例によって盛大にネタバレしていますので、まだ未プレイの方はご注意下さい
ようやく二部が終わり、最終章へ。
前回の予想ははハズレ。
いきなり蛇ご一行様がユミルにワープしてきて、リィンを連れて行くという展開。
リィンをパワーアップさせる必要があったとはいえ、少し強引な印象。あれだけ悩んでいた鬼の力もけっこうアッサリ受け入れたな。
やはりどうも閃2は軌跡シリーズらしからぬ雑さがある。これまでだったら、ここらへんの展開はもっとドラマチックに演出しただろう。今回はどうしたというのだ。
内戦が勃発しているのだから、もっと緊迫した状態だろうと思うのだが、敵味方双方のんきで全くドキドキしない。
敵が馴れ合いすぎ。空にしても碧にしても、敵側が絶望的なまでに恐ろしく、クライマックスになるにつれてピリピリした雰囲気が伝わってきたものだが。割と序盤は気さくなジグムントやシャーリーでも、底の見えない凄みがあった。今回は終章に入っても特にそういう緊張感なし。
学生視点ではこのあたりが限界なのだろうか。
自分らは学生なので、基本戦争とか関わりたくないっす、トールズを奪還できればいいっす、みたいなスタンスなので。
まあ学生が介入して戦局を変えたりしたら、それこそ興ざめではあるが。
第3の視点として帝国の内戦を見ている感じがしない。特にドンパチしているわけでもないし、貴族派はアホばかりだし、蛇はやる気ないし、緊張感ないのは仕方ないのかも知れないが、せっかくのシチュエーションを生かしきれていないようで、ちょっとモッタイナイと思いました。
そのぶんケルディックの焼き討ちはグッときました。あそこからアルバレア公を取り押さえるところまでが、これまでの流れの中で一番良かったかな。その後の音楽会も良かった。その音楽で意識不明だった人が次々と目を覚ますのはどうかと思ったが。
中盤最後の山場であるはずの、今回の一つのポイントであるトールズ奪還もアホかと。あれくらいで尻尾巻いて逃げていく戦力なら、化け物教師たちでアッサリ制圧できるだろ。もう本気でガッカリした。
軌跡シリーズは2周目から本番と思っていますが、今回は2周目ないかな。もう既に先があまり気にならないです。
盛大にネタバレしてますので、まだ未プレイの方はご注意下さい。
ようやく2章が終わり、7組全員が集合したところ。てっきり捕まって監禁されているのかと思ったら、みんな逃げ伸びて割と普通に暮らしてた。かなり懸命にアレコレやっていたマキアスたちが少し不憫に思えた。
7組+αなので勢揃いすると多い多い。ちょっとした勢力だろコレ。
最初は攻撃のミスり方が半端でなく、ストーリーどころではなかった。4匹相手に疾風を放って1匹しか当たらないとか。何故かマキアスたちが合流した途端に当たるようになったが、そのままだったらプレイ放棄していかもしれない。
ストーリーはモビルスーツが万能過ぎて、だいぶ都合よく話が展開しているきらいはあるが、まぁようやく面白くなってきたかな。
いやはや領邦軍がアホなのか、台頭してる貴族らがアホなのか、そのどちらもなのか、とにかく7組に対する警戒がザル過ぎて呆然とする場面が目立つ。7組はともかく、リィンは指名手配レベルにしないとおかしいだろ。
ここまでイニシアチブを取りながらこの程度では、結果的に貴族軍が正規軍に負けたのも頷ける。
結社はたぶん最終的にオズボーン宰相側だったというオチなんだろうけど。今回唯一7組の動きをマークしている割に対応がヌル過ぎる。貴族側についているなら、とっくに捕えて引き渡している。
さて、バトル面ですが、1に比べて色々と追加されて楽しい。碧であったバーストも使える。ただ碧プレイしてすぐに閃プレイすると、アーツの考え方がしっくりこない。身につけたクオーツの属性や強さで使えるアーツが決まる碧に対して、アーツそのもののクォーツをセットしなければならない閃。スロット数は増えていますが、アーツの幅が拡がりづらく不便。
そして今回は7組以外のサブキャラも使用できるが、シャロンが万能すぎて他のサブキャラを使う気にならない。
シャロンにセプター付けて、真必勝ハチマキを装備させて、クラフト使いまくりでセピス稼ぎしてます。
あとは個人的に好きなガイウスと魔法担当でエリオットというパーティー。
結社も所々で絡んで来ますが、今のところイベント的なノリ。だが負けイベントかと思ったらゲームオーバーになったりと油断ならない。最初の攻撃での相手のHPの減り具合で判断するしかない。
現在ユミルでの休息日。この後に今後の方針を決めるらしいが、まず何より人質奪還しないとどうにもならない気がする。
なんかリィンたちが絶対に人質には手をかけないと悠長に構えすぎてるように見える。今は貴族派が攻勢なので手を出す必要がないだけて、形勢が不利になったらどうなるか分からないというか、確実に頭を押さえる為に利用するだろう。そのための人質であるが、まず貴族派がそこらへん理解して拉致したのか怪しくて困る。ほんとにアホなんだもん。ただ手柄欲しさにさらってみた、みたいなノリだな!と思ったら、本当にそうな気がしてきた。
ユーシス仲間にする際だって、そもそもアルバレア公爵はあんなバトルで制圧する必要などなく、人質の安否で脅せば一気に勝負はついただろうよ。皇女殿下には手を出せないと悟られる可能性があるからわざわざリィンの妹まで拉致させたんじゃないの?拉致させた張本人がこの調子なので、もう他は推して知るべしである。
ま、まぁ普通はそれを想定してまず人質奪還すると思うけど、闇雲に攻撃してると人質の件があるからワンチャンスの強襲しかないと思うが。今なら何故かほぼノーマークに近いし、万能モビルスーツさんにおかげで目的地ピンポイントは無理だろうけど、各地の検問を無視して割と近い場所に到達することはできるだろうし。
それにはどこに拉致られているのかまず情報を得る必要がある。さらった張本人を吐かせるしかないと思うのだが、一度そのチャンスが巡ってきて、更にバトルに勝ったにも関わらず何故か何も聞かないという謎の展開に。聞けよ。
もうそうなると、ある程度の情報を持っていると思われるレクターと接触するのが一番早いと思うけど、時系列的にクロスベルに行っているか。そうなるとカレイジャスを探すしかないのか。そういう展開になりそうな気がします。
言うほどスーパープライスでもないスーパープライスをこの時期に出したのだから、当然ロード時間等は修正されていると思ったが、なんてことはない、以前のまま何も変わっていないではないか。これさ、初期のVITA版買ってネット環境がなくて泣く泣くプレイやめて、スーパープライス版が出てロード時間等改善されているだろうと期待して買ってしまう人とかいないのかな。いないだろうけど、本当にいないことを願う。
まぁ僕に関しては全くの想定外だったというわけでもない。最悪の想定通りパッチをダウンロードする。
とは言っても僕の家にはインターネット回線がないので、以前ならここで積みであった。正に前述したとおりの状況になっていたかもしれない。だが今は違う。スマホを持っている。ワイハイとかいう南国みたいな機能を駆使してパッチをあてる事ができるのだ。
しかしそうは言っても、可能であるという漠然とした知識だけで、ワイハイを駆使したことなんて一度もないのだから、はてさてどうしたものか。
悩んでいても仕方ないので、とりあえずスマホのワイハイ機能をオンにする。何やら英字の機能が色々出てきた。環境的な設定の話だろうか?PS3の電源を入れてインターネット設定のところを見てみると、スマホの画面に表示されているAOSSみたいなのがあったので、そこでポイント登録みたいなことをしてみた。おおっ繫がった。我がPS3とVITAにようやくインターネット環境が付与された。はっ、意外と簡単ではないか、インターネット恐れるに足らず。
まずパッチをダウンロードして動作環境の確認をしたい。どこでダウンロードするのか少々手こずったが、ダウンロード完了。
PSはもともとパッチを当てなくてもそんなにロード時間は気にならなかった。パッチを当てる事でさらにロード時間が短くなり、かなり快適になった。まぁもうPS3で閃の軌跡をプレイすることはほぼないからどうでもいい。問題はVITAだ。
うーん、確かにロード時間は短くなった。ようやく無パッチ状態のPS3くらいか。最初がヒドすぎた。確かにエンカウントしたり移動する度にあのロード時間ではヤル気なくす。
さて動作環境も確認したし、ここからが真の目的。クロスセーブである。PS3とVITAでネット上に保存したセーブデータを共有できるのだ。これを使えばレベル上げ等の作業的なプレイはVITAで、ストーリーを進める時はPS3で、と使い分けが可能という画期的なシステムである。もちろんPS3とVITAそれぞれのソフトを買う必要があるが。
またゼロからスタートなんて億劫なので、PS3で1週目クリアしたデータを引き継いで、VITAで最初から始めたいのだ。このスーパープライスでクリアしたデータを持っていれば閃の軌跡2の初回プレイでほんの少し有利に進められたり、一部シナリオが変わったりするらしいのだ。
しかしこのクロスセーブ、地味に大変な作業であった。まず両機をアップデートし、アカウント登録し、サインインだのなんだのと。こう書くと大した作業ではないと思うかもしれないが、アカウント登録の際に大失敗してしまう。PS3とVITAで登録するアカウントは全く一緒でないとデータを共有できないらしいのだが、こともあろうにVITA版のアカウントを1字間違えて登録してしまったのだ。もうすっかり時刻は2時を回っていて、眠いったらないのである。
それに気づくまでに時間がかかった。どうしてもPS3でアップロードしたデータをVITAでダウンロードできないので、スマホで調べたらそういうことだった。よく見ると、アドレスの一文字が抜けている。しかも1度登録したデータは変更ができない。変更するには初期化するしかないとのこと。問題は初期化すると何故かメモリーカードもフォーマットしなければならず、とうぜんメモリーカードのデータは全て失われる。
メモリーカードをフォーマットし直さなければならないという話はVITA本体を初期化した後に知った話だったので、もうフォーマットするしかない。
VITAでほとんどゲームしてないのでそんなに損害はない。スパロボ時獄篇45話までのデータが失われるのは少々痛いが、どうせもう飽きてたし。
そうしてフォーマットし直して、今度は慎重に登録を済ます。ようやくクロスセーブ完了。いやぁ長かった。
閃の軌跡の廉価版が発売されたので購入しました。
2はどうしてもヴィータでプレイしたいという思いがあり。
プレステ3はさほど気にならなかったロードですが、やはりヴィータは心配。アマゾンで評判を見てから、と思っていたが、一向にレビューがつかないので、ついに購入してしまった。
後に発売された中国版では快適だったらしいし、パッチも更新されているくらいなのだから、まさか不具合があるオリジナルそのまま廉価版で売りつけるようなマネはしないだろう、いくらなんでも。
甘かった。いや甘かったのか?俺が抱いた期待は当然抱くべきのものであり、決して幻想とでも言うような類のものではない。
だが現実は何ひとつ改善されていないであろうロード時間。ヴィータ版をプレイしていないので詳細は分からないが、 プレステ3より明らかに長い。
最初のイベント戦闘終わりまでで閉口して中断してしまった。
おいおい、と。パッチあてればいいのか?それは売る側の理屈でしょ。買う側の立場で考えないと、痛い目みるぞ。スーパープライスなんてよほどじゃないと買わない。期待しているから買うんですよ。
いやはや。こんなことで2は大丈夫なのか。
ネタバレありますので、これからプレイする方は注意して下さい。
平日はレベル上げやクエストのみで、休日に一気にストーリーを進める形でプレイして96時間。全7章。
そのうちの20時間くらいは寝落ちしてる時間なので、純粋なプレイ時間は75・6時間くらいかと。最終レベルは67だったかな。ベストメンバーは、リィン、エリオット、ラウラ、ガイウス。サブはユーシスとエマにクロウ。
時系列的には「碧の軌跡」のオルキスタワー建造~西ゼムリア大陸通商会議~クロスベル独立宣言~帝国のクロスベル侵攻と重なっていて、今回の敵はオズボーン宰相を狙う謎のテロ組織「帝国解放戦線」。これが対立する革新派と貴族派の均衡を破る。
とにかく今回は革新派と貴族派の対立というのが根幹にあり、そこから起こる様々な問題を士官学院生の視点で見る、というのが物語の主軸となっています。碧の軌跡をプレイしていると「へーこの時、帝国側はこういう事が起こっていたのか」と思うところが随所にあって楽しい。
感想としては、面白かった。細かい不満など気にならなくなるほど面白い。これまで張ってきた伏線のせいで、先が気になって仕方ない。結果、ヤメ時が分からず、休みの日なんて放っておくと延々プレイしてしまう。ただ終章のラストバトルであるモビルスーツ戦で2回フリーズした。こちらが我慢すれば済むものは我慢するが、フリーズは勘弁してもらいたい。
最初は疑問しかなかった3D化も今は全く気にならなくなった。たぶん3章のノルド高原での実習が大きかったと思う。
3D化したことによって、2Dではあまり分からなかった魔獣の大きさが分かるようになったのも良い。
ただ、最終章の巨イナル影がデカすぎて与えてるダメージが画面に入らないというのは、ちょっといかがなものかと。
音楽も良かった。基本的に軌跡シリーズはどれも音楽良いけど、今回は更に良かった。休日によく流れるアコースティックのBGMが一番良かった。
さて、ストーリーに戻りますが、今回結社に関しては、最後の最後に結社のけの字くらいが出てきて終わり。
空~零~碧とプレイしてきて、このゲームはラスボスを推理するという楽しみもある。たいてい主人公の身近に潜んでいるから。零と碧は途中くらいでなんとなく分かったけど、今回は全く分からなかったなぁ。
確かに6章終盤でCだけ足止めした割に本隊に対して何も妨害工作をしてこないとことか、敵が完全に待ち受けている態勢だったこととか(Cだけを足止めする理由がない)、違和感を感じる場面があったけど、そのまま流してしまったなぁ。
僕が予想したラストは、貴族派の一斉蜂起によって士官学院も窮地に立たされてしまうが、旧校舎7層に眠っているモビルスーツがリィンの胸に宿る力によって目覚め、またリィンも覚醒してしまい、そのモビルスーツに乗って敵を蹴散らしてそのまま去ってゆくのかと思ってた。→ボロボロの士官学院で客はエリゼだけの学院祭ライブ→エンディング
リィンとアリサのツインギターを見た瞬間、これリィンいなくなるフラグだろ、と思ったけど大ハズレでした。まぁ主人公が去る終わり方は空FCでやってるし。
クロチルダも名前の割に黒くないなぁ、と思ってたらやっぱり黒かった。残念なことにシャロンも黒かった。
ライブのシーンはもうちょっと力を入れても良かったと思うが。男は歌わないし、ベースをギターのように弾いてるし、ドラムはハイハットとバスドラだけのパートなのにガシガシとスネア叩いてるし。どうせ雰囲気だけなら割り切って手とか細かいトコは見せない方が良い。
はてさて、続きが気になり過ぎますが、続きはいつ頃に発売されるのだろうか。とりあえず攻略本が11月9日に出るみたいなので、攻略本買って2週目突入します。