ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

きょうもついてるMACHIKOさん!

2005年11月18日 | Weblog

あわただしい日々に変わりはないけれど、きょうは、なんだかふっと肩の力が抜けて、リラックスの穏やかな日々が戻ってきた。

16日の日、駅のホームで、出掛けに持って出たマフラーがないことに気づいた。
気づいたけれど次の予定が待っていて、引き返すことなく電車に飛び乗った。
どこで落としたのかと様々考えたけれど、これという決め手がないままに今日まできてしまった。
いつものわたしならここであきらめるのだけれど、このマフラーには、わたしの特別の思いがこもっている。
それは色。これまでのわたしは、この手の色のものを避けてきた。落ち着いた茶や黒、アースカラーのものを好んで選んで身につけてきたけれど、今は心境の変化か「自分にないもの」にチャレンジしようと身辺に取り入れるものを少しずつ増やしている。要は器を大きくして、キャパシテイを拡大したいという願いの基に動いている自分がある。人間関係も然り。
色もそう……。表情を変えるための挿し色としてこれまで受け入れなかった色に挑戦をしているが、このマフラーは、そのためのイメージを整える第一歩として買い求めたものだったので、無くしたショックは少し大きかった。

あきらめきれずに、時間の出来た今日、駅の中にあるショッピングセンターの保安室を訪ねたら、なんと拾得物の中に入っていた。届けられた日時と場所も納得が行き、わたしのものに間違いないとの確信が持てた。
けれど、決められた保管期間が過ぎたため、警察の拾得物係りにたった今届けるために持ち出したとのこと。電話で追っかけてもらい、無事わたしの手許に戻ってきた。わたしのマフラーを拾い、届けて下さった見知らぬ人の好意にも大きな感謝を捧げたい。ありがとうございます!!

こんなことってあるのだなあという感慨の中で、この水色のマフラーが戻ってきたことの喜びは大きい。大げさな言い方をすれば、「あなたの思いを遂げなさい!このまま進んで間違っていないよ!」と、まるで神様が味方をしてくれたよう。
思わず、「きょうもついてるMACHIKOさん!」と叫んでしまった。