goo blog サービス終了のお知らせ 

無知の涙

おじさんの独り言

キン肉マン

2008年11月18日 | 漫画やアニメ

この前、北斗の拳のDVDを借りた際に、
キン肉マンのDVDを発見。


レンタル出たんだ。

販売されてるのは知っていましたが、
1枚あたりの値段がかなり高かったので、
今まで観る機会がありませんでした。

もうタッグトーナメント編まで出ていて、
どれを借りるか迷いました。


悪魔将軍とのバトル?
バッファローマンとのバトル?
タッグトーナメントのロビンがマスク剥がされるトコも見たい。

なんだかんだ迷って、結局この部分を借りました。↓




第2回超人オリンピック決勝。
キン肉マンVSウォーズマン。


で、オープニング。




うへぇ、懐かしすぎ。
小学校3年くらいですか。



懐かしい顔ぶれが次々と出てきます。


バラクーダロビン。


 


アデランスの中野さん。↓
今考えるとスゴイ名前だね。




そして五分刈りのダンナ。↓


 
いたいた。
いつもいい場面でこいつらの小話が始まって
時間が無駄に経過してゆくのだ。


お次はテリーマン。↓


顔色わるっっ!!
何色?これ何色?
額の米マークがケツの穴みたいになってる。
米くらいちゃんと書けよ。


で、これがウォーズマン。↓


なんだかんだ言って、ウォーズマンが一番好きでした。


この試合の敗者は自らのマスクを取らなければならず、
キン肉マンは素顔をさらすとキン肉星の掟により、
自害しなければならない!!
という完璧な後付け設定。
 


試合はまぁ当然キン肉マンが勝ちます。
キン肉バスターで。





そしてウォーズマンの素顔。




うん、まぁ、機械だから。


でも決勝戦前にヒゲ剃ってたよね?



今でも謎。




 




 


 



 


真・北斗の拳

2008年11月08日 | 漫画やアニメ

パチンコのケンシロウにすっかり影響されて、
この前の休みにDVDを借りまくりました。


   

ラオウ伝



トキ伝



ユリア伝


一気に見ました。


北斗の拳は子供の頃あまり観てなかったけど、
不思議とストーリーは知ってます。

サウザーあたりから、ほとんど記憶にないのですが。


ラオウ伝が90分。
トキ、ユリアが60分ずつ。



正直、ちょっと物足りない感じがしました。
あと、パチンコで出てきてた新画がほとんど無かったような。
まぁ基本パチンコはCGだけど。

とにかく画が美麗。
線の一本いっぽんがホントに丁寧に書かれてます。

原作の画は力強い線のみですが、
今回の画はホントになめらか

背景とかも思わず見とれてしまう。


ただ声優陣が残念。
特にラオウは全くイメージとかけ離れていて、
もう気になって仕方なかった。


今までの北斗を知らずに、
これから観ようと思ってる方には良いかも。


 


 


日本のマンガ/アニメ ①

2008年10月01日 | 漫画やアニメ

20世紀少年の映画化を皮切りに、
日本のアニメ・漫画が世界において、
どのような立場にあるのか、

というような特集が最近多い。

日本のアニメ・マンガが非常に他国から評価を受けているというのは、
かなり前からあった流れだ。

そのコトについて、
そういう風潮が押し寄せる以前に考えたコトがあった。

と、いうのは、僕自身が20代になったのに、
マンガを読み続けている事態に少なからず疑問があったからだ。

マンガやアニメはガキの見るものであり、
大人が観賞するべきものではない、

という空気が日本にはある。

僕は活字も好き。
活字にはマンガやアニメにはない、想像力がある。

僕の中には、自分だけのペテルブルグがあり、
自分だけのラスコーリニコフがいて、
自分だけの罪と罰がある。


ペテルブルグの街を思い、
登場人物の顔を考え、
それぞれの声を想像する。

自分の想像いかんで、その物語に着色できるのが、
小説の素晴らしいトコだと思う。

それに対して、マンガ/アニメは全て与えられた情報である。
表現されたコトが全てとは言わないが、
観る側が想像できる余白は限られている。

それが幼稚と言われる所以なのだろうか?
と僕は思った。

話を元に戻すが、
他の国に生まれていたら、
間違いなくマンガは読んでねーだろうと思う。

子供の頃に図書室や図書館に、
外国のマンガが置いてあった。

けっこう手に取って読んでみたが、
それらは全く僕の心を捉えなかった。

こういう言い方をすると、
ある種の中傷めいた響きを含まざるを得ないが、決してそうではない。


それがその国においての、
マンガの立場であり、
表現力なのだ。

それに対して批評できるような広い知識は僕にはない。

ただ、それらを受け入れられなかったのは事実である。

その時に僕は思った。
日本のアニメ/マンガが、ある意味で特殊なのだと。
素直に言うと、オモシロ過ぎるのだ。

何が特殊なのか?

これは他国の人達が日本のアニメ/マンガに触れた感想の方が、
よほど性格なのであろうと思うが、
個人的な見解を述べさせてもらえば、

1・表情がすごい(特に目)
2・コマ割り
3・設定
4・画力(マンガというジャンルに絞らせて頂く)


というようなトコだろうか。

とにかく表情に対する表現力がスゴイ。
目の書き方がハンパじゃない。

偉そうなコトを言っているが、
目のデカイ絵は生理的に嫌いなので、
マンガやアニメの全てを知ってるワケではないが、
とにかく表情が生きてる。

喜怒哀楽をそのまま表現している。

これまで読んだ中で、表情がスゴイと思ったマンガは、

ろくでなしBLUES ↓
 




スラムダンク↓
 



はじめの一歩↓


AKIRA↓




最近では花の慶次 ↓



などなど。

手法は様々だがこれらの作品は、
確実にキャラの感情を読み手に伝える。


長くなったので、続きはまた今度。


天元突破グレンラガン

2008年05月19日 | 漫画やアニメ

もーいい加減にトシだし、
エヴァのように若い頃から引きずってる作品はともかく、
新しくアニメにハマるのはヤメよう、と思うのですが、
またハマってしまいました。

 

その名は!!
天元突破グレンラガン

 

エヴァの製作したGAINAXです



かなり新しい作品で、
2007年4月1日から同年9月30日まで、
テレビ東京で全27話が放送されていました。

見ましたよ。リアルタイムで何話か
久々にGAINAXの新作ロボットアニメなので、
けっこう期待していました。

率直な感想はガッカリ。
かなりエヴァの先入観を持って観てしまったので、
顔を中心に手足が生えた、奇妙なロボット達を見て、
完全に興味を削がれました。

ストーリーもなんか原始時代テイストだし。
やけに熱血テイストだし。
まぁアニメは子供たちのモノだから、
子供たちが楽しく見れればいいかなと。

それ以来、この作品にはチラッとも触れませんでした。

が!

僕はケータイアプリでコナミDXに入会しています。
神宮寺三郎のコンテンツがあるから。
そのアプリに最近このグレンラガンがストーリー形式の
アクションゲームになって登場したのです。

まぁ金かかるワケではないし、
その日は事務所に泊まりで時間あったのでダウンロードしてみました。

すると、何やら面白い。
ストーリーが進むにつれて、ますます奥深くなってゆく
その世界観にすっかり魅了されてしまいました。

だんだんゲームの方が億劫になってしまい、
連休できるということもあって、
DVDを大人借りして一気に見ました。

最初から最後まで見ましたが、
もうラスト6話はスゴイ。

観終わった今でもあまりロボット自体は好きではありませんが、
ストーリーの展開がスゴイ、というかウマい。
伏線の張り方と回収の仕方がきちんとしてる。
一人の主人公を最後まできちんと描いている。
音楽が良い。


などなどかなりスゴイ作品。
2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞
を獲っただけあります。

ホント、リアルタイムで観ていながら、
形だけで判断して、受け入れないなんて、
自分が恥ずかしいっす。

と、いうワケで、かなりタイミングズレですが、
このブログでこれからその内容に少しづつ迫ってみようと思います。
劇場版も決定してるコトですし。

興味のある方は見てみて下さいm(__)m



 


慶次を読み終えて

2008年05月09日 | 漫画やアニメ

国というのは、一人の人間に見える。

くだらない事で打ち首切腹
階級や生まれで、たやすく力の弱い者は虐げられる。

そんな戦国時代というのが、どうにも好きになれなかった。

人間でいうと、中学、高校くらいの時代だろうか。

青くさく、粗雑で、人の痛みなど解する度量もなく、智恵も浅い。

慶次を読んで、今まで頑なに拒絶してきた
戦国時代というものに触れ、
少し見方が変わった。

とは言っても、
概ね僕が抱いていたイメージが変わった訳ではない。

やはり下らない時代だったと思う。
やり切れないほどに。

蟻の足元にも及ばぬ小さな理由で、
いったい幾万の失わなくても良い命が失われたのだ。

 

慶次は傾いたわけではない。

ただまともな人間だっただけだ。

あまりにまとも過ぎるというのは、
往々にして奇妙に見えるものなのだ。

どこまでも一人の人間である事を貫き通した
慶次という人物越しに戦国時代を見ると、
確かに小気味よいものがある。

それがこの漫画の面白さなのだろう。

秀康は実の父である家康に疎ましく思われ、
また危険でもあると判断され、
不遇の生を送っていた

そんな父子があるでのしょうか、
と問う妻に慶次は答える。

「父は子を愛し、また子に愛される、
と信ずる方がおかしいのだよ。

誰もが一匹の男だ。
一匹の獣だ。
それぞれの理由で牙をむくのが本来の性だ。

その牙を恐れて、子の牙を抜いてしまえば、
その子は別の獣の牙にかかるだけだ。

親に叛く牙を持たぬ男に何が出来る。」

 

慶次もまたそうであったのだ。

最後は心酔する今川家を
徳川家康と和睦させる為に己の髪を剃り、
傾くことを一切やめる。

「直江が死ぬなら、俺も死んでやるしかないなぁ」

と妻に言った慶次の潔さは、やはり漢であった。

起きて半畳、寝て一畳
飯を食っても二合半

傾奇者であろうが、商人であろうが、
天下人であろうが、同じ人間なのだ。

 

ここで慶次が実際に創作したとされる
短歌でこの稚拙な感想文を結びたいと思う。

 

九品蓮台に至らんと思ふ欲心なければ
八萬地獄に落つべき罪も無し
生きるまで生きたならば
死ぬるでもあろうかと思ふ