息子が中学3年春の出来事を思い出したので、その話から。
もっとも、中国は9月始まりなので、2学期の始めですね。
実は、その年、筆者は帰国の予定になっていたので、中学卒業後をどうしようか・・・と。
そのまま残ると仮定すると、やはり高校は大学の附属に進学するほうがいいですからね。
息子が通っていた現地校にお世話になり過ぎるワケにもいかず。。。
で、筆者、ふと思いついたんです。
そうだ、息子は16歳。日本ではとっくに高校生の年齢だから、中国の高校にも日本人と同じタイミングで編入できるのでは・・・、と。
通常、日本人の留学生は3月に卒業後、4~6月は語学の勉強をして、9月からの新学期に備える。
これと同じように扱ってもらえれば、安心ですからね。
そこで、附属高校に問い合せて、進学の話を聞きに行くと・・・
先生:「息子さん、今の中学を卒業しないと、高校には入学できませんよ。」
筆者:「えっ、なんでですか?」
先生:「だって、中学の卒業証書がないでしょ。証書が入学時に必要なので。」
このやりとりで思い出したのが、日本人学校の担任の一言。
「卒業しておいたほうがいいと思うんですけどねぇ・・・」という言葉。
そうか・・・、そういうことだったのか。
ウチの息子、日本人学校の中学3年秋で転校、当時は現地校の中学3年だから、まさにどっちつかずで中学を卒業していない状態(涙)。
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でも、ホント不親切ですよね。。。(まあ、コッチの言い分ですけど)
常識的に考えて、こういう注意すべきことって、教えてくれてもいいと思うんです。
保護者は慣れていませんから。
結果的には、それを聞いていても、現地校への進学を諦めることはなかったので、別にいいっちゃあいいんですけど。。。
でも、そのとき、息子に
「やっぱり日本人学校、卒業しておいたほうがよかったんじゃない?」
って言われて、「イタイところ突かれたー」って思ったのを今でも思い出すんですよね。
そして、2013年春、筆者は約3年半の任期を終え、帰国の途に。
この時点で、息子は中国留学というより、中国残留となりました。
タイトルを留学(残留)としているのは、そのためです。
実際、中国時代の知り合いには「息子さん、中国残留孤児の現代版だね」なんて、からかわれましたから(爆)。
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ただ、ひとつ大変だったことも。
親が帰国となると、中国での息子の身元引受人がいなくなっちゃうんです!
なんでも、高校からは学校が引き受けてくれるらしいが、ウチの息子が通っていた学校は日本人は一人で、そういうサービスはやってない、とのことで。。。
この辺りは駐在経験がある方は分かると思うんですが、中国は異常なほど融通が利きません。
で、最終的には、中国の現地スタッフにお願いし、快く受けてもらい、問題解決。
と思ったんですが、そこは中国。
またまた色々と証明書やらの書類を提出しろ、と言われ・・・。
このとき、公証役場に初めて行きましたね、いい勉強になりました。
まあ、そんなこともありましたが、息子は無事、上海復旦大学附属中学の国際部に合格。
2013年9月から、晴れて高校生になるのでした。
次回から、高校編へ。
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実は、その年、筆者は帰国の予定になっていたので、中学卒業後をどうしようか・・・と。
そのまま残ると仮定すると、やはり高校は大学の附属に進学するほうがいいですからね。
息子が通っていた現地校にお世話になり過ぎるワケにもいかず。。。
で、筆者、ふと思いついたんです。
そうだ、息子は16歳。日本ではとっくに高校生の年齢だから、中国の高校にも日本人と同じタイミングで編入できるのでは・・・、と。
通常、日本人の留学生は3月に卒業後、4~6月は語学の勉強をして、9月からの新学期に備える。
これと同じように扱ってもらえれば、安心ですからね。
そこで、附属高校に問い合せて、進学の話を聞きに行くと・・・
先生:「息子さん、今の中学を卒業しないと、高校には入学できませんよ。」
筆者:「えっ、なんでですか?」
先生:「だって、中学の卒業証書がないでしょ。証書が入学時に必要なので。」
このやりとりで思い出したのが、日本人学校の担任の一言。
「卒業しておいたほうがいいと思うんですけどねぇ・・・」という言葉。
そうか・・・、そういうことだったのか。
ウチの息子、日本人学校の中学3年秋で転校、当時は現地校の中学3年だから、まさにどっちつかずで中学を卒業していない状態(涙)。
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でも、ホント不親切ですよね。。。(まあ、コッチの言い分ですけど)
常識的に考えて、こういう注意すべきことって、教えてくれてもいいと思うんです。
保護者は慣れていませんから。
結果的には、それを聞いていても、現地校への進学を諦めることはなかったので、別にいいっちゃあいいんですけど。。。
でも、そのとき、息子に
「やっぱり日本人学校、卒業しておいたほうがよかったんじゃない?」
って言われて、「イタイところ突かれたー」って思ったのを今でも思い出すんですよね。
そして、2013年春、筆者は約3年半の任期を終え、帰国の途に。
この時点で、息子は中国留学というより、中国残留となりました。
タイトルを留学(残留)としているのは、そのためです。
実際、中国時代の知り合いには「息子さん、中国残留孤児の現代版だね」なんて、からかわれましたから(爆)。
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ただ、ひとつ大変だったことも。
親が帰国となると、中国での息子の身元引受人がいなくなっちゃうんです!
なんでも、高校からは学校が引き受けてくれるらしいが、ウチの息子が通っていた学校は日本人は一人で、そういうサービスはやってない、とのことで。。。
この辺りは駐在経験がある方は分かると思うんですが、中国は異常なほど融通が利きません。
で、最終的には、中国の現地スタッフにお願いし、快く受けてもらい、問題解決。
と思ったんですが、そこは中国。
またまた色々と証明書やらの書類を提出しろ、と言われ・・・。
このとき、公証役場に初めて行きましたね、いい勉強になりました。
まあ、そんなこともありましたが、息子は無事、上海復旦大学附属中学の国際部に合格。
2013年9月から、晴れて高校生になるのでした。
次回から、高校編へ。
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