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JR高円寺駅南の寺社めぐり その8(最終回) 善明山 西照寺 on 2014-3-16

2014年06月05日 05時35分09秒 | 東京情報
2014年3月16日(日)、JR高円寺駅の南側にある寺社を散策しました。

今回はその第8回で善明山 西照寺を紹介します。
今回をもってJR高円寺南側の寺社めぐりシリーズは終了します。


これまでの散策記

第1回  宿鳳山 高円寺

第2回  高円寺氷川神社(気象神社) 

第3回  如法山 長善寺(赤門寺)

第4回  瑞祥山 鳳林寺

第5回 祥雲山 福寿院

第6回 永昌山 宗泰院

第7回 万寿山 松応寺

善明山 西照寺の基本情報

住所:東京都杉並区高円寺南2丁目29−3  TEL:03-3311-7534
宗派:曹洞宗 山号:善明山 御本尊:釈迦如来坐像


Google地図による西照寺の位置



上の写真は善明山 西照寺の入り口の山門です。


上の写真は西照寺の境内です。


上の写真は真新しい説明板です。そのまま引用紹介します。

「当寺は普明山と号する曹洞宗の寺院で、本尊は釈迦如来坐像です。寺伝によれば、日比谷村(現千代田区内幸町)の漁夫により海中から拾いあげられた阿弥陀如来像が安置された御堂を、天正2年(1574)に開山文竜和尚が一寺としたのが開創と伝えられています。
その後、徳川家康の江戸入府による江戸城大築営のため、寺域は武家屋敷地となり、慶長17年(1612)芝金杉(現港区芝1丁目)に移転しました。しかし寛永20年(1643)類焼に遭い、寺地は御用地となり、拝領した替地は狭くて本堂の再建も不可能なため、寛文5年(1665)に至って芝白金台町(現港区白金2丁目)の地を買収して移転し、寺を再興しました。 この再興に力を尽くしたのが中興開基でもある岡田豊前守善政で、以来当寺は代々岡田家の菩提所となっています。この後、当寺は観音堂・鐘楼堂等の堂宇も整え、江戸西方三十三観音の第26番札所ともなり、門前には町屋が並び大いに賑わったと伝えられます。
明治維新の折に、当寺は倒幕派の放火によって伽藍を全焼しましたが、明治10年(1877)頃には復興を果たしています。再建された堂舎には明治女学校の講師であった島崎藤村が寄宿していたといわれています。
永く御府内にあった当寺も、東京発展のなかで寺域が区画整理の対象となり、明治44年(1911)現在の地に移転しました。
なお、当寺には室町時代末期の阿弥陀如来坐像、承応2年(1653)銘のとろけ地蔵、南町奉行所山村良旺や書家佐瀬得所の墓、江戸期建築の格式を持つ道了堂、心越禅師の山門額字書幅など多くの文化財が所蔵されています。
  平成26年2月 杉並区教育委員会」






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