<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

【上海観光案内】絶好の夜景スポット「Hyatt on the Bund」

2012-12-12 | 上海観光案内

今日は久しぶりに現地観光情報をご提供。

上海の外灘(バンド)は、上海観光の見所のひとつ。
ほとんどの観光客が訪れるスポットと言っていいでしょうね。

そもそも、このバンドの夜景、黄浦江という川を挟んで、両岸に広がるビル郡のイルミネーションを楽しむというもの。
しかも、浦西側は往時の上海の面影を強く残す「老上海」、浦東側はこの10年で金融街として急速に発展してきた「新上海」という相反する二つの夜景が楽しめるのが最大の特徴。
特に、上海万博の時などは、毎日がお祭りじゃないか?と間違うほど、人で溢れていましたからね。。。

フツーは浦東側の広いデッキから夜景を楽しむことがほとんど。
でも、現地の人しか知らない絶景スポットって、やっぱりあるんですよ。
それをご紹介しようか・・・と。

その名も「Hyatt on the Bund」。



ハイアットグループのホテルです。
このホテル、吹き抜けも圧巻ですが、最上階のバーが素晴らしいんです。
それをレポートいたします。

まず、ホテル入口を入って、左のほうに進むと「VUE」というバーに向かうエレベーターがあります。
このエレベーターを利用して最上階へ。

バーの入口には、このような表示が。



チャージが100元。 ちなみに、1ドリンク付き。

広いスペースへと繋がる通路も、とてもオシャレ。




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このバー、2階建て構造となっていて、1階はやや落ち着いて飲むスペース。
ボックス席に関しては、別途チャージ(最低消費)が必要なようです。



私たち、貧乏なので、ボックス席を利用したことありません。。。

2階に上がると、やや薄暗い感じですが、よく言えば大人の雰囲気。
まあ、子どもが来るようなところではないんですけどね。
店内を見渡すと、欧米人の比率が結構高いことが分かります。

そして、ここに来るお客さんのほぼ100%が足を運ぶのが屋外のスペース。
中央には・・・、



なぜか、大きなジャグジーが。
夏場などは、欧米人が水着を着用して入っていたりすることも。

最も景色のいいスペースには・・・、



やはり有料のボックス席が設置してある。
最低消費のお値段、3,000元(約38,000円)だという噂も。。。


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で、ここから見える夜景はどんな感じか・・・というと、





本当に素晴らしい夜景です!
ここで写真を撮ろうとしなかった人、見たことないですから。



ここからの夜景は、東西どちらの夜景も一度に楽しめるというのが大きな特徴。
しかも、真ん中に流れる川も、キレイに映えますので。
なかなかバンド全体を眺められるスポットは、そうそう無いですからね。
展望している地点から見ると、本当に川の上に立っているようなイメージです。
そう考えると、「Hyatt on the Bund」というネーミングは、なかなかの出来だと思いますね。

ちなみに、1ドリンクは以下の中から選べます。



物価の高い上海で、この夜景=100元はお得だと思います。
上海在住の方、上海に旅行に来られる方、双方にお薦めします!

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【上海観光案内】上海から車で1時間の水郷/朱家角

2012-10-14 | 上海観光案内

ひさしぶりに、今回は上海観光の案内です。
今回は、水郷/朱家角。



水郷と言えば、上海周辺観光のメニューのひとつですね。
ほかにも周庄、西塘、同里、烏鎮などがあります。
今回ご紹介する朱家角は、上海から車で1時間弱というのが大きなポイント。
タクシーで行っても、片道180元(約2,300円)くらいなので、経済的な負担も軽いのではないか・・・と。
もっとも、手軽に水郷を楽しみたいということであれば、地下鉄で行ける「七宝」という古鎮もある。
ただ、こちらは規模が小さいので、本格的に楽しみたいという向きのニーズには応えられないかと。。。

話を戻して、朱家角のご紹介へ。

ここは、上海からの足回りがいいということもあって、年に一度は必ず日本人向けのフリーペーパーなどにも取り上げられますね。
とりわけ、2010年の上海万博時には多数の観光客が押し寄せたようです。

そもそも「水郷」というのは、水路を配した古鎮のこと。
この水路での川下りが最大の特徴ということになります。
このあたりは、追って言及することに。


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入口に当たる場所の風景は、こんな感じ。



ちょうど日本の皆さんがイメージしている「古き良き中国」のイメージではないでしょうか? 個人的にはキライじゃないです。

ここの名物は、ちまきに使う葉っぱのようなもので豚肉を包んだものや小龍包など。



味付けは濃いですが、お味のほうはなかなかのモノ。
当然ながら、上海などと比べると、桁違いに安いです。
こうした露天などが、所狭しと軒を連ねます。

もっとも、ココも休日などは、ご他聞に漏れず、観光客で賑わいます。



古鎮だけあって、道も狭いので、ちょっと数が増えただけで、結構な混乱ぶりを発揮します。 まあ、オペレーションの問題もあるんですけどね。。。

当日も舟に乗るまで30分ほど待つことに。
ようやく乗った舟の様子はこんな感じ。





6人乗りで、特別狭いという感じはないですね。
両岸にギッシリと張り付いた昔風情の家々をのんびり眺めつつ・・・





行き交う船には・・・



欧米人観光客も乗船。 意外なほど、結構多く見かけましたね。


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ちょっと広いところに出てくると・・・



また違った印象で、これもなかなか宜しいかと。。。

ただ、30分も待たされた割には10分ほどで終了と、内容的には物足りない感じ。



当日、舟の乗車券もセットになった80元(約1,000円)の周遊券のようなものを購入しましたが、使用したのは乗船と庭園の散策のみ。
これ以外は、ちょっと時間のムダになりそうなイヤな予感がしたもので。。。

もっとも、その庭園のほうは・・・というと、





世界遺産にも登録されている蘇州の庭園などと比べると、迫力不足は否めず。。。
まあ、比べるほうが悪いので、ブラブラ散歩できて健康によかったと割り切ることに。

でも、舟の乗船だけで65元(暴利だよー!)もするので、2箇所を回っただけで元はとれているんです、不思議なコトに。
いやはや、中国のインフレ、驚異的なスピードで進んでいますから。。。

帰りの道すがら、出口付近の地面を見てみると・・・



やっぱりゴミの山。。。
今年の国慶節でも、世界中で「中国人観光客のマナー」が取り上げられていましたからね。
文明生活・・・、北京五輪から提唱されて久しいですが、庶民レベルで定着するには、まだまだ時間がかかりそうです。
13億人への浸透、誰が考えても簡単なことではないですから。。。

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【上海観光案内】南京東路歩行街

2012-10-03 | 上海観光案内

前回に続き、今回も上海観光の案内です。
今回は、南京東路歩行街。



ここも、上海における主要観光地のひとつですね。
もっとも、日本人にとっては、中国の繁華街の雰囲気を感じ取るにはいいところですが、たいして買うものはないので、その点は期待しないほうがいいかと。。。
どちらかと言うと、中国人の国内旅行者にとって「行きたいスポットの上位」に位置づけられる場所でしょうね。

とはいえ、やはり上海を代表するスポットなので、NHKの番組などで上海関連の特集なんかがあると、決まって冒頭はこの画像が流れたりします。



まあ、中国の経済発展を画面で表すには、もってこいの場所ですから。。。

国慶節の関連で言うと、上海は「購物節」の真っ只中。
直訳すると「ショッピング祭り」という意味で、人民の財布のひもが緩くなるこの時期を狙って、都市ぐるみで消費を喚起しようとするあたり、いやはやさすが商売上手な中国です。

もっとも、消費者にとっても悪くない話で、どのショッピングセンターでもまとめ買いをすると割引が大きくなったりといった特典が満載。
ある意味、売るほうも買うほうも必死ですから。。。


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話を元に戻して、南京東路歩行街の様子へ。
この歩行街、出発点は上海のど真ん中「人民広場」となります。
上海の中心にある人民広場、東京で言うところの「新宿御苑」のような位置づけでしょうね。都会のオアシスといった趣き。
もっとも、この人民広場、以前は競馬場だったそうで、いまは中国全土が公営ギャンブル禁止となっているため、公園化されたとのこと。
以前のクラブハウスが美術館として活用されたりしています。

この人民広場から代表的観光地「外灘」まで繋がる道が、まさに「南京東路」ということになります。
距離にすると、2キロあまりではないか・・・と。
そのため、暑い時期や寒い時期を除けば、ブラブラ歩くにはちょうどいい距離とも言えます。

この歩行街には、旅行者のために以下のような電動汽車が用意されています。



街の真ん中を結構なスピードで走るので、結構気持ちよさそう。
筆者、乗ったことがありませんので。。。
ただ、ここ中国は人の多い国。乗りたくても乗れないことが多々あるので、そのあたりは十分注意したほうがいいと思います。


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この電動汽車、いろんな装飾が施されていますが、珍しいタイプと言えば・・・





見てのとおり、キューピー号です。
結構、可愛いですよね。なかなか評判よさそうです。

途中、色んな店があるワケですが、最近は店舗の大型化が進み、昔ながらのお店というのは減っているようです。
日系企業で言うと、ユニクロや吉野家といった店舗を見かけます。
そのほか、ハーゲンダッツなどもフツーに出店していますから。



歩行街の中心あたりには、子供関係の用品を揃えたショッピングセンターもあります。



以前、ブログ内で紹介したゲームセンターも併設してあります。

もっと詳しく紹介するつもりでしたが、あまり興味を引くものがなかったせいか、画像が思いのほか少なかったので、その点は悪しからずご了承のほど。。。

最後に、路上で珍しい車を発見したので、それをご紹介。





これ、移動する「化粧品PR車」のようです。
やっぱりやることが派手ですね。
日本式のマーケティング、中国では見直したほうがいいかも・・・。

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【上海観光案内】上海市都市計画館

2012-09-30 | 上海観光案内

ここ上海は、2012年9月30日の中秋節。
今年の暦は中秋節と国慶節が連動しており、大型連休初日となったため、各地は相当な賑わいのようだ。

そんな中、筆者も休日となっているので、ちょっと溜まっていたテーマをこなしていこうか・・・と。
今回は、新たなシリーズ「上海観光案内」。
これまでも東方明珠塔や外灘などを紹介してきましたが、観光ガイドを補足するような情報は提供してこなかったので、今後、上海を訪れる場合の参考になるような情報を発信していきたいと以前から思っていましたので。

てなことで、今回は「上海市都市計画館」。

ちょっとマイナーな感は否めませんが。。。

実は、この都市計画館、中国国内の一定程度の規模以上の都市で設置されている。
おそらく政府の方針で設置されているのだろう。
市民に都市計画の内容を周知する、また外国人を含めた人々に対して都市の尊厳をアピールする等、様々な効用が考えられますので。
そういう意味では、日本でも採用したほうがいいかも。。。

ここ上海の都市計画館は、そんな中でも最大級の規模と言っていいだろう。

まず入口を入って、目に飛び込んでくるのは・・・



金色に光り輝く主要な建築郡のジオラマ。
上海に詳しい人なら分かると思うのですが、建設中のビル(世界最高となる見込み)が既に入っているのには驚かされます。。。

その隣には、外灘界隈のジオラマがありますが、これはほんの序の口。



また、2010年上海万博のマスコット、海宝の姿も。



もっとも、使用済み的な印象が否めませんが。。。


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続いて、エスカレータで2階に上がると・・・





写真や図面で上海の発展の歴史を詳しく説明するコーナーが設置してある。
とりわけボックス型で引き出すタイプの設備は、ある意味、斬新かも。
もっとも、あんまり面白くないのがイタイところではありますが。。。

2階には企画展が開催できるスペースが用意されており、当日は写真展が開催されていた。



せっかくなので、中の様子を覗いてみると・・・





こんな感じで、やっぱり面白みという点では・・・???
中国の展示、規模は大きいのですが、工夫が足りないことが多いので。。。


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もっとも、この施設の最大のウリは「上海市のジオラマ」。
ある意味、このジオラマを見るためだけに、観光客やビジネス客が集まってくると言っても過言ではない。
その様子は・・・というと







メチャメチャ巨大です@@@
3枚の画像でも全体像を写しきれませんので。。。
しかも、画像にもあるとおり、いつの間にかライトアップされるようになっていたのには驚き。
わずか3年で、ここまで進歩するとは・・・恐るべしです。

ちなみに、このジオラマの脇には、都市計画の内容や各区の紹介などもあわせて行われているから、在住者にも勉強になる。







以上、観光スポットというには地味すぎるものの、ビジネス関係者は「中国の規模感」を把握する上で、見ておいて損はない施設と言える。
もっとも、所要時間は30分程度なので、コストパフォーマンスを優先される方は訪問先から外したほうがいいでしょうね。

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