シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

収集癖

2016-01-29 22:10:13 | お仕事
私に言わせればそれは至って簡単なことであり、なぜ地上の人間がそれを難しく考えるのか理解に苦しみます。あなたも他のすべての人間と同様に、為すべき何らかの仕事があってこの物質界に誕生してこられたのです。『シルバーバーチの霊訓7』

100歳手前の認知症患者さんなんですが、タンスの中にはおむつ(使用済みも有り)、トイレットペーパー、ゴミ箱で拾った紙、おしぼりなど、汚い紙類でいっぱいです。
職員が、毎日片付けていたのですが、それでもすぐに集めてしまうので、タンスの中に新しいトイレットペーパーを満杯にしておくことで、紙に対する執着は無くなりました。

が・・・・
今度は、食器や箸、スプーンを隠しだしました。
食事が終わって食器を下げる時にチェックして、返してもらいます。

100歳くらいのお年寄りは物がなくて苦労した世代ですから、認知症の症状として、以前に枯渇、困窮したものが症状となって出てくるのでしょう。
癖は直らないでしょうから、汚い紙より食器のほうがマシなのでこのまま放置しておきます。

今の私たちが、歳をとって認知症になった時、一体どのような症状があらわれてくるのでしょうか。

いつもニコニコして「ありがとう」って言えるお年寄りになりたいものですね。


P.S
ひろみさま♪
私もお菓子やめたりして、微妙に頑張っていますo(^▽^)o
励みになります。ありがとうございました。

喪失の悲しみ

2016-01-26 11:58:57 | 日記
あなたの(霊の世界を見る)目がさえぎられているのが残念でなりません。(霊の声を聞く)耳が塞がれているのが残念でなりません。その肉体の壁を超えてご覧になれないのが残念でなりません。あなたが生きておられる世界が影であり実在でないことを知っていただけないのが残念でなりません。あなたの背後にあって絶え間なくあなたのために働いている霊の力をご覧にいれられないのが残念でなりません。数多くの霊、あなたのご存知の方もいれば人類愛から手を差しのべている見ず知らずの人もいますが、あなたの身のまわりに存在していることが分かっていただけたらどんなにか慰められるでしょう。地上は影の世界です。実在ではないのです。
『シルバーバーチの霊訓5』



仕事の同僚が涙を流しながら仕事をしていたので、訳を訊いてみたところ、
大切な友人が事故に巻き込まれて即死したことを、辛そうに語ってくれました。

その方は4トントラックのドライバーで運転技術が極めて優秀だったそうですが、たまたま仕事休みで自家用の軽自動車を運転している時に、下手な車に追突されて軽自動車が大炎上。あっという間の出来事だったと。 
身内に思春期の息子さんがいらっしゃって、あまりのショックに親戚の家に身を寄せているとのことです。
そうだよね。自分の親が一瞬で焼死したなんて、そんなこと耐えられるはずない。

息子さんや、ご家族、同僚の深い悲しみを想うと、私も自然に涙が流れました。

死後の世界の実在を知れば、死の受け入れかたも変わってくるけど、死別は、霊の実在を知っている人でも動揺するし、愛する人との離別は、どんな状況でも寂しい。
ましてや、知らない人にとっては、耐えられないほどの悲しみと喪失感を味わうのだから・・・やりきれません。

死は、霊界で生きるための移行にすぎないんだって、知ってほしいなあ、と思います。
喪失感は残っても、悲しみは軽減されるはずだから・・・・。

いのちより大切なものがある

2016-01-22 17:33:37 | 日記
大霊の摂理はあくまでも魂の進化を大前提として機能します。地上的な尺度ではなく永遠の叡智を尺度として因果律が働くわけです。
『シルバーバーチは語る』


認知症で入居している方の部屋に飾ってある、額縁の絵に添えられた言葉

いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった。
いのちより大切なものがあると知った日、 生きているのが嬉しかった。



掃除機かけながら思わず涙が・・

私がずっと苦しかったのは、自分の「いのち」が、思ったより格好悪くて、不備だらけだったから。
一番大切な一回きりの「いのち」なのに、こんな貧乏くじは嫌だって。

どうして、いのちより大切なものが、自分の中にあるのに気がつかなかったのでしょう。

自分も大霊の一部を付与された霊であり、肉体を捨てた後も永遠に生きる存在

この世に生きる私のスペックは今でも気に入ってはいないけど、魂としての自分は大好きです。

魂のほうが大切なのだから、「いのち」の私などどうでもいいか。

感謝の気持ち

2016-01-19 12:04:44 | 祈り
いったん霊性を悟れば、その時から神からの遺産として宿されている神性の種子が芽を出して生長を開始します。その時こそ全大宇宙を経綸する無限の創造力のささやかな一翼を担うことになります。
こうして霊力の道具として役立つだけの資格を身につけるまでは、それなりのトレーニングが要ります。それは大変なことです。なんとなれば、その結果としてある種の鍛錬、ある種の確信を身につけねばならず、それは苦難の体験以外には方法がないからです。霊力の道具として歩む道は厳しいものです。決して楽ではありません。容易に得られた霊能では仕事に耐え切れないでしょう。魂の最奥・最高の可能性までさせられる深刻な体験に耐えるだけの霊性を試されて初めて許されることです。そうして身につけたものこそ本物であり、それこそ霊の武器と言えます。
その試練に耐え切れないようでは自分以外の魂を導く資格はありません。
『シルバーバーチの霊訓1』


最近山で瞑想すると、自分でもおかしいほど、大霊と霊界への感謝の気持ちしか湧いてきません。

「霊的真理を悟らせてくれるまで、この世にいさせてくれてありがとう・・・」

もし私が自分を苦にして自殺していたら、地上で生きている本当の意味をわからないまま終わっていたし・・・

もし私が憑依で転落死していたら、そのまま訳わからず地縛って彷徨っているし・・・

もし私が占い師として大成していたら、苦しみから逃げることばかりのイジけた魂を作り続けていたし・・・

ちょっと前まで早くお迎え来ないかなあって、指折り数えて待っていたのですが、今は、それよりも死ぬ直前まで人のお役に立ちたいなあ。

もし、私の寿命が思いのほか長くて体が不自由になっても、パソコンで霊的真理を発信できるし、祈ることもできるし、寄付することもできる。
最悪、世話してもらうことで、他人の善行を引き出したり、自分のカルマを消化することもできる。

ここまで、私の命を支えてくれた全てに、私の魂、総力上げての大感謝。

私でもこうだから・・・
全ての人は 自己の魂の真の目的を知るまで、死んじゃ駄目です。

ポット洗浄中

2016-01-15 12:06:30 | お仕事
霊性が開発され進歩するにつれて自動的に他人に対して寛大になり憐みを覚えるようになります。これは、悪や残忍さや不正に対して寛大であれという意味ではありません。 相手は自分より知らないのだという認識から生まれる一種の“我慢”です。人間は往々にして自分のしていることの意味が分からずに、まったくの無知から行為に出ていることがあるものです。そこがあなたの我慢のしどころです。『シルバーバーチの霊訓12』

夜勤専門の看護師さん。
母体の大病院からの派遣なんだけど、これが、なんともいやはや、トンデモな人なんです。

敬語は全く使えない。
少しでも注意すると逆上して切れる。
プライドが高く、自分はすぐ准看だからと、介護士を馬鹿にする。
仕事は中途半端や間違いが多いのに、自分のやり方をかえないのでトラブル続出。
融通がきかず、突発的な出来事に対処できない。

昨日なんか、その看護師さん、電気ポットに洗浄剤(ポット洗浄中)を入れっぱなしで、退社。
入居者さんたちが、あわや飲んでしまうところでした。
他にも、詰替洗剤に、違う種類の洗剤を入れて、蓋をとると強烈な臭いを放ってたり。

とにかく、コード出しっぱなしでも、おむつ放置でも、何もできていなくても、諦めるしかない・・という心境に、職員一同達しました。
看護師が退社したあとの同僚同士の愚痴はすごいけど・・・

なんでだろうな。こういう人が存在する理由。

たぶんこの看護師は、変わらない。
古巣の病院に比べて、やり方が悪いっ、介護士は頭悪いっ、て思っているもの。

そういえば、認知症の入居者さんで、さんざん私を馬鹿にするけど、この人も変わらないし。
脳の病気だもの。自分が一番えらい、という妄想の中で生きている人。
(でも、私とは仲が良いのよ^^)

どうして、世の中には全く変わらない人がいるのだろう・・・。
霊性進化するために人は生きているのに・・・。

これが私の修行なのかな。
変わらない人を鏡にして、自分を変えて、我慢すること。
ああ、ここの職場、最適ですね。

クレプトマニア(窃盗症)

2016-01-12 13:44:00 | 摂食障害
過ぎ去ったことは忘れることです。すでに後ろのものとなりました。前にあるものが大切です。言うまでもなく、今あなたが味わっている結果を生み出した原因は過去にあります。しかし同時にあなたは、これから結果を生み出す原因を今作りつつあるのです。良いタネを蒔くように努力なさることです。月並みなことを申すようですが、やはり真実です。『シルバーバーチの霊訓11』
賞も罰も自分でこしらえているのです。自分で自分を罰し、自分で自分に褒賞を与えているのです。それがいわゆる因果律、タネまきと刈り取りの原理です。『シルバーバーチの霊訓12』


衝動で万引繰り返す病気「クレプトマニア」 患者の多くは女性 奈良で治療支援団体発足の記事より
以下、記事抜粋 
(クレプトマニアの)患者には女性が多いといい、摂食障害(過食症、拒食症)など、他の病気と併発する傾向が高い。同院でも、摂食障害での入院患者の約半数に万引した経験があったが、盗品の価格はほとんど数千円以内だったという。
 経済的な理由や、所持する目的さえないのに盗みを繰り返す特徴がある窃盗症は、精神的ショックや生活上の変化などが引き金となり発症するケースが多いという。・・・・
 窃盗症などの依存症の治療には、批判はしない“言いっぱなし”が原則のミーティングが有効とされる。


世の中の人は、窃盗癖は質の悪い犯罪者だ、と思いますよね。
確かにその通りなのですが、でも、これも心の病なんです。

自分が嫌いで自分に罰を与え、どこまでも自分を貶めたいのです。
人は皆、神様の子なのに・・・自分はダメな存在だと卑下してしまう。

この、「自分に罰を与える」という苦しさが、霊界で罪を償う時の苦しさなのでしょう。
経験した人でないとわからないほど、想像以上に苦しいものです。

霊界では、孤独という闇の中で、罪を償うのでしょうが、
幸いこの地上には仲間がいます。
自助グループで仲間の話を聞くことで、自分イジメから抜け出すことができます。

こうしてみると霊界で罪を償うほうが、はるかに重く、辛いことなのかもしれません。
(とはいえ、賞罰は公平なのが摂理なんですけどね・・。)

自治会問題は根が深い

2016-01-08 19:41:08 | 日記
「私は俗世からのがれて宗教的行者になれとは申しません。地上生活で滅多に表現されることのない内部の霊的自我を開発する為の生き方を説いているのです。それがより一層、人の為人類の為という欲求と決意を強化することになります。」
『シルバーバーチの霊訓5』


今日、地域の餅つき大会用のもち米を6キロ洗米しました。
これも、自治会役員の担当です。

これまで夏祭りとか運動会とか、臨時総会とか、その他にも地域や集会所の清掃とか、訃報回覧とか、なんとか つつが無く終わって、後は時期役員決めだけ。

しかし、この時期役員の選出がねえ、気が重い。

私は、「滅多にない人のお役に立てるチャンス」と捉えているから一年の任期くらい平気だけど、みなさん嫌々なのがよく分かるから。

次期役員当番の予定の方に挨拶に行ったら
「役員は忙してもう無理だから退会しようかな。」って。
その方は、シングルマザーさんで一生懸命お仕事されているから仕方ないですよね。

自治会やめても、ゴミ出しはできるし、役所の広報誌も配られるし。
仮に災害があったとしても、自治会に関係なく困った人には手を差し伸べるだろうし。
絶対困らない!

一昔前なら、この地域も自治会にほぼ全員加入されていたそうです。
別に霊性が高い人ばかりが奉仕していたわけじゃなくて、人の目が気になるとか、負担も少ないとか、それなりにメリットも多かったから、維持できていたのだと思います。
自治会の役員同士で仲違いしたり、すったもんだも随分あったとか・・


今や、毎月の定例会合では
「どうやって自治会員を増やすか」ばかり議論しています。 

もはや崩壊加速中。

人間の霊性がもっと上がれば、もっと良い互助システムが出来上がると思うのですけどね、今は過渡期でしょうか。

お守り

2016-01-05 20:25:35 | 霊的真理の普及
地上の誰一人として、何かの手違いのためにその人が克服できないほどの障害に遭遇するようなことは絶対にありません。
むしろ私は、その障害物はその人の性格と霊の発達と成長にとって必要だからこそ与えられているのですと申し上げたいのです。苦しいからといって地上生活にさよならをしても、その苦しみが消えるわけではありません。それは有り得ないことです。またそれは摂理に反することです。地上であろうと霊界であろうと、神の公正から逃れることはできません。なぜならば、公正は絶対不変であり、その裁定はそれぞれの魂の成長度に合わせて行われるからです。
『シルバーバーチの霊訓9』


一つ一つ注意深く読んでいくと、自分の人生が、霊の発達と成長のためにあるということがわかってきます。

シルバーバーチが、克服できないほどの障害に遭遇することはないっていうのだから、まだ克服できないことがあったり、これからも色々な障害が起きるかもですが、なんとかなるはず。

霊的真理を知ってしまうと、特に神様にすがることもなくなってしまったので、大掃除を機に、神棚を処分しました。
神棚がなくても、むしろない方が「全ての人に奉仕できますように」とストレートに祈れますから。

ただし、神主だった私の叔父が作成したお守りだけは、エネルギーがダイレクトに伝わりすぎて。
これだけは捨てれない・・・今更ながら叔父ちゃんありがとう。

今年は初詣もおみくじも、何もしませんでした。

家に籠ってゴロゴロして、山に行って山に行って、本を読むお正月。

私には、神社仏閣にも行かないし未来にも全く興味ないという友人がおりますが、彼女にやっと追いついたかんじです。

ど演歌

2016-01-01 23:58:10 | お仕事
私はあなた方の言語、あなた方の習性、あなた方の慣習を永い年月をかけて勉強しました。それは私たちの世界ではごく当たり前の生活原理である“協調”の一貫です。言わば互譲精神を実践したまでです。つまりあなた方の世界を援助したいと望む以上はそれなりの手段を講じなくてはならない、その手段の中には人間にとって最高の努力を要求するものがある一方、私たちにとって嫌悪感を禁じ得ないほどの、神の子としてぎりぎりの最低線まで下がらなくはならないこともあります。『シルバーバーチの霊訓3』

シルバーバーチは、えらいですね。

嫌悪感を禁じ得ないほどの、神の子としてぎりぎりの最低線まで下がらなくはならないこともあります。だなんて・・・

協調って、妥協の産物。
嫌悪感ほどではないにしても、私の妥協はズバリ「演歌」です。

職場は認知症がかなり進んだお年寄りしかいないもので、つけっぱなしのテレビはいつも演歌歌手のDVD。

一日中、氷川きよしサンとか、北島さぶチャンとか、聴かされているわけで、食傷気味。

そのせいか、正月の「芸能人格付けチェック」という番組で、
毎年恒例の「弦楽器の音色を聴き当てる二択クイズ」を初めて間違えた!!

いつの間にやら総額30億円のストラドと80万円の楽器すら聴き分けられない耳になってしまい・・・ショックです。

そういや、最近クラシック聴いてないや・・・

毎日飽きもせず、認知症のお年寄りらが、DVDの演歌を一緒に口ずさみ、曲が終わるたびに拍手するの。
演歌って、お年寄りに、ものすごくエネルギーを与えてくれる。
ですから、私もノリノリで一緒に歌うようにしています。

私なりの、ささやかな協調の一貫です。