シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

愛は人魚姫

2015-10-19 08:55:45 | 霊的真理の普及
最高の徳は愛他的です。愛すべきだから愛する、愛こそ神の摂理を成就することであることを知るが故に愛する、これです。
・・真の愛は大小優劣の判断を求めません。愛するということ以外に表現の方法がないから愛するまでです。宇宙の大霊は無限なる愛であり、自己のために何も求めません。向上進化の梯子を登って行けば、己のために何も求めず、何も要求せず、何も欲しがらぬ高級霊の世界に辿り着きます。ただ施すのみの世界です。
『シルバーバーチの霊訓1』


人魚姫のあらすじ<ウィキペディア>

何一つ報われくて、泡となって消えてしまう人魚姫。
そう・・報われない思いは、片思いです。

地上で「恋愛」と言われているものは、お互いに見返りを求めあう自己中心的な愛なので、ハッピーエンドや結婚という形になっても、死後の霊界では泡となって消えてしまいます。

人魚姫の片思いは、引き裂かれるような「利他愛」です。
地上では海の泡となって消えてしまいましたが、天国で海の精としての役目を与えられます。

アンデルセンは「愛」の本質をとても深く理解していたように思います。

依存症を克服するために

2015-10-14 21:59:38 | 摂食障害
【質問】神とは何でしょうか?
神とはこういうものですと、ひとまとめにしてお見せすることはできません。無限なる存在だからです。いかなる言語も概念も説明図も有限です。小なるものが大なるものを包含することはできません。ただ、宇宙をご覧になれば私のいう大霊がいかなるものかが、いくらかはおわかりになるでしょう。あくまでも自然法則によって規制され、千変万化の現象のすみずみに至るまで配剤が行き届いています。極微の世界から荘厳をきわめた極大の世界に至るまで、生を営み運動し呼吸するもの、要するに宇宙に存在するものすべてが、大自然の法則によってコントロールされています。
『シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A』


アルコール依存とか、ギャンブル依存とか、薬物依存とか、ありとあらゆる依存症は決して特別な病気じゃないです。

そもそも「依存」というのは、生命の本質。

良い依存なら、仕事中毒とか、拝金主義とか、良妻賢母・・・、まあ社会的評価も良く、本人も依存症と気づかず威張って生きていけるから、羨ましい反面、霊的な成長も鈍く、ちょっぴり気の毒な人ともいえます。

一方、「依存症」で苦しむ人こそ、社会的には気の毒な人なんですが、神を認めることに最も近い人。

なぜなら「依存症」は、自分を放棄すること、神に全てを委ねること以外に治る道はありませんから(底付き体験)

つまり、アルコールなどの困った依存を、「神」という宇宙の最も純粋な依存の対象に置き換える以外、回復方法はないってことです。

あ、「他の対象物に依存する」も有りだけど、依存症タイプの人って一つの対象物に全力依存するから、いたちごっこです。

私は摂食障害という「依存症」を、AA 12のステップに沿って一つ一つ実行しながら、自助グループの助けを借りてゆっくり治していきました。
回復に5年間もかかったよ・・・

「神」を受け入れる土台は、このステップで築かれた、といっても過言ではありません。

「依存症」は、神からの大きなプレゼントです!

AA(無名のアルコール依存症者たち)

AA 12のステップ
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1.私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。
2.自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。
3.私たちの意志と生き方を、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。
4.恐れずに、徹底して、自分自身の棚卸しを行ない、それを表に作った。
5.神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。
6.こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った。
7.私たちの短所を取り除いて下さいと、謙虚に神に求めた。
8.私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。
9.その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。
10.自分自身の棚卸しを続け、間違ったときは直ちにそれを認めた。
11.祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。
12.これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め、このメッセージをアルコホーリクに伝え、そして私たちのすべてのことにこの原理を実行しようと努力した。

三度の飯より不思議話が好きな人向け

2015-10-12 19:27:15 | 憑依
自分でも確信が持てないような過去の不思議な話を一つ【ヨタ話程度】

霊能者の子孫という方とお会いする機会がありまして、その方が
「憑依は(自身の霊性の向上進化の努力で)粗方取れたのだけど、まだ少し残っている。」
と言うのです。
色々お話を伺っていると、その方にとりついた憑依霊の声が私の頭に響いてきて、強烈なメッセージが立て続けに降りてきます。

「修行の邪魔するな。」
「われらは(ご先祖さまの)命令を受けて仕えている。」
「シルバーバーチを与えたのは、単に霊能者として大成させるため。これ以上介入するな。」

その方が、霊の影響か、頭が痛いと言い出しまして、こりゃ困ったなああっと。

同時に急に気温が寒くなり、晴天だった天気が一気に吹雪に変わりました。
2月の終わりですから、まあ、そんなものかもしれませんが、
「一緒にいたい。一緒にいたい。」
霊の波動に同調するかのような、猛吹雪。

霊に素性を問うと「我ら眷属」と答えます。

先祖の霊能者が末代まで仕えるように呪詛でもしたかなぁ。
なんか動物の犬のような忠誠心溢れる眷属。
男気あってナイスだが、とても憐れに思えて諭していきます。
「もう御先祖さまもいないことだし、お役目は終わっている。霊本来の仕事に戻らないといけない。」

ちゃんと納得してくれたので、高級霊の助けを借りようと
「今から高級霊の方が連れて行ってくれます・・・・」
と念じても、光はくるけど、なんか、直感でこれは違うと感じるのです。

そのうち、「道がない。道がない。誰も連れて行ってくれない。」
と、眷属の泣きそうな声が。

「あれぇ。ごめんよ~。」

暫く考えて、ひょっとしたらと
「高級自然霊(そんなのある?)の皆さん。お願いですから。お仲間が困っています。本来の道に連れて帰って下さい。」
と祈ると、映像で、サーっと眩い光に眷属が包まれて消えてゆきました。

すると、天気がぱっと晴れて、眩いばかりの光が私たちにも降り注ぎ、その方も元気になりました。

夕方、1人で電車に乗ってたら、頭に
「ありがとう」
という美しい声が響き、とても綺麗なチューリップの花の映像をプレゼントされました。

あの体験は、なんだったんでしょうか。

低級霊に担がれただけかもしれませんが・・・疑問すぎて、謎い。

先を行く者が後れている者を引き上げる

2015-10-02 15:44:47 | 霊的真理の普及
先んずる者もあれば後れを取る者もあります。先を行っている者が後れている者の手を取って引き上げてやり、後れている者が先を行きすぎている者にとって適当な抑制措置となったりしています。そうやって絶え間なく完成へ向けての努力が為されているわけです。
『シルバーバーチの霊訓3』

われわれは大いなる神の計画の中に組み込まれていること、一人ひとりが何らかの存在価値をもち、小さすぎて用の無い者というのは一人もいないこと、忘れ去られたりすることは決してないことを忘れないようにしましょう。そういうことは断じてありません。宇宙の大霊の大事業に誰しも何らかの貢献ができるのです。霊的知識の普及において、苦しみと悲しみの荷を軽くしてあげることにおいて、病を癒してあげることにおいて、同情の手を差しのべることにおいて、寛容心と包容力において、われわれのすべてが何らかの役に立つことができるのです。
『シルバーバーチの霊訓7』


最近、つくづく思うこと。

ほんの少し先に経験して得られたことを、同じ経験で苦しんでいる人に伝えることが、一番為になるんだなあって。
苦しみの経験は、人間の器を大きくするだけじゃなくて、その経験を周囲に伝えることで、さらに自分の進化向上に寄与します。

一粒で2度美味しい、っていうグリコのアーモンドキャラメルのように、霊性進化の醍醐味が2度以上味わえるなんて。

あまりにも両者の間が開いていたら、経験したことを語っても小難しすぎて理解してもらえないかも。
ほんの少し先っていうのがポイントですね。

人は、必ず誰かのために役に立つようにできている。

大霊の人類に対する大きな愛を感じます。