うちの施設は規模は小さいのにスタッフの入れ替わりが激しい職場。しかし、そこも今日まで。最後の一日、お疲れ様 自分!!
毎月一人か二人は退職しているから、退職した(する)仲間同士の交流の場「スパイス(スパイスとスパイをかけてる)」というグループラインが存在している。パワハラ・モラハラでの心の傷を吐露して癒すのが主な目的なんだ。。
そんなわけで、彼らから、辞める時の状況はしっかり聞かされてた。
ある会員は「若いんだから欠点を直して次の職場でも頑張ってね」と言われ、
別の会員は「もうここの人じゃないんだから明日から出入り禁止ね」だった。「食べるばかりしてたよね。」とか。「絶対に(試験に)受からないから」とか。「そんなに稼げないだろうから、うちにバイトに来てもいいよ」とか。
とにかく労いの言葉は絶対に言われず、最後まで嫌味満載。最後の日が最悪の日だってみんなから教えてもらう。
なので、私は誰にも今日で辞めることを言わず、上司もフル無視した。
夕方、何度も上司の「もう帰るから~」「帰るよ~」という声がエントランスに響いても、見送ることもせず、無視。ひたすら仕事する。
私より一日前に辞めたスタッフの菓子折りを指して、○○さんはこんなお菓子くれたで~っていう声も無視。その人には「欠点直して次の職場に行って」って罵ってたやん。上司は、いつも貰ったお菓子を自分や気に入った人だけにばらまくので、菓子折りじゃなくコーヒーにした。たらふく飲んでくれ。
「スパイス」のラインに「フル無視した」って書いたら、英雄扱いされた。
地縛霊を無視する習慣が、今日ほど役立ったと思う日はない。