お正月、久しぶりに姉と一緒に実家に帰省したの。
仕事のこと、プライベートのこと、これからの両親のことなど、積もる話がいっぱいあって、久々に家族っていいなあ～。姉妹って人生の後半のほうが仲が良いのねってほっこりしたのもつかの間。
駅でさよならして、その後自宅でＬＩＮＥを見ると、
「大丈夫ですか？あなたがやってるのはカルトだよ。宗教の事件もあることだし、そんなことにお金を使うのはどうかと思う。頭がおかしくなったんじゃない？」
と私のミディアムの勉強に猛反対されたの。
心霊主義のウキペディアをＬＩＮＥに貼り付けて、私はこんなことに興味があるし、今のミディアムの講師は立派な人だから大丈夫、と書いても、胡散臭い宗教にハマったとしか受け取ってもらえない。ヒーリングの際に発生する僅かな寄付さえ気に入らないみたい。
姉はボス弁だから、ＬＩＮＥの文章ですら、「質問は無しです。」とか、超威圧的で、さんざん人生相談に乗ったのにそれはないわー！とショックを受けてたら、そのタイミングでコロナに罹患した。病とは、こういうタイミングで発生するものね。魂を癒さねば～。
確かにミディアムになるのには そこそこのお金が発生する。ミディアムの才能はさほどないから、なれるという保証もないけど、職業にしようとも思っていない。やりたいだけなんだ。
この歳になって 好きなことに自己投資することを許してほしい。みんな、化粧やサプリや旅行やグルメや、それぞれ自分のためにお金を使ってるやん。ってか、自分がやりたいのだからそれでいいよ。自分で責任取るから。
霊的真理を学んでいる最中は、霊的真理を信じている人たちの土壌だから、一般の「信じない人」と接触がなかっただけで、世の中には圧倒的に信じない人や、なんでもカルトだと決めつける人が山ほどいるのだ。
さて、私の感染源であろう職場はメインスタッフが５人いるんだけど、私を含めて４人が次々コロナに罹患した。クラスター発生だよ。一人は、ちょっと前にコロナになったので 今は絶対ならない。一人で職場を回してもらうしかないわ。
私にとってのコロナのイメージは、木造家屋の火事で見られるようなオレンジと黒色なんだ。燃えるようなオレンジの炎と、黒煙のような黒がのどから耳にかけて見られることが多いんだ。
私のは小さいから大丈夫。自分で消せる。
小さいころからこういうことばかり周囲に言うから、この歳になっても姉に心配されるんだろうな。
姉からのＬＩＮＥの最後は、「安心させてください」と、私が送ったコウペンちゃんのスタンプについて「かわいい」だった。
「安心は自分が自分でするもんだ」と、意味不なことを適当に打って放置した。
