<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

上海の観光地 田子坊 1

2011-12-18 | 旅行
本日は日曜日なので、上海の観光地紹介。

上海といえば、豫園、新天地、森ビルといったところが定番だが、最近注目を集めているのが田子坊。
この田子坊、新天地からもタクシーで10分足らずと好立地。
いきなり出現したのは、5、6年前といったところかと。。。

新天地は欧米風の町並みを再現しているが、その面積は大きくなく、何度もいくと飽きてしまう感が強い。
対して、田子坊は古い小区をまるごと再開発したもので、狭い路地に所狭しと小さな店が軒を連ねる様子は、中国広しと言えどもなかなか同様の町並みを探すことは難しいだろう。
筆者も、日本からのお客さんにアテンドすることが多いが、評判がいいのはやはり当地だ。

それでは、画像も交えながら、紹介していきたい。

入口は撮り忘れたが、中の様子はこんな感じ。





まだまだこの中で生活を続けている人も多いようで・・・





歩いていると、洗濯物が干してあったり、炊事仕事をしていたりといった姿を見受けることもしばしば。

こうした狭い路地に飲食店や雑貨店、美術品店など、ざっと数えても200とか300といった数の店が集積している。





いやあ、ホントに楽しいですよ。
いつ行っても、新鮮な発見があります。

なかには日本食のレストランなども。



次回は、この田子坊でお薦めの店などを紹介したいと思います。

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仕事を見つめ直すときのお薦め書籍

2011-12-16 | 日記
今回は、ひさしぶりにお薦め書籍編。

筆者、このブログでも書いているとおり、中国国内出張や一時帰国などで長時間の移動もしばしば。
ま、爆睡していることのほうが多いんですが。。。

ただ、こういった場面、やはり中国語よりも日本語の本のほうが読みやすいワケで。
中国語の本は、睡眠導入効果は抜群です!(もっとマジメに勉強せねば・・・)

そんなこんなで、一時帰国した際に空港の売店などで書籍を購入して帰ることが多いんですね。
今回は、今年に入って読んだ書籍の一部をピックアップして紹介したい。

まずは、ユニクロ柳井社長の「一勝九敗」。



もともと平成15年11月に刊行されたものの文庫版なので、ネタ的には古いわけですが、書いてある内容はいま読んでも非常に価値があるもの。
逆に、過去の時点で書いていた内容とその後の状況をリアルに比較できるというメリットもありますし。
この本、タイトルにあるとおり、「仕事なんて10回トライして1回成功すればいいくらいで、逆に失敗から学ぶことのほうが大きい。要は、失敗から何を学び、その後どう行動するかだ!」といった内容。
これだけの成功を収めている人物の言葉だけに、大変な重みがあります。

また、筆者にとって最も共感できたのは、「企業や組織は既定のものに非ず」といった論調。
いまの日本社会では、就職すれば後は企業が食わせてくれるといった風潮が見受けられるが、実際、企業なんてそもそも実態のないもので、利益を上げられない企業は潰れていくだけといった表現には「納得」の一語。
自分も「これでいいのか・・・?」と考えさせられる内容が多かった。
仕事で壁にぶつかっている人にはおススメかも。

続いては、H.I.S.澤田社長の「H.I.S.机二つ、電話一本からの冒険」。



こちらも、もともとは1995年12月に刊行されたものだけに、話の中身は新しくない。
ただ、それだけに、当時からIT化に目をつけていた澤田社長の洞察力の深さ等には感嘆させられるばかりだ。
この本は、起業を目指す人達への応援メッセージも込められているが、サラリーマンにとっても「仕事に向かうモチベーションとは・・・」を再考できる著書だと考える。
率直に言うと、やはり成長している企業のリーダーは斬新で、絶えず歩みを止めないなぁ・・・と。

最後に、童門冬二の「参謀は名を秘す」。



前に紹介した二つは経営者の著書ですが、こちらはいわゆる参謀論。
ただ、ちょっと変わっているのは、着眼点。
巷で名参謀と言われる歴史上の人物に疑問を呈しつつ、本物の参謀とは何か・・・を説きつめていく。
そして、結びの部分では「成員のすべてが参謀性を持て」という言葉で締めくくっている。

上記3冊に共通しているのは、「失敗を恐れず、何事も自分の問題として捉えていく姿勢の大切さ」の訴求。
低迷が続く日本社会において、一番求められているシンプルな方法論かも知れない。

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北海道 上海事務所 開設!

2011-12-15 | 中国ビジネス
12月15日、北海道上海事務所の開設記念レセプションが花園飯店で開催された。



ご招待を受けた来賓の数は、およそ220名。
上海市側のトップは、上海市旅遊局の道局長だった。
このあたりにも、訪日観光において絶大な人気を誇る「北海道ブランド」の強さが見て取れる。

このレセプションでは、中国風?獅子舞や北海道の高校生による踊りなども披露されるとともに、独自キャラクターのDVDも放映されるなど、まさに北海道の魅力一色となった。



上海における自治体の駐在員事務所数は、まさに増加の一途。
来年1月には熊本県・市上海事務所の開設も予定されており、総数で30近くにまで達している。
まさに、今後は中国抜きでは経済が語れないという一端を見るような・・・。

では、その駐在員事務所の業務は実際のところ、どうなのか・・・?

筆者の知るところ、多くの自治体事務所の主要業務は「観光」と「物産振興」のふたつ。
今回、開設された北海道のように、両分野で一定のブランド力を有していれば話も早いが、それ以外の自治体では都市自体の知名度の低さから、一体どこから手を付けたらいいのやら・・・という状況すら見受けられる。

しかも、今年3月に発生した原発事故の影響で、両分野とも急激に中国側の需要が低下。
春から夏にかけて、開店休業状態といった事務所が続出していたようにも感じられた。
こういった突発的な事象に翻弄されるのは、日中関係事業では付き物だから、もはや達観するしかないといったところか。
ただ、それにしても、自治体の駐在員事務所の役割については考えさせられるところが多い。

冷静に考えて、「観光」と「物産振興」というのが、日本の最も強い分野と言えるのか?
地域性に差があるにせよ、日本全体で考えれば「No!」であることは明らか。
やはり、日本は「ものづくり立国」。
しかも、地方に拠点を置く中小製造業は円高や新興国の追上げなどで苦戦を強いられており、海外展開に活路を見出そうとしている地場企業は増えている。
筆者が赴任した2年前には、上海に進出した日系企業数は7,500社以上と言われていたが、今や8,500社以上まで膨張。
数字の面でも、この傾向はハッキリと裏付けられている。

したがって、これからは地域企業、特に製造業の海外展開をサポートしていくことが自治体事務所にとって最重要課題であると信じて疑わない。

折りしも中国は、経済発展の代償とも言える環境汚染に苦しんでいる。
この分野での協力、企業間の連携といった面で、自治体がいかに知恵を絞って地場企業と一緒に取り組んでいくことが出来るのか、そろそろ真剣に考えるべき時期を迎えている。

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上海の街並みもクリスマスムード!

2011-12-14 | 中国社会学
気が付けば、今日は12月14日。
あと10日でクリスマス。

とはいえ、中国ではクリスマスは日本ほど盛り上がるイベントではない。
90後といった若者たちの間では、特別なイベントとして捉えられつつあるようだが・・・。

こんな時期、用あって新天地に出向いてみると・・・



いつの間にか巨大な装飾が施されていました@@@



屋根の上の装飾なんか、中国とは思えないほどオシャレですね。

それにしても、このサンタ像、画像では分かりにくいかも知れませんが、相当デカイです。
足元から撮ってみると・・・



高さは軽く10メートルくらいありそうです@@@

出入口なんかもオシャレに装飾されてます。



道端の出店もクリスマスっぽさを演出。



でも、売ってるものは一緒ですから。しかも、かなりボッタクリ的な価格。

新天地を横切る細い道では、外国人観光客用の観光バスを発見。



オープンカー仕様なので、かなり寒そう(本日の気温:7度前後)。
それだけに、数名しか乗車していなかったような。。。

昨夜は静安寺近辺で食事をしたので、その帰り際、JCマンダリンホテルに入ってみると・・・



これまた大きなツリーがお出迎え。
ちょっとした販売コーナーもクリスマス的。



このホテル、初めて中に入りましたが、やっぱり風格がありますね。
内装もオシャレです。



エントランス前には、これ見よがしにフェラーリが2台駐車してある。





上海の金満ぶりをまざまざと見せ付けられるような思いが・・・。
もっとも、このオレンジのフェラーリは珍しいですね、初めて見ました。

その向かいには、ルイ・ヴィトンの店舗が。



今ではすっかりフツーの装飾になってしまったが、以前は外壁が巨大なルイ・ヴィトンのバッグの形をしていて、市民からの苦情を受けて当局が指導したことで現在の形に改まった。
いやはや、広告もスゴイですが、政府の力はもっとスゴイです。。。

こうやってみると、結構クリスマスっぽくなってるもんですね。
何気なく生活していると、全く気づきませんが。
日本に住んでる皆さんには、さらに分からない世界でしょうね。

上海在住の皆さん、夜は少し寒いですが、クリスマスムード探しの旅など、いかがですか?

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中国の街で見かける「××城」を検証!

2011-12-13 | 中国社会学
本日も、ニセモノ市場に続く市場関連をピックアップ。

中国で生活していると、街中で「××城」っていうのをよく見かけますよね?
「中国には城が多いなあ、でも城っぽくないケド・・・」なんてコトではない。
ってことで、筆者が知りうるところで、「××城」を検証していきたい。

まず、自宅から程近いところにある「城」がコチラ。



見にくいかと思いますが、「灯飾城」。
文字どおり、電灯や内装関連のお店が集まった商業ビル。
結構、建物が古めかしいので、そこそこ歴史があるのかも・・・。
さすがに建物内部を撮影するのは勇気が要るので、入口だけでもパチリ。



内部には100店舗以上が店を構えているようです。
うーん、さすが規模が大きい。

しかも、路地裏にも蛍光灯や電球を販売する零細事業者が軒を連ねている。



いかにも怪しい感じ。

でも、電球が切れた場合、こういったお店のお世話になるしかないワケで・・・。
筆者も何度か利用させてもらってます。
先日、台所の蛍光灯が切れたので、同型のモノを購入して取り替えたところ、約2週間でショート。。。
原因は・・・不明です。
仕方ないので、今度は違う店舗で購入。
1ヶ月以上経過しましたが、今のところ大丈夫なようです。
当たり、外れが激しすぎ???

余談になるが、中国の蛍光管、日本と比べて明らかに形状の種類が多過ぎです。
日本人からすると、何も種類の多さを競わなくてもいいのではないか・・・と。
そこに情熱を注ぐくらいなら、性能に心血を注いだほうがいいと思うのは、ワタシだけ・・・?

また、路傍には「カーテン城」の表示も発見。



コチラ、とても怪しそうで、足を踏み入れることもままならず。。。
今後の課題とさせて頂きます。

続いて、今度はスーツやコート、シャツなどを販売しているマート。
「服飾城」といったところですかね。
コチラはまたまた上海科技館駅の地下ですが、スーツのお店がズラーリと並びます。





これも100店舗以上あるでしょうね、こんなに集まって全ての店が売れるのかしらと思いつつ。。。
筆者、価格を尋ねたことはありませんが、西洋人も数多く訪れているので、品質、価格とも優れているんでしょう。
いつか利用したいと思いつつ。。。

このほかにも、「寝具城」や「自動車部品城」、「厨房用品城」など数え切れないほどのお城が満載。
上海在住の方は、週末などを利用して「城巡りの旅」などいかがかと・・・。

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