
ちょっと動こうとすると、またたくまに忙しくなり、アップアップ。
よい加減と言うのは、なかなかむつかしいものですね。
23日は厚木市の七沢温泉へ。
自宅からまっすぐ、道なりに平行に角を曲がることなく歩いて行くと海に着きます。
駅へは自宅を背に垂直に歩く格好になるので、道は異なり、海へ行くことはめったにありません。
海までの距離はおよそ5キロ、私の歩幅で片道約7000歩前後。
駅へは2キロ、2600歩くらいです。
今日は、久しぶりに海への道を歩きました。
「幕張メッセ」への案内があるこの辺りから、埋め立て地へと入って行きます。
少し前まで海だったところに、今はビルが並び、人が暮らしている不思議。
マンションや団地群が立ち並ぶ海浜地区です。
住所表示がいずれも海にちなんだ名前、「真砂」→「磯辺」と変わって行くと海が近くなります。
交通機関を使うことなく、近くを歩いても、久しぶりの道はワクワクとした旅気分です。
団地の壁に張り付くように育っている私の背丈よりはるかに大きいジャンボサボテン。
近づいてみると、たくさんの蕾があり、今にも花が咲き出しそう。開花に立ち会いたいものです。
ダリアのように大輪の菊の花が咲く団地の庭に目をやりながら、ひたすら歩きます。
歩いていると、いつのまにか雑念が消え、頭が空っぽになって無の境地の門口に立っている自分を発見します。
「ヨットハーバー」の案内が出て来ると、道を超えた向こうは海。この交差点を右に曲がると「ちばロッテマリンスタジアム」への道。
写真右側はヨットハーバーの建物です。
ヨットがたくさん停泊しています。
以前、ここから知人のヨットで横浜へ~……、準備は整い、私は一足先にヨットに乗り込み、キャビン内を見学。ところが、泊まっているヨットの中ですでに船酔いを起こしてしまい下船、ヨットで海原へという夢は叶いませんでした。海オンナにはなれないようです。
ヨットハーバーを越えて、突堤まで歩きました。
右手に見える建物は「幕張新都心」です。マリンスタジアムもあります。
「東京スカイツリー」も遠くに見えます。
突堤から眺める景色は、まるで客船の中にでもいるような海への迫力があり、ここでしばし瞑想。さらに旅気分が高まります。
突堤には、釣り人が多く、サヨリが釣れていました。
釣りをしている人の話しでは、朝は海の先に富士山が見えたそうです。
どんよりと厚い雲に覆われた午後の空……。雲の隙間からときおり光が降り注ぎました。
ここは夕日が沈む海です。
凪いで静かな海。
今日はずいぶんと長い時間海を見続けました。
小さな歩く旅は、海のおかげで、花のおかげで、空のおかげで、出逢った方々のおかげでとってもステキで楽しいものでした。うれしい一日、かみさま、みなさま、ありがとう!!
先日偶然訪ねた「檜原九頭龍神社」。
そのお宮の佇まいもよかったけれど、家に帰っていろいろ調べてみると、九頭龍神社のそばに滝行もひんぱんに行われているといわれる「九頭龍の滝」があることがわかりました。
滝の案内板を見落とし、「ああ、この滝には呼ばれなかったんだわ」と一度はあきらめたものの、三鷹に住む友人に話すと「私、夏休み、まだなの。行ってみたい!!」ということになり、車を出してもらうことになりました。
神社から5~6分も歩いたところにひっそりと滝はあり、私は、想像に違わずこの滝がとても気に入りました。
滝のそばには人が一人通れるくらいの木の小さな橋がかけられ、その橋に腰を降ろすと滝が正面に見えます。
滝の前にはしめ縄が張られていました。
この季節は滝行をしている人が多いと聞きましたが、私たちが行った時にはだれも他の人と行き遇うことなく場所を一人占めしたように静かでよい場所でした。
滝にしばらく留まり、そのあと、今度は「九頭龍神社社務所」も兼ねる「山城」へ行き、ランチをいただきました。
山の幸をふんだんに取り入れた御膳はどれも丁寧に作られていて美味しかった!!
小さな旅でしたが、私にとっては飽きずに何度でも行きたいお気に入りスポットとなりました。
車で案内して下さったヨウコさん、ありがとう!!感謝!!
8月26日の歩行は遠出をして、かなり歩いたと思うのに、7385歩でした。