渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 





明日木彫りのサカナタチが我が家を旅立ちます・・

いつもこういう時はちとさびしい気持ちなったりしたりして(^^;

もちろん、一つ一つ梱包してから箱詰めしますのでご安心を
どうぞ、オーナー様に喜んでいただけますように・・


本日の活動報告

バンブーネットの塗装はじめ
イチイネットオイル塗り、等々、、

それと



長径40センチ イチイ年輪グリップのマテリアル製作



今夜久々にフレームを挽きました

素材ブロックを作って丸のこ盤で薄く挽くのですが
1.5ミリ厚の板を挽くために1.2ミリほど丸のこの刃の厚み分が、おが屑になってしまいますから素材の半分は消えてなくなることになりますね

そのほか反ったりヒビがあったり、まともに使えない部分もあって
かなりロスがあるんですよ~
素材屋さんでフレームを買う場合、それなりに値が張ったりするのも当たり前なんです

18ミリ幅、1.5ミリ厚の板を15枚ほど
今日は比較的上手く挽けました!!よかった、、

で、また左手の人差し指を切ってしまいました
刃物ではなくてフレーム材のブロックを丸のこに送り出すときに
指先で抑えて逆の手で材の端を押すのですが
そのときに材の角が鋭くて切れちゃうんですね
前にも何度もやっているのに、、
またやってしまった・・(^^;
イタイ、、
木の角は鋭いものです、ハイ




そして曲げました

イチイフレーム、イチイ年輪グリップ
大物用のネットです  
60UPでもいけますね。。
すでに型がありますので組みました
オーナー様もご自分で竿を製作中なんですよ

この厚みの年輪グリップはこれで最後です
心残りの無いように、よいフレームに仕上げなければ!!










コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )




先日UPしたイチイのランディングネット



昨日よりオイルフィニッシュに入っております
網はチェプカさん多忙に付き、急ぎなので別ルートから購入(お前が編めといわれそう(^^;))
せっかく届いたので記念撮影です



一番外のフレーム  イチイですが、生きていたときはカナリ苦労されている材ですね (傷というか、おそらく接着剤の浸透した部分発見!!直さなきゃ)

ほかの材のことは判りませんが、イチイは健康な状態の材は強度もあり、粘りもありますが、このような状態のものはとても扱いに神経質になるかもしれません
もろいところ、硬いところが断続的に入り組んでいて
縮みや葉節の後も多くて変化に富んで面白い材ですが強度は無いに等しいです
粘りが無く手で曲げるとパリパリと簡単に砕けてしまいます
葉節のたくさん出ている木は、根が窒息気味だったり
幹がかれかけている、いわば病気の状態なんですね
少しでも子孫を残そうと小枝をたくさん出して実をつけようとしている状態なんですね
栄養をそっちにまわしているからか、材は油分も少なくぱさついています

今回は内張りの花梨の硬さと一番奥の正目のイチイの粘りで問題なく強度を出していますが
この葉節の多いイチイだけではフレームの用はたせません
でも、こんな材ほど作り上げると渋くて表情のあるものになるんですよね。。

イチイはオイルや接着剤の浸透がよい材です
接着剤が接合部分に染みてトーンが落ちてグルー気味になることも多々あります
でも、その分接着強度は上がるんじゃないかな?

今回の仕上げはメンテナンスフリーと製作時間の短縮が目的で木彫オイル(合成オイル)です
とはいえ、溶剤で倍に希釈して深い部分まで浸透させながら
ペーパーで番手を上げながら仕上げていきます
それででも天然オイルの数分の一の期間でできちゃいますけどね

水のはじき具合を見て、網をつけて完成です・・  早(^^;


昨日もメイド残業しましたが、さすがに疲れて  ばたんきゅーー  でした
コメント書き込んでくださったかたがたオソレスすんませんでした・・(^^;


コメント ( 13 ) | Trackback ( 0 )