

「トムプロジェクト」による二人芝居「かもめ来るころ」の上演が決まりました。
来年1月17日~25日まで「ベニサンピット」で行われます。
「ベニサンピット」はこの「かもめ来るころ」が最後で惜しまれながら幕を閉じることが決まっています。
「かもめ来るころ」の東京公演公演スケジュール。
「かもめ来るころ」のチケット申し込み。
「かもめ来るころ」の作品詳細。
二人芝居「かもめ来るころ」は「豆腐屋の四季」で知られる作家故松下竜一氏と妻洋子さんの物語です。
“ビンボウ作家”の名を冠せられた松下さんはノンフィクション作家の顔の他にエッセーをたくさん書きのこしています。貧乏だけど、愛する洋子さんと子供たちに囲まれて幸せの真髄を読者に投げかけてきます。
「河出書房新社」からは「松下竜一全集」全30巻が出されています。
そしてこのほど、松下竜一未刊行著作集2集の「出会いの風」が発刊されました(「出会いの風」は松下竜一著・新木 安利、 梶原 得三郎編)


今年6月、大分県中津市で行われた「第4回竜一忌」の翌日、「トムプロジェクト」の方々と「かもめ来るころ」の主演の高橋長英さんと斉藤とも子さんも一緒に、松下さんと洋子さんの散歩コースだった“かもめの来る川べり”をみんなで歩きました。
カメラマンや報道関係者も混じり込み、わいわいがやがやと洋子さんを中心に私も金魚のフンよろしく一緒に歩きました。
ひとりでも多くの方にこのお芝居を観ていただきたいと思います。
松下さんは4年前に亡くなってしまいましたが、生きていたらきっとこの上演を喜ばれると思います。もうちょっと生きていて欲しかった!!!上演が決まってよかった!!!