シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

苦しみとは

2013-07-25 18:30:19 | 霊的真理の普及
苦しみとは一体なんでしょうか。苦しみとは自分自身または他人が受けた打撃または邪悪なことが原因で精神または魂が苦痛を覚えた時の状態を言います。が、もしその人が宇宙の摂理に通じ、その摂理には神の絶対的公正が宿っていることを理解していれば、少しも苦しみは覚えません。なぜなら各人が置かれる環境はその時点において関係している人々の進化の程度が生み出す結果であると得心しているからです。進化した魂は同情、思いやり、慈悲心、哀れみを覚えますが、苦痛は覚えません。
『シルバー・バーチの霊訓6』


これを、さらりと述べたシルバーバーチは とんでもなく高級霊です。
とても、人間が考えた文言とは思えません。
バーバネルの戯言なんかではありえない・・・

今日も歩きながら、ふと過去、理不尽な言葉を吐いた人を思い出しました。
その時は随分といやな気持ちをしましたが今ではその人を哀れむ気持ちになります。
いえ、正確に言うと 
思い出した直後は「ああ。あの言葉はちょっとなあ・・」
なんです。
ですが、すぐに、
「その後離婚したりして気が立っていたんだろうな。嫌なことが多かったんだろうな~」
と同情できるようになりました。
歳をとるにつれて、人の言うことにも気にしなくなりましたし、環境も穏やかになっています。
その当時より進歩したということですね。

私たち人間は 自分たちがつくったカルマを摘み取りながら生きています。
私は カルマ=「神からの罰 & 進歩するためのノルマ」だと思っていましたが
カルマは罰ではなくて 進歩するのに必要な体験でしかないのかもしれません。
その体験も苦痛を覚えるものではない。それが摂理です。

自分の日々の生活も苦痛を感じたら、すぐに別の見方に置き換えて摂理に添うようにしたいです。
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