シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

死者は死んでないのに

2018-01-28 00:27:22 | 逝く人
地上を去って霊界へ来る人のほとんどが自分がこれからどうなるのか、自分というのはいったいどのようにできあがっているのか、霊的な実在とはどんなものなのかについて恐ろしいほど無知なのです。『シルバーバーチの霊訓(7)』

92歳の高齢男性のことなんだけど

「死にたくない」って常日ごろから口に出される方だったから、
それは何度も危篤から奇跡的な生還を遂げて。

でも、寿命を前に、ついに力尽きた感じ。
急な体調の悪化であっというまに他界しました。

で、その方の娘さんとか奥様とか、故人を忍んで色々お話下さるんだけど

「死んだらお終いよね~。人間なんて・・・」
「もう、あの人はいなくなっちゃったんだけどね。」

何度も自分に言い聞かせるように繰り返すの。
供養しながらも、供養される人は死とともに消滅したと言うし、矛盾すぎるわ。

最近、その他界した高齢男性が私にメッセージをくれました。

すでに死は受け入れたそうで、迷惑かけた人たち全員に謝りたいそう。
随分威張ってたのかしらん。
でも、そんなことは大したことじゃないそうで、
とにかく、家族に自分がいないと思われることが何よりも苦痛なんだって。
横にいるのに、目の前にいるのに・・・いつも泣かれて存在が消えたように扱われるなんて耐えられないって。

一応、ご家族さんには伝えるよ。
何度も伝え続けるけど、生前のあなたのようにご家族さんも頑迷だとおもうよ。

ほんの僅かなスペースで良いから
人は死んで消滅するのではないかも・・っていうくらいの心の隙間を空けておくべきだ。
死んだら終わりって完璧に思い込まれちゃったら、もはや死後の世界を観るまで崩すことが出来ないもの。
これは死者側からみて、非常に困る・・・・。

セクハラ トラウマ

2018-01-24 00:44:13 | お仕事
牧師 「感心できないことをしがちな強い性癖を先天的にもっている人がいるとは思われませんか。善いことをしやすい人とそうでない人がいます」

「難しい問題です。と申しますのは、各自に自由意志があるからです。誰しも善くないことをすると、内心では善くないことであることに気づいているものです。その道義心をあくまでも無視するか否かは、それまでに身につけた性格によって違ってくることです。罪というものはそれが結果に及ぼす影響の度合に応じて重くもなり軽くもなります」『シルバーバーチの霊訓(5)』


先日、他施設のヘルプ応援に行きました。

そこのフロアは高齢の女性認知症患者ばかりの中に、脳梗塞で立位困難の男性認知症患者が若干1名。
女性ばかりで身体介護は楽そうだなあ、と喜んでいたのも束の間、
その男性は強烈なさわり魔。失語症もあって意思の疎通も難しい方です。

男性は自分の重みで車椅子からずり落ちそうになったので、ベテラン女性職員が介助すると、
チャンスとばかりに間髪入れず 女性職員の肩に腕を回し、髪、お尻、胸などをベタベタ触ります。

見るに見かねて 男性の手を悪さしないようにさりげなく握って防御したら、女性職員から
「あら、別にいいのよ。この人ね、女性に囲まれてたのよずっと。今も女性ばかりだから甘えたちゃんなのよね~」
って涼しい顔で言われました。

うちの職場では、ありえません。
セクハラしようものなら防御したり、薬調整が入ります。
良かった!私は守られてます。

だけど、このことで私は自分のトラウマを直視してしまいました。

私は小学生の時、知らない老人からお尻を触られたことがあります。
中学生の時、知らない中年の男に胸を触られたことがあります。

私が性欲の強い男性が嫌いなのは、そのトラウマのせいなのでしょう。
普通の人にとっては、男がだらしないのは仕方がないわよ、くらいの感覚なのでしょうか。

この経験も私の霊的成長のためには必要です。

今の私は霊的真理を知っているから・・・・・
そういう人も許してあげられるし、哀れだなって同情してあげられます。
だって、霊性の低さ、醜さが透けて見えるもの。

いずれ、その霊性の低さゆえの償いをさせられるってわかっています。

だから、あえてそういう人たちに向き合っているのでしょうね。今。

デブ職場

2018-01-13 23:26:48 | お仕事
「たとえば猿の好物であるナッツが豊富にあれば、それが猿を怠惰にさせるということが考えられませんか」   

「そういうことも考えられますが、ではナッツがなぜ豊富にあったかという点を考えると、そこには宇宙の法則の働きを考慮しなくてはいけません。つまり人間の目には外的な要因のように見えても、霊界から見れば内的な要因が働いているのです。私の言わんとしているのはその点なのです。人間はとかく宇宙の法則を何か生命のない機械的な、融通性のないもののように想像しがちですが、実際は法則と法則との絡まり合いがあり、ある次元の法則が別の次元の法則の支配を受けることもありますし、その根源において完全にして無限なる叡智によって支配監督されているのです。法則にもまず基本の型というものがあって、それにいろいろとバリエーション(変化)が生じます。といっても、その基本の型の外に出ることは絶対に出来ません。どんなに反抗してみたところで、その法のワクはどうしようもなく、結局は順応していくほかはありません。しかし同じ型の中にあって、努力次第でそれを豊かで意義あるものにしていくことも出来るし、窮屈で味気ないものにしてしまうことも出来ます。別の言い方をすれば、その法則に調和した色彩を施すのも、あるいはみっともない色彩を塗りつけてしまうのもあなた次第ということです。いずれにせよ、最後は型に収まります『シルバーバーチの霊訓(5)』


頑張って悪い食べ物は口にしないって努力しているんだけど、どんどん太ってきて、
子供に「ママもんのすごく太ってきた。やばくない?!」って言われて落ち込む。

体重計に2度と乗らないって決めたから何キロ増加したかわかんないけど、落ち込む自分に更に落ち込む。
自分的にはよくやってるなって思ってたのに、人の評価ってほんっと低いんだ。

確かに病気になるような食べ物ばかり食べて血を汚すのは、身体に悪いからダメだと思うけど
素直にま~るくなるのも怠惰な猿みたいでやっぱり摂理違反かな。

私の職場はそれはそれは食べ物が豊富な楽しい職場。
裏を返せば 食物依存症の煩悩を100%試される訓練場所・・・・
私、なんでこんな格好悪いお題目でずっとずっと自己修養させられているんだろう。

痩せたら、また太った人や外見の醜い人を見下してしまうような意地悪な自分になるのが正直恐い。
だから太っていると安心する。
だけど、そういう価値観すら全部捨てなきゃ・・。

私の心の中にある歪んだ眼を霊界の眼に変えてほしい。

切れる老人

2018-01-03 20:59:06 | 日記
あなた自身の責任を他人の肩に背負わせる手段はありませんし、他人の責任があなたの肩に背負わされることもあり得ません。各自が各自の人生の重荷を背負わねばなりません。そうあってはじめて正直であり、道徳的であり、倫理的であり、公正であると言えます。それ以外の説はすべて卑劣であり、臆病であり、非道徳的であり、不公平です。摂理は完璧なのです。
『シルバーバーチの霊訓(6)』

キレる老人の記事
記事の抜粋
例えば、お菓子屋さんでカステラを買おうとした高齢者の方が、店員の「おひとつでよろしいでしょうか?」という言葉にひどく怒ったとします。実はこの高齢者の方は、かつては仕事でカステラをこの店で100個近く注文していたのに、いまは1個しか買わないことを寂しく思っている。それで「おひとつ」という言葉に、思わず「貧乏人だと思ったのか!」とキレてしまう。こうした高齢者の方たちの背景にまで思いを巡らす想像力が求められているのです。

最近キレる老人のことがよく話題になっているけど、私はこの手の話にはとことん冷たい。
ああ老害だね 積み上げてきた性格が悪くてお気の毒にな~っ て哀れに思っておわり!

確かに、歳をとって出来ていたことが出来なくなったとか、見捨てられる不安だとか、
社会のスピードに着いていけないとか、色々な要因が重なっているのはわかる。
でも、そんなことを言ったら犯罪者だって生活困窮者だって言い分があるだろが・・・

キレる老人の世代が増えたからって社会に寛容と理解ばかりを求めること自体おかしい。
まっ今更性格を変えるのは無理だから寛容も理解もするけど、だけど悪いのはキレる人だ。
犯罪者や弱者には厳罰とか自己責任ばかりを求めるのに・・・
社会はお金をもっている人にはとことん優しい。

「おーい」「おーい」と些細なことで四六時中叫んでいる老人がいる。
この人は社会的地位の高いお偉いさんだった人。
呼べばお手伝いさんやら奥さんやらが飛んできてくれた環境だそうだけど、
今では排泄も歩行も何もできなくて口だけ元気。

他人の物をそっと捨てたり、夜中に他入居者のドアをノックしたりの意地悪を楽しむ老人。
この人は元看護師さん。
いつも人の目を盗んでこそこそしている。

こんな人が認知症+持病というカテゴリーで括られる。

別にいいんだ。
どうせ死んだらその人に相応しい境遇が待っているから。
病気だって言い張っても通用しない世界に突入するんだから。

要はその人の霊性の問題に帰着するものだと思います。