ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

うれしい再会……

2005年12月28日 | Weblog

同じ趣味のサークルで一緒だった知人から、突然「胃の手術をし、今日退院しました。」とメールが届いたのが9月中旬だった。
寝耳に水の話だったけれど、静かに見守ることしか出来ず、わたしに出来ることはなにかしら?と考え、携帯メールを送ろうと決めた。

以来、思いついたときに、世間話をするようにメールを送り続けた。こんなときのメールはとても便利で、「笑っていますか?笑いは“百薬の長”ですよ~」とか、そんなたわいないことを送るのだけれど、「大丈夫!笑うようにしていますよ~」と、返信が届くとホッとして、またメールを送る材料を考えたりしながら、メールでの交流が続いた。

その知人から、きょう突然メールではなく電話が入り、「お昼いっしょに食べようか?」とお誘いをいただいた。
明るい以前のままの声での話し方に、わたしも呼応して「まあ、お久しぶりですねぇ!!うれしいな、うれしいな!!」と応え、お昼ご飯を千葉でいっしょに食べた。

心配していたことは何も無く以前のままの知人が約束の場所に立っていた。
顔色もピンク色で、表情が以前よりうんと良くなっていて、うれしかった。
「病をいただく」という言葉があるけれど、病そのものは不遇なことに違いないけれど、病をいただくことで、以前は考え及ばなかったことなどへの気づきなどもあり、決して悪いことばかりではない。ショックを乗り越え、それを力に換えたとき人はこんなにも素敵になるのかと、穏やかな知人の話しぶりに、わたしも励まされた。

人と人の関わり合い方や、励ましあい方で、人生はいくらでもハッピーに過ごせるものだなと、そんな小さな幸せの時間を共有できて、うれしかった。