シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

インフルエンザ

2014-12-31 16:23:31 | 介護関連
世間がどう言おうと、まわりの人が何と言おうと、自分で正しいと思うことをしなさい。その方が都合がよいとか得策だからではなく、心の奥でかくあるべきと確信したこと、良心がそう命じていることを実行すればよいのです。いたって簡単なのです。
『シルバーバーチの霊訓12』


まず、子供が「頭痛~い。」と言い出しまして、家族中が寝込みました。
病院で検査したら全員インフルエンザ。

私も、「熱がないけど風邪で体がだるいので交代してほしい」と、会社に言いましたが、

「熱がないならマスクをして仕事の続行を・・・。」

と取り合ってくれません。仕方ないので気合で出勤。

訪問介護のケアを何件か終えて帰宅途中、
同僚からも「病院の検査でインフルエンザが判明した」と、メールがきました。

えっ!まさか自分も?・・・。

インフルエンザを、もしお年寄りにうつしてしまったら・・・。
そう思うと居ても立ってもいられません。

会社に「家族の中にインフルがいるので・・」とちゃんと説明して、交代してもらったら良かったと後悔しきりです。

「インフル」という言葉を会社に言わなかった訳は、
会社があれだけ推奨しているにもかかわらず、予防接種をしていないことに対しての後ろめたさがあったからです。
私は時間給ですので、稼ぎが少なくなることも頭をよぎりました。

結局、私も帰宅後急激に体調が悪化。
家族全員、同時インフルエンザで、看護する人もなく 大変な3日間でした。

熱でうなされながら考えるのは利用者さんのことばかり。
摂理は曲げられないし、もう結果は変わらないけど、祈って祈って祈り倒しました。

回復後、会社に電話してみると
幸いにも、インフルエンザは誰にもうつっていませんでした。

今回のことで、
*仕事は正しくしよう!
*利用者さんのことを第一に考えよう!
*自分の良心に逆らったことは絶対にしない!
と、猛反省しました。

年の瀬ですね。
良いお年を~


悪性腫瘍だなんて・・

2014-12-22 11:17:33 | 病気の話
あらゆる種類のガンが治せるという意味での特殊な治療法はありません。全部が同じ原因から発生しているわけではないからです。身体的なものに由来するものもあれば精神的なものもあり、また霊的なものもあります。その全てを同じ方法で治すことはできません。私たち霊界の者が地上の問題にかかわるにはそれなりの制約があることを理解して下さい。人間から頼まれて " ああ、その問題ですか。じゃあ、こうしなさい" といった調子で受け合うわけには参りません。地上の人間は地上の人間なりの努力をして解決していかねばなりません。ただし人生観が誤っていたり、動物に苦痛を与える実験をしたり、要するに援助を受けるべき資格のない状態でいくら努力をしても、治療法は見つかりません。
『シルバーバーチの霊訓1』


昨日電車で、近所のお祖母さんと、隣り合わせの席になりました。

「○ちゃんお元気ですか?」と、挨拶がてらお聞きすると、
大病院に入院していると、涙ながらにおっしゃりました。

脳に悪性腫瘍が出来て、一旦手術したものの、
全部取ることができず、残った腫瘍が再び肥大してきたそうです。
手術が不可能なので、もうじき放射線治療に切り替えるとのこと。

まだ16歳です。あまりにもかわいそうで・・涙が止まりませんでした。

「お見舞い来てくれると孫も喜ぶわ~」と、お別れ時におっしゃっていましたので、
早速、○ちゃんと同じ学校だったお家の方々に電話して、事情を話してみましたが、
「うちとは友達じゃなかったし・・」
「すごい事件があってねえ、みんなあそこの家を避けてるよ・・」
と、剣もほろろ。

私の親しい友人さえこうですから、本当にすごい事件があって
皆、付き合いをやめたのでしょう。

彼女には親がいません。
巨大な新興宗教に染まっているお祖母さんが、女手一つで育てていました。
小学生からトラブルメーカー。「お金ない」が口癖。
中学は不登校ぎみで高校は行かず。
さらに病魔だなんて。

○ちゃんも大霊の子供だから、学ぶためにこの世に生まれてきたのだから、
きっと何かを成就させるための、大きな目的があるんだと思います。
願わくば病気を通して、大きく霊的生長しますように・・・

う~ん。ケアって難しい・・・

2014-12-20 15:01:54 | 介護関連
人のために役立つことをする、これが他のすべてのことに優先しなくてはなりません。大切なのは“自分”ではなく“他人”です。魂の奥底から他人のために良いことをしてあげたいという願望を抱いている人は、襲いくる困難がいかに大きく酷しいものであっても、必ずや救いの手が差しのべられます。道は必ず開けます。              
『シルバーバーチの新たなる啓示』


ぜんそくの利用者さんの介護は慣れるに従って、何とかこなせるようになったのですが
パーキンソン病の利用者さんの介護には 心底苦労しています。

最初の1~2回は先輩ヘルパーに同行して、ノウハウを覚えるのですが
既に4回も同行させていただいています。
それでも、無理無理状態。

声が出ないので、わずかな口の動きで言いたいことを理解しなければなりません。
表情があまりなく、歩行も移乗も介添えが必要です。
やっと言いたいことを聞き取れた時は、大抵、私のケアに対する文句です。トホホ・・・

本当に不慣れですみませんって、
もう、申し訳なく思って帰りに涙が出ます。

真理普及の種を蒔こう!と、この職を選んだのは良かったのですが、
死後の世界を穏やかに語れたのは僅かな利用者さんだけ。

今は、仕事を通して社会の厳しさを学んでいる感じです。
ほんっと心が折れそう・・・・。

こういう時って、シルバーバーチの言葉が骨身に沁みます。

この後、もう一件、お仕事がんばってきます。

埋め合わせ

2014-12-16 12:27:35 | 霊的真理の普及
霊の褒章がもし簡単に手にできるものであれば、それは手にするほどの価値はないことになります。成就、達成、こうしたものには犠牲がつきものです。ですが、その犠牲には必ず償いがあります。物的に失ったものは、それよりはるかに価値のあるものによって埋め合わせがあります。
『シルバーバーチの霊訓12』

あなたがた地上の人間にとって大きな問題点は、やむを得ないことかもしれませんが、人生というものを間違った視点から観ていることです。つまり、あまりにもこの世的・物質観点からのみ人生を考えていることです。人生には確かに地上的な要素がありますが、同時に霊的なものであり、永遠に続くものなのです。その永遠なるものを地上的視野だけで眺めてはいけません。それでは十分な判断はできません。神の子には、一人の例外もなく、善悪ともに”埋め合わせ”の原理が働くのですが、地上生活のみで判断しようとすると全ての要素を考慮することができなくなります。
『シルバーバーチの霊訓1』

よくご覧になれば大抵おわかりになると思いますが、身体上の欠陥をもって生まれた人は、魂のなかに埋め合わせの原理をもちあわせているものです。五体満足の人よりも他人への思いやり、寛容心、やさしさをその性格のなかに秘めています。因果律の働きから逃れられるものは何一つありません。
『シルバーバーチのスピリチュアルな生き方Q&A』



これは人間が作り出した文言ではないなあ、見方が卓越しているなあ、
と感心するのがシルバーバーチが述べる「埋め合わせの法則」です。

物質的なものを失ったら、物質的なもので補おうとするのが人間です。
「禍福は糾える縄の如し」という ことわざもありますし、人は人生の浮き沈みに一喜一憂します。

しかし、シルバーバーチは、
良いことと悪いことを、物質面や喜怒哀楽の心情などで図ろうとはしません。

身体上の欠陥を持って生まれた人の埋め合わせとして、霊格の高さを引き合いに出している所など
あまりにも見方が私たちと違います。衝撃すら覚えます。

結局、地上に生まれて、様々な経験をするのは、霊的に向上するためなんだと。
どう理屈をつけても、社会の洗脳の波に乗っかっても、
霊的な見方をするしか、逞しく生きてはいけない・・と思います。