シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

死が恐怖な人へ・・読んでほしい本<シルバーバーチに最敬礼>

2015-03-30 11:42:10 | 読んだ本
近藤千雄著シルバーバーチに最敬礼

シルバーバーチの裏話かと思いきや、
様々なスピリチュアリズムの膨大な資料から
スピリチュアリズムが本物だ、と納得させる内容を抜粋して、一冊にまとめた本でした。
とても素晴らしかったです。

特にこの本の第3部の

資料(2) フレデリック・マイヤース著「死の真相」―『永遠の大道』より
資料(3) ジョン・レナード著「「死」の現象とその過程」―『スピリチュアリズムの真髄』より

死ぬのが恐いなあ、痛そうだなあ・・・
老いが嫌だなあ・・・と思っている人(自分含む)への福音になると思います。

特にレナードの資料(3)P77~P84は、リアリティあります。
霊能者が霊視した生々しい死の実況中継が、蝶やザリガニの脱皮現象を彷彿とさせてしまいます。

シルバーコードが細くなって、魂と肉体の分離が進むと同時に
大量のエネルギー移動が起こり、抜け出た魂が使う新しい身体(霊体)現れるんですって。

死に際にどれだけ肉体があがいても、意思の疎通ができない状態でも、
実際は見た目とは真逆で 苦痛がなく穏やかに死を迎えるそうです。
肉体と霊体の共同作業が、痛ましい死のあがきとなって見えるだけだそうです。

私の身近に、ご主人が末期癌と診断されてひどく動揺している方がいらっしゃるのですが
この本のお陰で、自信を持って死の寸前について語れます。
「生から死に移行する段階が通常痛みを伴うことないのは、信仰ではなく事実です!」ってね。

今ひとつシルバーバーチの述べる「死の実相」を信じきれていない人におすすめです。
しかし、近藤千雄さんはすごい仕事を成し遂げた人だと・・。
コメント (1)

人間にとって動物は物言わぬ仲間

2015-03-23 11:06:51 | 動物関連
申し上げるまでもないことと思いますが、地上に共存する動物にも人間と同じように”奪うべからざる権利”というものがあります。
進化の法則は地上の全生命を包括していること、一つとしてその働きの外にはみ出ることは有り得ないこと、形態はいかにさまざまであっても、すべてが一丸となって前進するものであること、すべての残酷な行為は、それが人間どうしであっても動物への仕打ちであっても、結局は生命の世界全体の進化を遅らせることになる―こうしたこともすべてあなたはすでにご存知と思います。この大切な分野において少しでも進展があれば、それは大きな勝利であると見なすべきです。私と同様あなたも、人類の進化が動物の世界全体と密接につながっていることをよくご存知です。献身と忠誠をもって人間に仕えている動物たち、また人間の進化によってその進化が促進されるようにと地上に生をうける動物たちに対する責任を人間が無視しあるいは忘れるようなことがあると、それは人間みずからの進化をも遅らせることになるのです。
『シルバーバーチの霊訓8』

シルバーバーチはさらに、かのイタリヤの大聖人アッシジの聖フランチェスコもその場に来ていると述べてから――
「驚いたでしょ? この人はすべてのものに愛を抱いている方です。今も、物言わぬ生きものたちの救済のために、霊界で活躍しておられます。動物は、進化の途上における人間の仲間として地上へ送られているのです。それが今しばしば虐待され、苦役(くえき)に駆り立てられ、そして、人類にとって何の益にもならない知識を得るための実験に使用されております」
『シルバーバーチの霊訓 霊的新時代の到来』




今夏、野良猫の避妊去勢活動を行いますが
本音を言うと、人間の仲間である動物を人間の勝手で手術して良いのか、と悩んでいます。
何度も何度も心が揺らぎます。
そんな私に、このニュースが飛び込んできました。

<高校教諭が子猫を生き埋め>

男性教諭は今月6日午前、学校敷地内で、野良猫が産み落としたとみられる子猫5匹を見つけた。放課後、担任を務めるクラスの男子生徒3人に目的を告げぬまま、スコップを用意させたり、敷地の一角に穴を掘ったりさせた。その後、教諭は1人で5匹を埋めた。1匹は生死不明、4匹は生きた状態だったという。
・・・
教諭に事情を聞いた。「親猫がいないので放置すれば死ぬと思った。対処の仕方がわからず、猫は市役所に引き取ってもらえないと思っていた」と話し、反省の意を示したという。


・・だそうです。

私、この教諭の気持ち、ちょっとわかります。

住宅地でも猫を外飼いしているお宅の周囲は猫よけのバリケードで武装している家ばかり。
今の日本、外でウロウロしている猫は許しません、なんです。

かと言って、市は何も対応しないから、子猫を運悪く見つけてしまったら
山裏へ捨てるか、捕獲して処分場に持っていくか・・・・
昔、川底にダンボールごと捨てられた子猫を見たことあります。
あれは、酷い・・・

この教諭が、猫を譲渡するボランティア団体の存在を知っていたら、
と、残念です。

やっぱり、市はドイツのようにティアハイムを作ったほうがいいよ・・・
捨て猫、捨て犬の受け皿は公共がちゃんと整えておく、これしかないように思う・・

動物は物言わぬ仲間です。

仲間だから虐待したり、殺しちゃいけない。
食べるなんてもってのほか。
動物実験なんてありえない。

シルバーバーチによると、
アッシジの聖フランチェスコが先頭に立って、霊界で動物たちのために戦っているそうです。

私も物言わぬ仲間のために戦えたら、と思います。

おにいちゃん猫

2015-03-19 14:58:42 | 動物関連
我が家に猫が4日間限定で来ました。

「おにいちゃん」と呼ばれている、7歳のオス猫ちゃんです。

犬を「おとうさん」とか、猫を「おにいちゃん」とか、今の流行りなのかしら。

猫の飼い主さんが引越し疲れの胃潰瘍で、はるばるヨーロッパから手伝いに来た娘さんは喘息で、今 猫を世話する人がいないらしいです。
「ケージに入れて、近くの畑にでも置いておこうかしら・・」
なんて言うものですから、
「それは何だから・・うちが預かりますよ。」と気軽に引き受けたのです。

この猫ちゃんは大人しい・・・。
ずっと猫砂の上でジッとしています。
時々、可愛らしい鳴き声がします。
なのに、夜中は猫砂をひっくり返したり、ドタバタドタバタしています。

家族は「おにいちゃん」に大喜び!
子供が猫アレルギーで、長くは飼えないのですが、たまにはいいですね~。

ほんと癒されます。

震災トラウマからの癒し

2015-03-11 11:32:43 | 日記
力強く前進なさい。最善を尽くすことです。それ以上のものは人間に求められていません。しくじった時は立ち直ればよろしい。しくじるということは立ち直れることを意味します。皆さんは不完全な世の中の不完全な存在である以上、かならず失敗を犯します。完全へ向けて巡礼の旅は永遠に続くのです。これまでに啓示された真理に感謝しなくてはいけません。
『シルバーバーチの霊訓11』


今日は東日本大震災が起こった日ですね。

あの日の映像を見ていると、阪神大震災とオーバーラップして
胸が締め付けられる思いがします。

私は阪神大震災の被災者ですが、本来、若いころ被災したので立ち直りも早かったはずです。

しかし私は、誰にも言えないトラウマを抱えてしまいました。
それは、人を見殺しにしたからです。

地震後、怖くて、すぐ外に出たのですが
近くの長屋が倒壊していて、そこの年老いた住人から
「おばあ(妻)がまだ埋まっている。」
と助けを請われました。

自分ではどうしようもないので、消防署に急いたのですが、すでに助けを呼ぶ人だかりの列。
皆 阿鼻叫喚状態。
向こうの商店街は火事で目の前のアパートも塀も倒壊してて、正に地獄絵のようでした。

で、そこまでは覚えているのですが、その後の記憶が本当に全くないのです。

ひょっとしたら、老人に「今に助けがくるから」と、適当にごまかしたのかもしれない。
そのまま、無視して別ルートから逃げたのかもしれない。

しばらく実家に避難して、戻って来た時には、その長屋は更地になっていて
牛乳瓶に野の花を挿していました。

私が助けを呼ばなかったから・・・・。
その人とは他人だからって、誠意を持って対応しなかったから。

私はそのおばあさんを見殺しにした・・・

そのことを誰にも言えず、ずっと抱えたままでしたが
何十年もたって、お酒を飲んだ時に、つい人に喋ってしまいました。

その人は、黙って聞いてくれて、自衛隊の話をしてくださいました。
「災害時、全員は助けられないから、救助要請を受けても番地までは聞かない。」

お酒の席だから、適当にしか覚えていませんが、そんな話だったです。

ああ、私も仕方なかったんだ・・・・間違った行いなら霊界で精算しよう。
その人に話せたことで、私はやっと震災から開放されました。

人に話ができるようになるまで・・・仕方なかったんだ・・・
そう言えるまでには本当に長い時間がかかると思います。

しかし、神様は癒されるための長い時間を用意して下さっています。
話を聞いて下さる方もきっと身近にいらっしゃるでしょう。

被災者の皆様、どうか、ゆっくりと時間をかけて癒されて下さい。
そう、祈ります。

ボランティアについて

2015-03-03 12:48:01 | ボランティア
人のためになることであれば、どんなことでもよろしい。転んだ人の手を取ってあげることでも、勇気づけの言葉をかけてあげることでもよろしい。霊的なものに係わることでなくてもよいのです。物的なことであっても、それが相手の人にとって意義のあることであり、あなたもそれを嫌々ながらではなく気持ちよくしてあげるのであれば、それは立派に神の道具としての役目を果たしたことになります。
『シルバーバーチの霊訓12』



病院のボランティアさんとか、猫団体のボランティアさんとか、
学校のボランティアさんとか、山のボランティアさんとか、
色々な人に出会ってきたけど・・・


謙虚な方に出会ったことがありません。
むしろ、この人社会的に大丈夫?と人間性に疑問を感じる人ばかり・・・。
自己顕示欲が強く独善的で、他人への理解や共感に欠ける人ばかり。

ボランティア ≠ 尊敬できる人

結局、ボランティア活動って、ただの趣味なんですよね。

趣味だから、暇とお金を存分に注げるんだと思います。

私、やっと猫ボランティア団体が苦手な理由が分かりました。
趣味のサークルに素人が首を突っ込んだのだから、合わないはずです。


もう、私財を投じて全身全霊を傾けているボランティアさんたちを
神の領域だと崇めるのは辞めにしようと思います。

シルバーバーチも
「人のためになることであれば、どんなことでもよろしい。」
と言っています。

お仕事をされている方は、お仕事で・・・
ボランティアされている人は、ボランティアで・・・
何も出来ないという方は、今生きているという存在そのもので・・・。

どんなことでも良いから人のために役立って下さい。

私もゴミ拾いと、地域猫活動は続けます。
こんなの、大したことないです。仕事の合間の呑気な趣味だから・・・。
鉄道ファンと変わりないです。