シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

愛の程度

2014-03-10 00:13:26 | 霊的真理の普及
「家族的情愛や恋愛が間違っていると言っているのではありません。外へ向けてのより広い愛の方が上だと言っているのです。排他性の内向的愛よりも発展性の外向的愛の方が上です。いかなる資質にも上等のものと下等のもの、明るい面と暗い面とがあるものです。
 家族的な愛は往々にして排他性を帯びます。いわゆる血のつながりによる結びつきです。それは進化の過程における動物的段階の名残りである防衛本能によって支配されていることがよくあります。が、愛の最高の表現は己れを思わず、報酬を求めず、温かさすら伴わずに、全てのものを愛することができることです。その段階に至った時は紳の働きと同じです。なぜなら自我を完全に滅却しているからです。愛は人ために尽くし、人を支え、人を慰めんと欲します。愛は慈悲、同情、親切、優しさとなって表現されます。愛はまた、滅私と犠牲の行為となって表われます。」 『シルバーバーチの霊訓1』


恋愛は本能のなせることなので、相手とうまくいかなかった時は本当に辛く長い間苦しみます。
特に女性は情が細やかなので、嫉妬や執着の苦しみは相当なものです。

排他性の内向的愛は必ず苦しみを伴います。
しかし、シルバーバーチは
「家族的情愛や恋愛が間違っていると言っているのではありません」
と言っています。

どのような人も地上に生まれたからは、下等とされている愛を経験することになるように思うのです。
これを経験しなくては、霊界の愛とはどのようなものかがわからないようになっているようです。

こうして、苦しみ悩むことも、カルマの浄化に必要な期間です。
カルマが切れた時、ふっと、心が軽くなり別の人に目を向けるなり
自分の間違いを受け入れたり、新しい視野で捉えることができるようになるのです。

すこしずつですが、霊界の愛について理解しているような感じです。

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