<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

北京出張の本当の目的(スマートシティ)

2012-05-30 | 中国ビジネス

前回に引き続き、北京出張編。
今回は、本来業務のほうに話を戻そうかと・・・。

実は、筆者が北京に来た目的は、北京サービス交易会の一部として開催されている「都市スマート化技術サービス大会」に出展するため。
(勿論、これだけではありませんが・・・)

もっとも、この大会は会期が5日間と長い上、5月30、31日の2日間に関連フォーラムが開催されるため、両日が本番といった様子。
両日以外の3日間は、全く関係のないアニメーションや地域連携などのフォーラムが開催されていましたので。
筆者、他の業務の都合もあって、両日前に北京を離れることになったのは少々残念。。。

早速、会場の様子をレポートしていきたい。
まずは、入口の様子。



前述したとおり、あくまでフォーラムの付随イベントとしての色彩が濃いようで、会場自体、あまり広くはない。
会場に足を踏み入れて、すぐに目に飛び込んでくるのは・・・



国家電網のブース。
かなり広いんですが、中身は・・・ほとんどないですね。


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最も力が入っていたのは、ドイツのシーメンス。



やはり中国で大きなシェアを誇っているだけのことはあります。
ある程度メジャーなイベントには、必ずと言っていいほど顔を出しますので。
(勿論、代理店出展も含む)

日本では、NECが出展。



こちらは日本企業らしく、細かな技術を前面に打ち出している感じ。
もう少したくさんの日本企業が出展していてもよかったかな・・・と個人的には感じつつ。。。

変わったところでは、製薬が本業のBYER(バイエル)。



スマートシティという概念には色んな要素が含まれますからね。

そのほか、私たちの隣のブースでは、セグウェイの類似品が出展。



会場内を縦横無尽に走っていました(ちょっと迷惑かも)。
ちなみに、このセグウェイもどき、お値段は30万円ほどとのこと。
うーん・・・買う人、いるのかなぁ。。。
ま、上海で自動車を買うとナンバープレートだけで70万円くらい掛かるから、それよりはマシだけど、一人しか乗れないし、遠距離なんて絶対に無理だし。
フツーに考えたら、電動自転車を買いますよね。
どこから開発資金が出てるのやら・・・。


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そのほか、ドイツなどから企業誘致や産学連携機関なども出展していましたね。



筆者たちは、北九州市で展開中のスマートコミュニティ事業を紹介。





結果的に、日本からの公的機関が北九州市のみだったこともあって、主催者からも「日本代表ということで」などと言われつつ。。。
でも、今回は特別に出展料もフリー、加えて装飾も主催者負担でしたので、こちらとしては有難い限りです。

で、効果のほうは・・・と言うと、

二日間しか経っていませんが、予想以上に反応があっています。
やはり有料の来場者は、レベルが高いですからね。

ただ、スマートシティ関係だけでなく、北九州市で展開しているエコタウン事業に関心を抱く来場者も多く、予想していた以上に専門的な質問も多く、資料がどんどんなくなっていくという嬉しい悲鳴も。。。

とは言え、これが実際の仕事に繋がるか・・・はまた別問題なので。
そういう意味では、アフターフォローをしっかりやる必要がありますね。

本題の「中国でのスマートシティ展開の可能性」については、機会を見つけて詳しく持論を展開したいと思います。

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北京サービス交易会に参加!

2012-05-29 | 中国ビジネス

週末の大連出張に引続き、北京へ移動。
今回の北京出張、主な目的は初めて開催される北京サービス交易会に出展するため。
まぁ正確に言うと、同交易会の一部分を構成するイベントに参加するだけなんですけど・・・(このあたりは後ほど詳しく言及することに)。

ということで、筆者にとっての本題ではありませんが、まずは北京サービス交易会についてレポートしたい。

同交易会、冒頭にも紹介したとおり、今回が初めての開催。



「交易会」と言えば、広州交易会や華東交易会などが有名だが、北京での交易会というのは、正直言ってピンと来ない。
折りしも中国では産業構造転換の議論が盛り上がっている最中。
北京市政府としても、首都の名にかけて「サービス業」に特化した交易会の開催に漕ぎつけたものと推測できる。

こんな背景もあってか、中央政府も全面的にバックアップしている様子。
主催団体には、中央政府商務部も名を連ねているし、開幕式には温家宝首相も参加しているくらいですから。。。

ちなみに、中国でのイベント、政府要人が来場する場合には決まって入場規制が行われます。
今回も、当初の予定を大幅に変更して、来場者の入場開始は9時から11時に変更となりました。
国家権力・・・、中国ではまだまだ偉大ですね。
どっかの国とは大違い。。。

もっとも、今回のイベントは前日に関係者への連絡が行われたのでマシなほう。
重慶でのイベントでは当日朝の設営準備中に締め出されたりしていますので。。。


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余談はさておき、そろそろ本題であるレポートへ。
会場は、北京市郊外の国家会議中心。
オリンピックが開催された鳥の巣の近くですね。
最近は、この施設で大きなイベントが開催される傾向にあるような。。。

それにしても、相変わらず装飾が派手です。



噂によると、今回のイベント、結構ハイクラスなものとなっているようで、通常のイベントで見受けられるようなパンフレット集めのオバサン達は全て入口でシャットアウトされていました。
まあ、それがあるべき姿だし、そんなオバサン達が存在すること自体が異常なんですけど。。。

政府が力を入れているということで、少しだけ期待して入場してみると・・・





最初のコーナーは、地方都市のPRゾーン。



こちらも派手は装飾のオンパレード。

日本では「税金の無駄遣い」の指摘を受けるので、絶対に無理でしょうね。
繰り返しますが、中国での公権力・・・絶大です。


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気を取り直して、奥のほうに進んでいくと・・・



ようやく「サービス産業」の展示コーナーという趣きに。





しかし、やっぱり大きなブースのオンパレードなんですよね。
元来、サービス産業というのは「かゆいところに手が届く」ような性質を有していないといけないはずなんですが・・・、やはりまだまだサービスの概念が浸透していないということかも。。。

そんな中、海外コーナーも設置されていた。



聞くところによると、我が日本は参加企業数が最大とのこと。



その中身を見てみると・・・





音楽協会や幼児教育、キャラクターPRなど、これぞサービス産業という内容。
なんだかホッとします。。。

地方自治体では、三重県が出展していました。



出展内容が豊富なこともあってか、結構な賑わいでしたね。





次回は、筆者にとっての本題を取り上げることにします。
(ということで、北京出張:後半へと続く。。。)

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第一交通産業が大連でインドアゴルフを開業!

2012-05-28 | 中国ビジネス

前回に引き続き、大連編。
今回出張した目的は、北九州市に本社を置く第一交通産業(タクシー保有台数では日本一)が当地で開業するインドアゴルフ(シュミレーションゴルフ)の開業式典に参加するため。
第一交通産業さんには、いつも仕事でお世話になっていますので。。。

同社は、上海に駐在員事務所を設置しているが、中国での最初に事業展開は大連ということに。
もっとも、これには理由があるそうだ。
同社、田中社長の強い意向で同事業を検討することになったが、上海近郊にはゴルフ場がたくさんあって、気候も温暖だから、冬でもよっぽど寒い日でない限り、通常のゴルフあるいは打ちっ放しでの練習が可能。
ところが、北に位置する大連では、11月から3月にかけて屋外でのゴルフは気候的に厳しい。
折りしも中国は経済発展に伴い、ゴルフブームが興りつつある。
しかも、大連には日本人駐在員も多く、ある程度の基礎票も期待できる。
これだけ並べると、たしかに大連が最適地と言えそうですね。

ということで、今回は開業式などの様子をレポート。



施設名は、日本語で「ダイナミックゴルフ大連」。

まずは立地場所の紹介から。
このインドアゴルフ場、日系企業が多数入居している森ビルの裏にあります。
「錦華銀座」というサービスアパートメントの1~4階の一角。



ちなみに、森ビルの裏には「森ビル通り」なる通りがあります。




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そろそろ本題である開業式の様子へ。
会場は、この施設の入口付近(森ビル通りの一角)。
特設会場が設けられ、華やかな雰囲気。
お祝いの花もたくさん届けられていました。



壇上には、第一交通産業の田中社長、新井本部長をはじめ、大連市政府関係者や大連ゴルフ協会の会長さんなどが登壇。



田中社長のご挨拶、ご来賓の祝辞などに続き・・・





関係者によるテープカットで、いよいよ施設に入場。



鉄砲のようなモノから花吹雪が鮮やかに舞っていました。
日本にも導入したらいいかも。。。

と思いきや、続いて施設の入口で除幕式を行って、初めて入場できました。





なかなか演出が凝っていましたね。。。


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ここからは、ゴルフ好きな皆様による試打のオンパレード。





みんな楽しそうでしたね。
ワタシ、ゴルフはやりませんので、あくまで見学のみです。。。

施設のほうは、1階が最もポピュラーな練習場という感じ。
上層階に上がっていくに従って、個室など設備が豪華になっていきます。





最大のウリは、3Dソフトを導入したシュミレーションゴルフ。



見通しがよくて、気持ちよさそうです。
ここで練習したら、だいぶ上手くなりそうですね。

ちなみに、ソフト自体は韓国製とのこと。
日本では年中、ゴルフを楽しむことができますが、韓国は冬の寒さが厳しいですからね。
やはり需要があるところに技術は生まれるというモンです。

大連ゴルフ協会の会長さん曰く、大連には同種の練習場が十数か所あるのだが、現地系と韓国系が半々という感じで、日系は今回の施設が初とのこと。

これから暑くなるので、ゴルフシーズン到来といった感が強いが、事前の練習にはもってこいの施設。
日本代表の施設として、大いに活躍してほしいと願うばかりだ。

何はともあれ、担当したH部長、本当にご苦労様でした!!

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大連への出張(3回目)に当たって

2012-05-27 | 出張

またしても、ブログ更新が疎かになってしまった。
最近、ホントに忙しいもんで。。。(またしても言い訳)
気を取り直して、頑張ることにします!

と言いつつ、実は昨日(5月26日)から国内出張中。
1泊2日で大連、いまは既に北京に移動しております。
移動、移動、移動・・・ホント、何もしてなくても疲れます。
もっとも、今回は飛行機がほとんど遅れなかったので、それだけが救いかと。。。

浦東空港のひろ~いターミナルを歩きつつ、こんなコーナーを発見。



C-Tripのサービスコーナーです。
同社、中国在住の方ならかなりの割合でご存知だと思いますが、中国最大のネット旅行社。日本で言う楽天トラベルやじゃらんのようなものですね。



もっとも、国の規模が違うので、そのぶん成長のスピードもハンパないです。
既に日本を越えている部分も多いかと・・・。
このあたりは、いつかご紹介したいと思います。

このコーナー、なぜ注目したかというと・・・
まず、日本にはないからです。
日本の空港施設内、特にチェックインカウンターの近くには、こんなコーナー、絶対にないですよね。

次に注目した理由は、そのサービス内容
電源の提供は言うまでもなく、パソコン、果てはi-padまで用意しているから、まあ何と言うか・・・儲かっているんでしょうね。





私もユーザーのひとりとして貢献しているかと・・・。


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ついでに、恒例?の機内食チェック。
今回、3時発のフライトだったこともあって、以下のような軽食のみ。



フタの開けてみると・・・



パンとプチトマト、それにピーナッツとザーサイ。
妙な組み合わせですが、コレ、中国では一般的。
モサモサしたパンで腹ごしらえをしたところで大連空港に到着。

大連から市内まではタクシーで移動。
30分ほど乗車して、運賃は30元(約400円)。
うーん、上海の物価高を改めて実感。。。

大連に来た理由、それは次回のブログでご紹介します。


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せっかくなので、今回宿泊したホテルも紹介。
今回は、中山大酒店でした。
自分で予約したわけではないので、特別な感情もなかったのですが・・・、

いきなり30階でチェックインしろ!と指示され、筆者が泊まることになった部屋は・・・



日本人フロアなるところでした。
総数では上海が一番なのは言うまでもないところですが、人口比では大連も上海に負けず劣らずといったところかも。。。

部屋に入ってみると、昔ながらの中国のホテルといった趣き。







セーフティボックスが異常に小さいのと、まともなコーヒーが無いのが難点。
それと、いつも思うんですが、高層階で窓が開くのは危ないのではないかと・・・。




トイレにウォシュレットが完備されているのは非常に有難いのですが・・・



フタを開けると緑色に光るのは、ちょっと悪趣味かも。。。



(これはホテルのせいではないですが)

改めて「古き良き中国」を偲びつつ、次回に続くということで。。。


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上海のナンバープレート価格は青天井??

2012-05-23 | 中国社会学

先日ご紹介したように、中国はいま自動車ブーム。
上海では「車と家を持っていない男は結婚できない」とまで言われており、自動車はもはや中流階級の生活必需品という様相を呈してきた。

その一方で、あまりにも急速に増えすぎる自動車が社会問題のひとつとなっているのも事実。
特に交通渋滞の慢性化や交通事故の増加は、本当に悩ましい問題。





こうした問題への対応、日本では「道路整備を急ぐ」とか「交通安全を呼びかける」といった婉曲的な政策に頼らざるを得ないワケだが、ここ中国は共産党一党支配の国、そんなヤワな政策は展開しません。
実力行使あるのみ(というのは大げさですが・・・)。

その代表例が、上海におけるナンバープレートの競売。



コレ、日本で生活していると、ちょっと意味が分からないですよね。
日本(というか、ほぼ万国共通?)でも、自動車購入者はナンバープレートの発行を受けて初めて、その自動車を運転できることになるが、そのナンバープレートの発行自体には特に制限はない。
当たり前だが、手順に従って申請さえすれば、フツーに発行される。

ところが、中国の場合、都市によって取扱いが異なる。
驚くことに、上海ではナンバープレートは競売を通してしか発行されないのである。
つまり、政府がナンバープレートの総量を絞ることで、市内の自動車保有台数を制限しようというワケ。
うーん、なかなかイイ考えかも知れないけど、ここまで強権的なことをやってもいいものか・・・と。

ちなみに、以前、北京ではナンバープレートの奇数、偶数によって、市中心部への自動車乗入れを制限していた時期がある。
つまり、ナンバーが奇数であれば奇数の日は乗入れOKといった具合。
でも、自動車通勤をしている人達にとっては、本当に厄介な話ですよね。

このときに通勤族がとった手段は・・・というと、
ずばり一家に2台、奇数と偶数の車を準備するという手法。
なるほど・・・、「上に政策あれば、下に対策あり」というワケです。
ってな感じで、この手法は根本的な問題解決に繋がらないばかりか、かえって自動車保有台数が増加するという矛盾を引き起こした。


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そして、最近の報道をみると、そのナンバープレートの競売が異常な市況になっているらしい。。。

5月20日付の新聞報道などによると、上海市で行われたナンバープレートの競売では、平均落札価格が64,367元(前月比2,741元アップ)最低落札価格も64,000元(前月比3,000元アップ)と、いずれも過去最高を更新している。
ちなみに、平均価格は3か月連続、最低落札価格は4か月連続の高値更新で、この勢いは一向に収まる気配がない。

64,000元と言えば、日本円で80万円前後。
あのペラペラの鉄板と日本における軽自動車の新車車両価格がほぼ同じと考えると、この上海の状態がいかに異常かということが浮き彫りになってくる。
もはや庶民の手の届く範囲ではないですね。。。

もっとも、上海市民が上記の理由で自動車を買っていないか?というと、決してそういうわけではない。
ここは中国、ちゃんと抜け道も用意されているのだ。

この抜け道というのは単純。
上海市近郊で自動車登録を行い、上海市以外の江蘇省、浙江省あたりのナンバープレートを装着するというもの。
特に江蘇省あたりでは、まだ上海ほど自動車の総量規制を行うような段階にはないようで、大きな金額にはならないものの、市政府にとっても市財政にも貢献する話なので、あまり大きな問題にはしたくないというのが本音かも・・・。

そう考えると、確かに上海市ナンバー以外の蘇州ナンバーなどの車、よく見かけます。
もっとも、さすがに高級車ではその比率は低くなりますね。

一方で、こうしたナンバープレート価格の高騰が、消費者の自動車選びにも少なからぬ影響を与えている可能性がある。
高い金額を支払ってナンバーをつけるんだから、コンパクトカーなどに乗っていては割に合わない。
東京都心部で高い駐車場代を支払わざるを得ないのと同じ感覚ですね。
こういう状況であれば、必然的に中高級車への関心が高まるというもの。
まあ、自動車メーカーにとっては悪くない話かと。。。


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5月の競売では、年初来最多の9,300枚が放出されたが、入札者も24,000人強まで増加している。
しかも、上海では毎月3万台以上の自動車が販売されていると言われており、完全に供給不足の状態。
この抑制策、当分終わる気配がないことを考えると、さらに上昇すると考えるほうが妥当かも・・・。

これだけ地下鉄網が整ってきて、バスも縦横無尽に走っている上海でさえ、人間は豊かになると自動車を買い求める。
人間の物欲は果てしないですね~。

ちなみに、日本人の中には未だに「中国は自転車がもの凄く多い」と思っている人がいるようだが、いまは日本のほうが多いくらい。
二輪車の主流は、電動機付き自転車。
音もなく近づいてくるので、ほんとに危ないんですけどね。

もっとも、ここ十年くらいの期間で、自転車 → 電動機付き自転車 → 安い国産コンパクトカー → 中高級車・・・
この一連の流れのスピードたるや、ハンパなく早いです。
いやはや中国社会、このままどこに行くのやら。。。


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