近江八幡のヴォーリズ建築のシリーズの第7回で近江八幡教会牧師館(現在は
近江兄弟社地塩寮)の写真を紹介します。
以下、過去のシリーズ記事にリンクしておきます。
第1回 近江八幡のヴォーリズ建築 on 2019-3-27 その1 アンドリュース記念館
シリーズの第1回はヴォーリズが初めて建築設計したアンドリュース記念館について
紹介しました。但し、表題はGoing Nuts アンドリュース記念館での飲食となっています。
第2回 近江八幡のヴォーリズ建築 on 2019-3-27 その2 近江兄弟社学園 教育会館とハイド記念館
第3回 近江八幡のヴォーリズ建築 on 2019-3-27 その3 ヴォーリズ記念館(旧ヴォーリズ住宅)
第4回 近江八幡のヴォーリズ建築 on 2019-3-27 その4 クラブ ハリエ 日牟禮カフェ
第5回 近江八幡のヴォーリズ建築 on 2019-3-27 その5 近江八幡教会
第6回 近江八幡のヴォーリズ建築 on 2019-3-27 その6 近江八幡市立資料館
旧近江八幡教会牧師館の基本情報
住所:近江八幡市為心町1 非公開
上の写真は近江八幡教会牧師館(旧近江兄弟社地塩寮)の外観です。
昭和15年(1940)築のヴォーリズ建築です。
上の写真は旧近江兄弟社地塩寮の現地説明板。
旧近江兄弟社地塩寮は、昭和15年(1940)6月に近江兄弟社の独身青年社員宿舎として
ヴォーリズ氏により建てられました。寮の名は「あなたがたは地の塩である」という
聖書の言葉に由来します。1階は社員の語らいの場であったロビーと5つの個室、
2階も同様の個室を有します。住む人の健康な生活を願い、各室は南側の庭に面し、
太陽の光を十分に取り入れるなどの工夫がなされています。
昭和59年(1984)、近江兄弟社と関係の深い近江八幡教会が取得し、翌年改築されました。
現在、1階は教会の集会や会議に使われ、2階は牧師家族の住居として用いられています。
外観は現在も建築当時のままの姿を残しています。
日本基督教団 近江八幡教会 & 財団法人 近江八幡観光物産協会