無知の涙

おじさんの独り言

PS4 カカロット

2020年06月20日 | ゲーム

世間は完全に日常を取り戻しつつありますが、週末の外出自粛は個人的に続行。まだ処方ができないのだから危険度は何ひとつ変わっていない。

いや、単に引きこもりたいだけでは?

さて、次はなんのゲームやろうかなぁ。

そういえば龍が如く7に隠れてしまい、まだカカロットをプレイしてなかったな。

さっそく購入してプレイ開始。現在ナメック星の終盤あたり。


絵はとても綺麗。アニメ見てるみたい。



オープンワールドと聞いていたけど、思っていたオープンワールドではなかった。エリアでMAPが区切られて、そのエリアの端点に行くとワールドマップへ行けるようになり、別エリアへ移動する方式。

エリア自体はけっこう広い。あんまり際限なくMAPばかり広げられても移動が面倒なだけだし、エリア毎に分けられているくらいで個人的には十分。


MAP上にはステータス強化に必要なオーブなるものが空中に浮いていて、これを集めるのが楽しい。鉱物を集めに行ってるはずが、目の前にたくさんオーブが浮いてると、ついそっちに釣られて延々飛び回ってしまう。完全にアホの子。


エリアが広いので、移動は基本飛んでいく事になるが、この操作がなかなかややこしい。前進、後進、上昇、下降、ブースト、探索、気功、着地、飛翔と、だいたいこの手の空中系は上昇と下降がこんがらがってしまう。オーブ集めしているうちに慣れましたが。




L3ボタン押し込みダッシュはどうも慣れない。コントローラー高いから壊しそうで怖い。

戦闘はアクションだが、通常の戦闘は適当に回避しながら接近してボタン連打していれば勝てるレベル。

ストーリーに合わせて、悟空、悟飯、ピッコロと操作キャラが変わる。

ボスクラスは回避とガード、スタンやガードブレイクを駆使しないと負ける。

ザコはいちいちアクションバトルするの面倒だけど、ある一定のレベル差が生じるとシンボルアタックが可能になる。

けっこうな衝撃と共に画面が一瞬スローになるので、最初は何事かとビビったけど、これ覚えると非常に楽。

追いかけられている状態で停止した瞬間に再ダッシュで勝手にバタバタ倒されていく。

お陰でナメック星到達前に悟飯のレベルが28になってしまった。

悟飯のレベルをここまで上げてしまうと、ベジータを操作する際に弱くて困った。弱すぎてシンボルアタックできないし。

というわけで、今のところ絵も操作性もかなり良いと思います。


不満点は2つ。バグが多い。主にサブストーリーが進行しないバグ。

タオパイパイとヤムチャのサブストーリーが進行しなくなって諦めた。

収集系のやつは大丈夫だけど、その地点の誰かに話しかけるみたいなクエストがダメ。

青い表示は出ているし、その地点に対象の人物もいるのだが、どういうわけか話しかけられない。

もうこうなってくるとメインストーリー大丈夫だろうな、と常時ハラハラしながらプレイしなければならないので、ほんと興が削がれる。勘弁してほしい。

進行不能バグなんて出たら全部無駄になるので、仕方なくタブレットのテザリングでパッチ充てました。

いや、昔とはワケが違うし、デバッグも大変なんだろうけど、あとで不具合直せば良いんでしょう?という昨今のゲーム業界の姿勢はどうも好きになれない。

そういう事だからスマホゲームに押されるのではないだろうか。

こんなに素晴らしいゲームを作ってくれたのに、こういう苦言を呈さないとならないのは残念で仕方ない。


あと1つはゲームだしZのストーリー全部やるのだから、ある程度のダイジェスト感は致し方ないけど、わりと重要なポイントまで端折っている気がする。

一番気になったのは、界王のところが地球の10倍の重力という事に全く触れなかったところ。

10倍の重力で最初は思うように動くことすらできなかった悟空が、だんだんその重力に慣れ、しまいには全くモノともしないレベルにまで成長する。それが地球に戻ったら普通にすごい事になるじゃん!ベジータなんて怖くないぜ!と当時このくだりを見ながら、自然と悟空の成長のすごさを感じ取れた良い設定なので、ここを全く無視してしまうというのは、かなり違和感がある。

その前提があるからこそ、そこまで修行して超絶パワーアップしたはずの悟空ですらベジータには敵わないとなった瞬間の読み手の絶望感がハンパないし、さらにそれを総力戦で追い返すまでの数々の展開も手に汗を握ってしまうわけである。

このゲームだと界王のところで何をどう修行して悟空が強くなったのかよく分からない。元気玉と界王拳を教わったのは分かる。見ているだけだとそれだけしか分からない。

ダジャレのくだりは無視してでもこの重力10倍下の過酷な修行については触れなければならなかったのではないだろうか。どうしても界王がダジャレ好きだという設定をプレイヤーに刷り込まないとならないくらいこのゲームで出番あるの?

まぁこのゲームをプレイする人はそこらへんの話は承知だろうという前提なのだろうが、未だに子供ターゲットに色々とコンテンツ展開しているわけだし、そういうコンテンツに触れてこのカカロットがきちんとDBに触れる最初の機会になる子もいるのではないだろうか。

見せ方は作り手の裁量なので、ダイジェストであろうとなんだろうと自由だけど、絶対に欠いてはならないものというものがあるのではないかと思う。調味料も少し分量を間違えただけで薄かったり濃かったりで食えたもんじゃなくなったりしますが、それと同じ。まぁ自分で足したり薄めたりすりゃ良いのですがね、その100%の状態を知っているのであれば。それを知らない人は、あぁこの料理、噂ほど美味くないじゃんと思うだけ。

なんだか文句ばかりになってしまいましたが、ゲームの面白さとしてはかなり高いです。



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