水が冷たくなってきました。
今日は小寒、寒の入りです。
我が家では洗濯時、二層式洗濯機を使っているので、水の冷たさが手にそのまま伝わってきます。
家人はあきれ顔ですが、日々の家事の中で、季節を感じることができることから、なかなかこの洗濯機を手放すことができないでいます。指示しないのに勝手に動く機械というものがとても苦手なこともあるし。
季節はしみじみと正直だなあと感じいる一瞬です。
家で過ごす時間を組み立てるとき、8時から始まる朝ドラはいいですね。
その前までに済ませておくこと、その後に動き出すことなど、自分で自分の時間を管理するのにこの時間軸が大切になってきました。
15分のお茶の時間でもあり、その日の計画を組み立てる時間でもあります。
暗くなる前のお月さま。
見慣れたベランダからの景色もいつもと違って見えます。
今日は皆既月食です。
真央ちゃんのお母さんが亡くなられたことをニュースで報じていました。
市川森一さんも亡くなられて、びっくりしています。
ご冥福をお祈りします。
空気が澄んでくると家に居ながらにして見える富士山。
「あなたは、何と美しい!!!!!」
そうつぶやきながら、カメラを向けます。
俗なものに囲まれながら、こんなに美しい姿を私たちに見せてくれます。
明日は満月です。
信濃町駅のそばの歩道橋に、ついとぼとぼと上ってしまいました。
黄葉につられてです。
同じイチョウの木なのに、黄葉にずいぶんばらつきがあります。
正面にかすかに見える高いビルは六本木ヒルズ?
信濃町は総武線で、新宿まで行く時の途中駅なのに、降りたのははじめてのような気がします。
駅のそばには慶応病院があり、神宮の森もあります。
首都圏に長く住んでいても、何かのきっかけがないとなかなか立ち寄る機会もないものなのですね。
草むらに咲き残っていた1本の菊の花。
光りを浴びて、うしろ姿もこんなにきれい。
透ける花びら、しっかりと花を支えるガクの色合いの美しさに見惚れています。
いつもいつも思います。
光りは平等にふりそそぐということを。
変哲もない草むらも光りが当たると、金色に輝きます。
朝が来て、夜がある。
光りのうしろには闇があります。
光りは陰があってこそ。
陰は光りを支えています。
好きな季節は?と問われたら、これからの季節と答えます。
日本は四季に恵まれ、すばらしい自然に囲まれています。
どの季節もいいけれど、私はやはりこれからの、木々が落葉したあとの静寂な冬の季節が好きかもしれません。
寒さで凛と身の引き締まる感覚、それが周りの自然にも顕れる、そんな感じの季節がこれから始まります。
朝、起きてみると霧。
霧の朝です。
幻想的な霧、
やがて、陽が射してくると、霧は晴れて、
暖かい一日になるのでしょうか……。
居ながらにして楽しめる、日々違う朝。
旅人になったような気分が、ふつふつと沸いてきます。