5/22  足利市石尊山に行ってきた。

2016-05-26 09:11:09 | Weblog

この日 天気がすこぶるよかった。
トレーニングをかねて近場の山に行くことにした。
どこにするか迷ったが、仙人ヶ岳か石尊山に行くつもりで家を出た。
結局登ったのは石尊山だった。
(楽な方を選択 www)

登山口の石尊山不動堂の駐車場にはすでに数台の車が駐めてあった。
ここも結構人気のある山なのだ。



9:40 駐車場を出発。
すぐ左手に石尊山不動堂。





立派な作りである。
当時の石尊信仰の流行のすごさを想像させる。

石尊信仰とは、大山阿夫利神社を中心とする山嶽信仰のこと。
石尊の名前の由来は山頂の岩石による。
山の頂の岩に神々が降りると信じられていたため、石尊の名がついたとされる。
農耕の神、雨乞いの神である。

石尊山は全国にあるらしいが特に関東には多いといわれる。
この近くにある行道山の頂上の山名板には石尊山見晴と書かれているくらいだ。
大小山という山もあるがここは阿夫利神社境内が駐車場になっているが石尊山の名前はない。
不思議だ ww
よく行く太田市の唐沢山も石尊山という別名をもっているらしい。
桐生市川内5丁目にも石尊山がある。ここは仁田山城址でもともとは仁田山という山であったらしい。
石尊宮が祀られるようになって石尊山とよばれるようになったようだ。
これらのことから判断すると石尊宮が祀られている山は石尊山と呼ばれているようだ。

9:50
道端に不動尊が祀ってある。
水場もあるのだが枯れている。
地元のひとがいうには、近隣に大きな太陽光発電の施設を建設中で、これが原因で枯れたらしい。
個人的には、山に太陽光発電を作るのには反対だ。
景観を完全にだめにしてしまう。




        頂上付近からみた太陽光発電施設

10:00
女人禁制の石柱 着



きれいに整備された登山道がつづく。



花は咲いていない。山ツツジももう終わってしまったのか。
夏の山になってしまったようだ。
緑がきれいだ。





もう下りてくる人たちがいる。
先ほどかいた阿夫利神社まで移動して、さらに大小山に登るらしい ^^
ゆっくり風景を楽しみながらのぼればいいのに www

赤城が見えるが霞んでいる。
その手前には地元の人たちが自慢する桐生アルプス。
吾妻山から鳴神山に繋がる山脈だ。
この間登った鳴神山は見えていないな。右側の松の木の陰になっているかな。



10:50 釈迦岩展望 



小さく写っているのが釈迦岩らしいが、どうやっていくのかな。
今度いってみようかな。

左手に桐生の町が見える。
この日館林を抜いて全国一の暑さになったのじゃないのかな w



11:00 石尊宮奥宮が見えてきた。 もう頂上はまじかだ。



天狗と河童だ ww



格子戸を開けることができたので中をのぞいてみた。
小さな祭壇があった。



8月14日 梵天祭りのビラがある。




足利市観光協会のHPによると

原始的な太陽信仰を伝える「石尊山の梵天祭り」は月遅れ盆の8月14日早朝に行われる行事です。神仏習合時代の石尊山信仰を色 濃く残し、奉納される梵天が異色の形態をとることから民俗文化財として貴重なものであり、栃木県無形民俗文化財に指定されています。当日は、ふもとの不動 堂で鶏足寺住職による護摩供養と安全祈願ののち,心身を清めた白装束の若者達の手によって午前4時、山伏のホラ貝を合図に15mもある御柱(杉丸太)と7 月末に作られた250体余りの梵天(幣束)を石尊山にかつぎ揚げ、日の出とともに山頂に打ち立て、石尊神社奥宮に奉納します。山頂でお柱が立てられ、その杉丸太を登り先端の名板・帝釈天・幣串を取り家内安全・商売繁盛を願って家に持ち帰り飾るというお祭りです。頂上では赤飯、御酒の配布も行います。


行くしかないでしょう www


すぐ近くの広場につく。
梵天台があり、そこに途中であったおじさんがたっていた。





話の様子からして詳しそうだったので、声をかけずに頂上を目指す。
おじさんはここが頂上だと勘違いして下りていったようだ。
ひとこといってあげればよかったなぁ~~~。
観光協会のHPでも「山頂でお柱が立てられ」とかいてある。
山頂と言えば山頂なのだが三角点のある頂はもうすこしいったところなのだ。
気持ちのいい尾根道がつづく。



11:30 頂上着
登山者でいっぱいだ。10人以上はいるぞ ^^







三角点は二等三角点。

団体さんの脇で昼食にする。
深高山までいくつもりであったが、往復2時間はかかる。
今日はここで終わりだ。

団体さんは下りていった。
続いて二人連れのかたがやってきた。
桐生と伊勢崎のかただった。
桐生の方は地元の山を登り続けているようだった。
多高山にものぼったらしい。気があった www
この方達もここで昼食をとり下るらしい。
さらに若者が一人やってきた。仙人ヶ岳まで行くという。
休みもとらづ先をいそいでいった。
見上げたものだ。


1:30 下山開始
尾根道の展望のよいところで行道山方向を撮影。
ここは展望スポットになっているようだった。




3:00 駐車場 着


天気に恵まれ楽しい1日だった。
ただ暑かったぞ ><











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