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シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

彼女に必要な本

2015-04-25 16:46:14 | 霊的真理の普及
自然の摂理を地上界の現実に照らして判断するのは、基準があまりにもお粗末過ぎます。地上人生は途方もなく巨大な宇宙人生のほんの短い一面に過ぎず、個々の生命は死後も永遠に生き続けるのです。
『シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A』



大切な人を孤独死で亡くしてしまった女性にシルバーバーチの本を貸して約一ヶ月後、
再びお会いする機会がありました。

彼女はシルバーバーチの本について一言

「ねえ、あなた どうしてこんなこと信じられるの?」

えっ。いきなり質問されても・・・。

「この本に書かれている内容は、人間の視点で書かれていないから。
こんな凄いこと人間では書けないと思うのですけど。」

と、お答えしましたが、私の説明が下手で、まったく理解できない様子。

「それよりもね、私この本を信じようかと思うの。
良かったらお貸しするから読んでみてね。」

彼女から手渡された本は、矢作直樹さんの『おかげさまで生きる』

「すごく偉いお医者様だから信じようかと思うの。
臨床も豊富そうだし、嘘言わないはずよ。」

矢作さんの本を全部揃えて読むつもり、とおっしゃっていました。

そっかそっかぁ。それも有りですね。いいじゃないですか。

とにかく、「人は死なない」という当たり前のことを理解することが、
一番必要なことだと思います。
3000年前に死んだ霊(シルバーバーチ)は胡散臭くて、医者なら信じれるというのなら、
それでOKです。

スタートはそこからです。
「人は永遠に生きること」がわかったら、もっと深く探求したくなるはずです。

その時は、再びシルバーバーチなどの霊的真理を手にして欲しいなあと思います。

埋め合わせ

2014-12-16 12:27:35 | 霊的真理の普及
霊の褒章がもし簡単に手にできるものであれば、それは手にするほどの価値はないことになります。成就、達成、こうしたものには犠牲がつきものです。ですが、その犠牲には必ず償いがあります。物的に失ったものは、それよりはるかに価値のあるものによって埋め合わせがあります。
『シルバーバーチの霊訓12』

あなたがた地上の人間にとって大きな問題点は、やむを得ないことかもしれませんが、人生というものを間違った視点から観ていることです。つまり、あまりにもこの世的・物質観点からのみ人生を考えていることです。人生には確かに地上的な要素がありますが、同時に霊的なものであり、永遠に続くものなのです。その永遠なるものを地上的視野だけで眺めてはいけません。それでは十分な判断はできません。神の子には、一人の例外もなく、善悪ともに”埋め合わせ”の原理が働くのですが、地上生活のみで判断しようとすると全ての要素を考慮することができなくなります。
『シルバーバーチの霊訓1』

よくご覧になれば大抵おわかりになると思いますが、身体上の欠陥をもって生まれた人は、魂のなかに埋め合わせの原理をもちあわせているものです。五体満足の人よりも他人への思いやり、寛容心、やさしさをその性格のなかに秘めています。因果律の働きから逃れられるものは何一つありません。
『シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A』



これは人間が作り出した文言ではないなあ、見方が卓越しているなあ、
と感心するのがシルバーバーチが述べる「埋め合わせの法則」です。

物質的なものを失ったら、物質的なもので補おうとするのが人間です。
「禍福は糾える縄の如し」という ことわざもありますし、人は人生の浮き沈みに一喜一憂します。

しかし、シルバーバーチは、
良いことと悪いことを、物質面や喜怒哀楽の心情などで図ろうとはしません。

身体上の欠陥を持って生まれた人の埋め合わせとして、霊格の高さを引き合いに出している所など
あまりにも見方が私たちと違います。衝撃すら覚えます。

結局、地上に生まれて、様々な経験をするのは、霊的に向上するためなんだと。
どう理屈をつけても、社会の洗脳の波に乗っかっても、
霊的な見方をするしか、逞しく生きてはいけない・・と思います。

摂理とは・・

2014-10-21 19:27:51 | 霊的真理の普及
「私が“摂理”という時、それは大自然の法則のことを意味し、根本的には原因と結果の法則、すなわち因果律のことです。

摂理は完璧です。ひたすら人のためを心掛けた生活を送っていれば、その人を通して大霊が働きます。

摂理は完全であり、自動的に作動します。誰一人それから逃れられる人はいません。自由意志も摂理の中に組み込まれております。その働きは一定の進化の段階まで到達すると分かるようになります。」
『シルバーバーチの霊訓12』



摂理とは、因果律です。
宇宙の法則・・・なるほど、完璧なはずですね。

人間は自由意思があるから、摂理を見失いがちです。

本来完璧なはずである摂理ですが、
人間は判断力が乏しいので摂理を理解できません。

摂理をより深い段階で理解するためには
一定の進化の段階まで到達することが必要なようです。


シルバーバーチは、ひたすら人のためを心掛けた生活を送ることが摂理に沿う生き方、
としています。

ヨガ行者は、自分のために真剣に真理を求め「解脱」することに人生を費やします。
非生産的なんですが、、意思のコントロールや自己鍛錬力が ずば抜けているからこそ
とんでもない修行ができるのでしょう。これがヨガ行者の摂理です。

ヨガ修行者が書いた本を読んでみると、一見素晴らしいようですが、
ものすごく利己的だと思います。

私はシルバーバーチが説く摂理のほうが正しいと思います。

真理普及の夢

2014-06-29 22:49:25 | 霊的真理の普及
(問い)これからホームサークルを作りたいと思っている人たちへのアドバイスをいただけますでしょうか。

嫌な思いをすることのない、本当に心の通い合える人々が同じ目的をもって一つのグループをこしらえます。そして週一回、同じ時刻に同じ部屋に集まり、一時間ばかり、あるいはもう少し長くてもよろしい、祈りから始めてそのまま瞑想に入ります。目的、動機がいちばん大切です。面白半分にやってはいけません。人のために役立たせるために霊力を開発したいという一念で忍耐強く、ねばり強く、コンスタントに会合を重ねて行くことです。
『シルバーバーチは語る』


ある勉強会のお誘いが来ました。
真理の普及のための勉強会を開いていらっしゃるグループです。

色々な方が、様々なアプローチで、地球浄化のための霊界の道具として活躍されています。

私は、そのグループと心が通じ合うほどではないので、参加は見送ろうかなあと思います。

これまで、この人こそは、と信頼を寄せた相手とでも、私の未熟さゆえに壊れていきました。
ですから、一生、一人で霊界の道具として精進していこうと決意しているのですが、それでも、もし叶うのであれば・・・

本当に心の通じ合える人と巡り会いたいです。
そして、スピリチュアリズム普及のために共に歩めたら・・・これが私の夢です。

愛の程度

2014-03-10 00:13:26 | 霊的真理の普及
「家族的情愛や恋愛が間違っていると言っているのではありません。外へ向けてのより広い愛の方が上だと言っているのです。排他性の内向的愛よりも発展性の外向的愛の方が上です。いかなる資質にも上等のものと下等のもの、明るい面と暗い面とがあるものです。
 家族的な愛は往々にして排他性を帯びます。いわゆる血のつながりによる結びつきです。それは進化の過程における動物的段階の名残りである防衛本能によって支配されていることがよくあります。が、愛の最高の表現は己れを思わず、報酬を求めず、温かさすら伴わずに、全てのものを愛することができることです。その段階に至った時は紳の働きと同じです。なぜなら自我を完全に滅却しているからです。愛は人ために尽くし、人を支え、人を慰めんと欲します。愛は慈悲、同情、親切、優しさとなって表現されます。愛はまた、滅私と犠牲の行為となって表われます。」 『シルバーバーチの霊訓1』


恋愛は本能のなせることなので、相手とうまくいかなかった時は本当に辛く長い間苦しみます。
特に女性は情が細やかなので、嫉妬や執着の苦しみは相当なものです。

排他性の内向的愛は必ず苦しみを伴います。
しかし、シルバーバーチは
「家族的情愛や恋愛が間違っていると言っているのではありません」
と言っています。

どのような人も地上に生まれたからは、下等とされている愛を経験することになるように思うのです。
これを経験しなくては、霊界の愛とはどのようなものかがわからないようになっているようです。

こうして、苦しみ悩むことも、カルマの浄化に必要な期間です。
カルマが切れた時、ふっと、心が軽くなり別の人に目を向けるなり
自分の間違いを受け入れたり、新しい視野で捉えることができるようになるのです。

すこしずつですが、霊界の愛について理解しているような感じです。

霊的成長とは

2014-01-07 13:18:36 | 霊的真理の普及
「霊性の発達は各自が抱える問題をどう処理していくかに掛かっています。物ごとがラクに順調に捗るから発達するのではありません。困難が伴うからこそ発達するのです。
・・・・・
 発生した原因は数学的・機械的正確さをもって結果を生み出します。聖職者であろうと、平凡人であろうと、その大自然の摂理に干渉することはできません。霊的成長を望む者は霊的成長を促すような生活をするほかはありません。
 その霊的成長は思いやりの心、寛容の精神、同情心、愛、無私の行為、そして仕事を立派に仕上げることを通して得られます。言いかえれば内部の神性が日常生活において発揮されてはじめて成長するのです。」
『シルバーバーチの霊訓4』


シルバーバーチは霊的成長について端的に述べています。

「思いやりの心、寛容の精神、同情心、愛、無私の行為、そして仕事を立派に仕上げること」

これらは全て普段の暮らしで伸ばせることです。


私の近所に、とても腕の良い電機技師がいました。
我が家の欠陥住宅も彼の工事のおかげで何度も救われました。
しかし、あまりに丁寧な仕事ぶりに会社や周囲からは煙たがられ、人間関係での軋轢が重なって、原因不明の病気で、遂に転職してしまいました。

今の世の中、正直者は馬鹿を見るというか、できる人ほど上手くいかないものなんでしょうか。

でも、シルバーバーチは霊的成長の方法について述べているのであって
現世での得をレクチャーしているのではありません。

私も、仕事を頑張らねば・・・・。

シルバーバーチの霊訓は、読めば読むほど、奇跡とは無縁になっていきます。

日常生活こそ修行の場です。

カルマ

2013-10-21 00:33:34 | 霊的真理の普及
「もはやこれ以上は耐えられないと思うギリギリの淵まで追い詰められ試されなければならないのです。地上のいかなる者からも救いの手は差し伸べてもらえないと思える深淵まで落ちてみなければならないのです。そこに至って初めて魂が目をさまし、霊界から届けられる豊かさと力と導きと叡智と愛とを受け入れる用意が整うのです。過酷な体験の目的は慈悲の心を芽生えさせることにあるのです。」
『シルバーバーチの霊訓11』


カルマを償う、ということは、有り難くもない、過酷な体験をすることです。
病気、貧困、苦悩、悲哀、困難・・・

私はこれまでに、何度もカルマを償ってきました。
人生の半分は泣いていたように思います。
正直なところ、これからも泣いているのではないかと思います。

しかし、それにも目的があるとシルバーバーチは述べています。

過酷な体験は慈悲の心を芽生えさせる と・・・・


病気と闘っている方々
日々悩みを抱え、疲れきっている方々。
悲しみになんとか耐え忍んでいる方々。

今の状態は、大前提として、慈悲の心を養うという目的があるのです。

私は、まだカルマを支払いきってはいません。
死ぬまでカルマを償いつづけ、そして、また新たなカルマを生み出してしまっているのでしょう。

でも、慈悲の心を養うことができるのであれば、カルマの償いも悪いことでもないように思えます。

苦しみとは

2013-07-25 18:30:19 | 霊的真理の普及
苦しみとは一体なんでしょうか。苦しみとは自分自身または他人が受けた打撃または邪悪なことが原因で精神または魂が苦痛を覚えた時の状態を言います。が、もしその人が宇宙の摂理に通じ、その摂理には神の絶対的公正が宿っていることを理解していれば、少しも苦しみは覚えません。なぜなら各人が置かれる環境はその時点において関係している人々の進化の程度が生み出す結果であると得心しているからです。進化した魂は同情、思いやり、慈悲心、哀れみを覚えますが、苦痛は覚えません。
『シルバー・バーチの霊訓6』


これを、さらりと述べたシルバーバーチは とんでもなく高級霊です。
とても、人間が考えた文言とは思えません。
バーバネルの戯言なんかではありえない・・・

今日も歩きながら、ふと過去、理不尽な言葉を吐いた人を思い出しました。
その時は随分といやな気持ちをしましたが今ではその人を哀れむ気持ちになります。
いえ、正確に言うと 
思い出した直後は「ああ。あの言葉はちょっとなあ・・」
なんです。
ですが、すぐに、
「その後離婚したりして気が立っていたんだろうな。嫌なことが多かったんだろうな~」
と同情できるようになりました。
歳をとるにつれて、人の言うことにも気にしなくなりましたし、環境も穏やかになっています。
その当時より進歩したということですね。

私たち人間は 自分たちがつくったカルマを摘み取りながら生きています。
私は カルマ=「神からの罰 & 進歩するためのノルマ」だと思っていましたが
カルマは罰ではなくて 進歩するのに必要な体験でしかないのかもしれません。
その体験も苦痛を覚えるものではない。それが摂理です。

自分の日々の生活も苦痛を感じたら、すぐに別の見方に置き換えて摂理に添うようにしたいです。