べました

先月のことになるけれど、深大寺に行った時に深大寺そばをランチにいただきました。水車小屋にある展示で知ったんだけど、深大寺周辺ではその昔そばが育てられていて、今も湧いているところがあるらしいけど、昔はもっと湧水ポイントがあったというバックグラウンドもあって、今でもおそばが名物なんですね。深大寺エリアだけで30店近く、おそばやさんがあるんじゃないかしら。

私はおそばには本当に疎いし、深大寺にも1～2回しか行ったことがなかったから、どこのお店のおそばが美味しいのかも知らなかったけれど、ひとつだけ名前を聞いたことがあるおそばやさんがありました。それが『湧水』さん。


こんな私ですら（何で知っているのか理由は思い出せないけど・・・）知っているお店だからか、このお店の前にだけは長い行列ができていましたよ。まだ11時過ぎとかだったし、深大寺の入り口からも少し離れた場所だったんですけどね。

お店の前はバスも通るような道路だけれど、緑のお庭に囲まれている気持ちの良いお店。


メニューは冷たいおそばだけで15種類ほど、温かいおそばも10種類ちょっと、さらに天ぷらは5種類、一品料理が20種類ほどと、結構豊富です。でも待ち時間が1時間ほどあったので、ゆっくり悩むことができました。

そしておともだちとお揃いで選んだものが、九割蕎麦を使用した『湧水天もり』です。


この時の九割蕎麦は、群馬県の深山ファームで無農薬・無化学肥料で栽培をされた、こだわりのそば粉を使用したおそばでした。


これが、おそばには詳しくない私ですが、『もしかしてもしかして、これが角が立っているっていうおそば？』と思ってしまいました。コシがあって、おそばがだれていない。シャープ感があるんです。何だか男前なおそば。おそばを打っていたのは年季の入っているおじさんではなく、たぶん30代のお兄さんだったけど、うん、凄腕です。

そして天ぷら。


なす、かぼちゃ、ししとう、大葉、三つ葉、そして海老。サクッと揚がっていて、衣が分厚くないので、案外あっさりと食べられました。やっぱり、揚げたての天ぷらはおいしいなぁ。

私たちは外のテーブルでいただいたので、そよ風も心地良かったです。濃い緑を目にしながらの食事をしていると、小旅行にでも来ているような、ちょっと日常から離れたリラックス気分にも浸れましたよ。深大寺エリア、いいなぁ～。