ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

もったいない……との格闘。

2005年07月18日 | Weblog
朝5時に目が覚めたので、マンション一階にある井戸に水を汲みに行く。
2リットルのペットボトル4本分の井戸水を汲む。
住んでいるマンションに井戸があるというのは、きっと住人の自慢のひとつに数えられると思う。

水の問題をひとつとっても、様々な情報があふれ、そのほとんどがビジネスチャンスに結びついている。「健康にいい水」とはやし立てられ、水が特別のものになったのは一体いつ頃からだろう。
それぞれが水に対する対策を立て、水に翻弄される。

小さい頃を過ごした田舎の家には、つるべ井戸があったが、やがてモーター式の汲み上げ井戸となり、その水の美味しさも自慢の一つであったが、今は、すでに「飲み水には適さない」というレッテルを貼られて久しいらしい。

そんな中、我がマンションの井戸水は健在らしく、水を汲む(といっても、実際には蛇口から水を出す)光景がよく見かけられる。
神戸の震災を機に、管理組合か自治会が井戸を掘ってくれたのが発端らしいが、住人にとっては有り難いことである。

今朝の新聞記事の中から、「『モッタイナイ』で環境守る。ノーベル平和賞・マータイさん自伝。」と見出しがあり、「日本では国が環境白書に『もったいない』を掲げたばかり」と結ばれている。

今、わたしの中にも「モッタイナイ」を、格闘している出来事がある。
我がパソコン環境についてであるが、
わたしが使っているこのパソコンは2001年に購入した「ウインドウズME」、カノジョは、本当にお利巧さんで、日常の作業の中で、ほとんどわたしを惑わすことなく忠実に言うことを聞いてくれて、今日まできた。言ってみれば、どこにも不都合がなく、便利に動いてくれているシロモノである。机の上に鎮座して、日々わたしをサポートしてくれる愛すべき仲間でもある。
机の横には、「エプソンPMー930C」のプリンターがあり、これも今までご機嫌に動いてくれたが。……。

が、であるが、プリンターの紙送り機能が磨耗してきて、一枚ずつ紙を補給しないと印刷に不都合が生じて来た。一枚の文書を印刷するのには、今のところ不都合はないけれど、数十枚の印刷となると、プリンターのそばに張り付いて紙を補給してあげなければならない。

そんなやこんなで、「トライワープ」の虎岩氏の診断を仰ぐと、そのいずれもが買い替えの時期に来ているという。
数年前は、真夏に冷蔵庫が壊れて往生したことがあったし、その前はクーラーや洗濯機が駄目になった。
それらの機器から、それなりのサインが出ていたのに買い替えをしぶり、「もったいない」と往生際が悪くて、新しい製品が到着するまでの間、散々な目に遭ったことも記憶している。
わたしの仕事は、今が丁度夏休みの最終にさしかかっていて、「替えるなら今!!」という思いが強いのも事実。

「ウィンドウズ98」から「ME」に換えた時には、確かに目を見張るものがあったし、プリンターも今のものに換えた時には、そのあまりのスピードの早さと印字の鮮明さに感動したものである。
隔世の感があるほどに、数年単位で変化するパソコン周り、その変化は、変化を享受したときにのみ納得できるものとも充分承知しているけれど、それにしてももったいないなあ……。
虎岩氏いわく、「洋服だって、買い換えるでしょ。プリンターは2万円前後ですよ。2万円のTシャツを一枚買ったと思えば、そんなに惜しくないでしょ!!」。ナルホドナア……。そういわれればそうか……。
カクシテ、わたしは、清水の舞台から飛び降りることにしたのです。
転ばぬ先の杖……と、自分で自分を納得させながら。

しかし、これからも「もったいない」を自覚しながら、生活のスリム化は永遠の課題である。

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