

「ホイト芸」を演じ続けるパフォーマー黒田オサムさんに久しぶりにお会いしました。
駅で待ち合わせていると、黒田さんは軽々と階段を上って来られ、私を見つけると「やぁ!」という風に右手を軽く挙げられました。
とても去年喜寿を迎えられた方とは思えないほどの軽やかな歩みっぷりです。
知人の紹介で、黒田さんの公演を企画しているという若者の話を伝えるために、黒田さんに会ったのは、「喜寿公演」以来です。
パフォーマンスをする若者たちにとっては、黒田さんは「雲上人の神様のような存在」らしく、黒田さんにそのお話しを伝えると、黒田さんはいつものように、「ああ、そうですか。アハハハハ」と大笑い。
お元気そうで、相変わらずの活躍ぶりをうれしく思いました。


黒田さんと入ったカフェ。
街はずれの駅の、昔懐かしい商店街の佇まいを残す一角にあったカフェ。
若者が運営するこの店は、豆を店の片隅で煎りながらの、珈琲専門店で、とても珈琲の美味しいお店でした。
シンプルで取り立てて飾りのない気持ちのよいカフェでしたが、よく見渡すと店内がすべて籐椅子で設えられていて、私の目はそれらの椅子に釘づけに。
デザインの異なったいくつかの籐椅子。そのフォルムの美しさに目を奪われました。
お店の方に訊くと、「ヤマカワラタン」の製品だとか。
さっそくネットで検索し、お値段も手ごろで、さらにうっとりと眺めました。