CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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片山伯耆守久安(かたやまほうきのかみひさやす)

2004年10月27日 06時03分15秒 | 岩国情報

天正3年(1575)紀州和歌山生まれ。居合の達人として有名な人物です。

片山久安は養父である叔父の松庵について幼い頃から居合を学び20歳の時には

その腕を見込まれ豊臣家の指南役(指導者)となりました。

居合とはWikipediaによれば下記の通り

居合(いあい)抜刀術(ばっとうじゅつ)とは、日本刀(打刀とは限らない)を鞘に
収めた状態で帯刀し、鞘から抜き放つ動作で一撃を加えるか相手の攻撃を受け流し、
二の太刀で相手にとどめを刺す形、技術を中心に構成された武術である。

豊臣秀次、秀頼に仕え、後に岩国藩の剣術師範となった片山流(伯耆流とも)の

始祖であります。吉川広家は久安を客人として迎え、扶持米を与え玖珂郡祖生村に

住まわせ長男広正や藩士の剣の指導者とした。

写真の碑は片山家の事暦が書いてあり明治25年(1892)8代片山武助が建立した。

場所は徴古館の前にあります。

没年は慶安3年(1650)3月7日 76歳で亡くなりました。

8代目の片山武助久道は昭和19年9月2日、広島で亡くなり、その息子と妻は昭和20年

の広島原爆で亡くなり片山家の直系は途絶えてしまいました。

 

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