山登りについて(思いつくままに・・・・)

2015-07-29 12:46:03 | Weblog

chimoさんは山に登るときこれだけは守るように心がけている。
昔からソロが多いのでこれがクセになってしまった。

●100%の力はださない 
 必ず余力は残しておく。余力がなくなったと思ったら補給する(休む)
 30%位の力はつねに残っているようにする。
●休んでも回復しないときは撤退。
●絶対に食べることのない食料を1日分は持って行く。
●絶対に着替えることのない下着の着替えを持って行く。
●ツエルト(簡易テント ビバーク用)は必ず持っていく。
雨具とかヘッドライトとかは当然持って行く。どんなに低い山であってもだ。 
 
その都度用意すると言うよりはいつもザックの中にはいっているんですがネ ww

こんな事を守っていると結構荷物が多くなる。
低山なんかだと他の人に比べやけにザック大きくなる 。
みっともないがしかたがない。 

あと何年山に行けるかはわからない。
今年で終わるかもしれないしオリンピック年までやっているかもしれない。
それでもここに書いたことだけは守るだろう。

弟子もこれは守り、いずれはソロでの山行を楽しんでもらいたい。
ソロでの山行は山での「ゆるい関係」を作りやすい。
山行のアクセントを作りやすいのだ。
それがそのときの山行の記憶を楽しいものにする。

今週末は久しぶりに上高地だ。
徳本峠(とくごうとうげ)にも行きたいし、焼岳にも登りたい。ひょうたん池にもいきたいな。

どうなるかな^^



         徳本峠から望む明神・穂高






 


八ヶ岳 赤岳に向けて(6/6.7)  つづき

2015-07-26 09:46:23 | Weblog

翌朝5:00起床  晴天。 
体のコンディションは昨日よりいい。赤岳には通常なら2時間でいける。
3時間みればchimoさんでも登れるだろう。
迷ったが今回はやめることにした。
二日間で群馬から車でマルメロ道の駅、車中泊、美濃戸、行者小屋 今日赤岳に登ってまた群馬までは老体にはきつい。
ここ行者小屋 に2泊すれば楽しく登れるのがわかった。またこよう。
今日はゆっくりこのあたりを散策、ゆっくり下山のほうが楽しいだろう。 

隣のテントの弟子たちはもう準備完了のようだ。
阿弥陀岳ー赤岳 と登るという。赤岳頂上での開山祭に参加することを楽しみにしている。
朝食を済ませる。

 

am6:00 テン場の脇を抜け阿弥陀岳へと出発していった。



朝早くから小屋の前は混雑していた。
今日は八ヶ岳開山祭。
小屋オープン後初めての日曜日なのだ。



 

 

pm6:00に登山口の赤岳山荘で合流ということにした。
時間は十分にある。
テントは弟子たちが持ってくだるという。
2個のテントを掃除。結露でしめっているフライ・インナーを乾燥させる。
風で飛ばないようにしたあとテントはそのままにしてパッキング開始。
小屋前に移動してしばらく休憩。


そこに前日赤岳鉱泉手前であったソロの女性登山者がやってきた。
「元気そうでよかった。昨日一人残していったあと心配していたんです」
とおっしゃる。
そか~~~~。顔色悪かったのか。コンディション最悪だったからな~~~ ><

「赤岳登るのですか」
「いや、やめておきます。今日は下ります。」
「わたしも、迷っているんですよ。最後ちょっとキケンだし、5年ぶりだし~~~」
本当に迷っているようだ。
外見から判断する限り十分いけるでしょ w
「大丈夫ですよ。登った方がいいですよ」
というと
「もう少し考えてみます。1時間ちょっとあればいけるでしょうから」
とおっしゃる。

「連れのかたたちは?」
「もういきました。阿弥陀岳から赤岳です」
「いつも行動が別なんですね」
笑いながらおっしゃる。
「そうなんです」 笑って応える。

ザックを背負って下りの準備を始めると
「赤岳に行かないのなら、すぐちかくの展望台がいいですよ。今行ってきたところです。」
という。
峠の中山乗越からちょっと登ったところにある中山尾根展望台のことだ。
「行ってみます。それじゃ気をつけて」
その方と別れて 中山尾根展望台 にむかう。



体が軽い。すぐに展望台についた。 am10:00
これなら赤岳にもいけたかな  www

 

足下をみるとイワカガミが一輪咲いている。
なかなかいい場所だな。



枝の間から行者小屋のテン場が見える。結構のぼってきているのだな ^^





1時間半ほどここで遊んでいた。
その間誰も来ない。ここでも「たった一人の山」を満喫した。

奧の方をみると石のレリーフがある。
「中山のルンゼに眠る xxxxx」とか掘ってある。
厳冬期ここ中山の岩を登って遭難した女性の慰霊碑だ。
赤岳鉱泉から登ったんだろうな。
赤岳鉱泉の「アイスキャンディー」で練習し、実際小同心や中山尾根の岩場を登るのは定番のようだから。
中山尾根はハイグレードらしい。
その奧にももう一つレリーフがあったが よみとれなかった。


中山展望台からの眺めはすばらしい。
行者小屋からの眺めとは角度がことなり迫力があった。

大同心・小同心



横岳



八ヶ岳主峰 赤岳

   



阿弥陀岳 赤岳   



阿弥陀岳



am11:00
弟子たちは今頃赤岳頂上だろう。
携帯が通じた。
だいぶ前に着いたらしい。開山祭は12:00から。
まだ1時間もあるぞ ww

am11:40
行者小屋に戻ってきて下山準備完了。
帰りは南沢コース。
下山する人たちが多い。朝一で赤岳に登った人たちが下山を開始しているのだ。



だらだらとした下りを写真を撮りながら歩く。
あと少しで登山口というところで 例のソロ女性登山者に追い抜かれる。
「赤岳行ってきました。展望台には行ったんでしょう」という。
「はい。ゆっくり遊んできました」
「お互い よかったですね」
手を振って下りていった。

山ではこういった「ゆるい関係」が作りやすい。
そのときの山行のアクセントにもなる。
楽しいものだ。

pm5:10 登山口着。
弟子たち待つあいだ、若いグループから写真撮影を頼まれたりして時間を過ごす。

pm5:30 弟子たちが着いた。



山を見、自然を見、友を思い、おのれのゆくすえを思う。
赤岳には行けなかったが楽しい山行であった。








八ヶ岳 赤岳に向けて(6/6.7)

2015-07-25 14:53:39 | Weblog

2015/6/6 7 に赤岳に行ったのだが、仕事が入って記録を残していなかった。
やっと雑用がかたづいたので書いておくことにする。

この日は体の調子がすこぶる悪い。
登れるかどうか不安だったが行者小屋まではがんばるつもりで出発。

車は美濃戸の山の子村駐車場に停める(1000円/日 2日で2000円)
 
am 8:10 出発。
弟子たちには先に行ってもらう。
この日は行者小屋でテント泊。ゆっくり行こう。体のコンディションは依然最悪。

 

この駐車場から10分ほどで美濃戸山荘。

 

この小屋のすぐ前が登山口。
北沢コースと南沢コースがある。
当初の予定を変更して行きは北沢を登り帰りに南沢を下る事にした。

 

北沢コースは途中までは車が走れる林道(許可車のみ)
つづら折れの林道を進む。

 

いよいよ許可車もここまで、登山道になる。











この日も何人もの人たちに追い越される。
大丈夫大丈夫。4時頃までに行者小屋につけばいい。



赤岳鉱泉まであとわずかというところで昼食をとる。
先客がいる。
40歳前後のソロ女性登山者だ。
5年ぶりの赤岳だという。
chimoさんは40年ぶりだというとびっくりしていた。
「昔は野辺山からあるいんたんでしょう」という。
そうそう県界尾根ルート 真教寺尾根ルートを暑い中虫に追い回されながら登ったものだった。
はなしの内容から判断すると、元山岳部orワンゲルらしい。
最近わかい子の登山人口が増えているのを喜んでいた。
ただマナーがいまいちなのにはムカッとすると笑いながらいう www 
今日は赤岳鉱泉泊まりだといって去っていった。 

赤岳鉱泉に着いた。
「アイスキャンディー」はみじめな姿をさらしている(写真左の雪の残骸) www



ここまでくればもう着いたようなもの。
休むことなく通過。



すぐに急登がつづく。



途中大同心が姿を現したがすぐにガスの中。
しばらく粘ったがだめだった。



途中ボッカをしている小屋関係の若い女の子に会う。
今日は泊まり客が多くて食材が足らないのだという。
食料は北沢経由であげているのだな。
赤岳鉱泉で荷物を受け取るのだろう。
さりぎわに「もうすぐですよ~~~」
元気でるな~~~~ www

峠(中山乗越)についた。 



すぐに行者小屋到着。 pm3:30
予定より早かった www



弟子が出迎えてくれた。
思ってたとおりの時間だったとおっしゃる ww
記念撮影 ^^



ボッカの女の子が言っていたように小屋は大変な混みようだ。
ベンチ確保が難しいほどだった。







pm5:00
早めの夕食にする。
晴れてきたようだ。八ヶ岳が奇麗に現れた。

大同心・小同心



横岳



赤岳はガスの中 ><



阿弥陀岳



まるで撮影会 www



みんな雨予想のなか晴れを狙ってきているのだろう。
的中したのがうれしいのだろうな ^^

弟子たちが張ってくれていたテントにもぐり込んで爆睡。
このあと夕日がすばらしかったらしい。
残念 ><


今日はここまで






弟子のブログからパクッてきた写真
行者小屋からの槍・穂高遠望 
返す返すも残念 ><










7月21日(火)のつぶやき

2015-07-22 05:51:19 | Weblog

梅雨も明けたようだ。久しぶりに上高地にいきたい(奧穂行きは台風のため中止した)
徳沢ー長塀山ー蝶ヶ岳といってみたくなった。
ゆっくりゆっくりいって蝶ヶ岳でテント泊でもできれば最高だ。 pic.twitter.com/oOzwWGWxB8


徳沢にしばらく滞在して、奧又白にいくのもいいかな。
今年の夏は上高地をくまなくあるきたいな ww pic.twitter.com/K18DutQmPO

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松高ルンゼは一人ではきついかな。
行くだけ入ってみたい。いけなくてもともと ww pic.twitter.com/OxfdyNZmiI



栗生山登山(鳥居横の作業道から 失敗)

2015-07-19 09:22:55 | Weblog

この前投稿した桐生市黒保根にある栗生山登山にさきだつほぼ1ヶ月前(5/17 日曜日)同じ栗生山に行っていた。
このときはきまぐれで一般道ではなく鳥居横の林道をたどった。 
いけるだろうと思ったのが大失敗。
途中で撤退した。
それも記録として載せた方がいいと考え投稿。 

 

神社鳥居前の駐車場にはすでに2台停まっていた。
神社清掃の地元の人と足尾からご夫婦のくるまであった。
ご夫婦は神社参拝が目的できたらしい。
登山者はなし。この日もたった一人の山だった。
 
 

鳥居をくぐって石段をあがれば栗生神社。
神社横に登山道入り口がある。
きまぐれで右の作業道を行く。帰りに一般道と考えたからだ。

11:10
左に栗生神社本殿が見える。

 

鳴神山にもあったヒイラギソウの群生があった。
近いと言えば近いからあっても不思議ではないが。
鳴神山に比べると格段に人気がないようだ。





あれた感じの作業道を進む。





ゆっくりあるいて1時間ほどで稜線らしきところに着いた。
稜線に這い上がり左に行けば栗生山頂上のはず。

 

踏跡はないがきれいな道だ。ここを直進する。







なんかいけそうな気がしてきた www
左に頂上らしきものも見える。



喜んだのもつかの間。荒れてきた。



頂上は間近だ。写真で見るのよりは勾配はきつい。
左右大きく落ち込んでいる。
すべったら落ちるだろう ><









足下が崩れる。つかまるものもない状態。
しばらく挑戦したが危険過ぎる。
写真では登れそうなのだが実際はかなり急だし、地面がもろい。
あと少しで頂上だが 撤退。

次は一般道を登ろう 。

神社横の登山口