太平山

名古屋や埼玉新生活での主婦の日々と子育てや仕事に関する事件と感動を綴る。予定・・・

おしゃべりで老化を防げ ~姉妹の雑談に思わぬ効果~

2012-11-17 06:09:44 | 健康・病院・妊婦生活
「クローズアップ現代にぎんさんの娘さんたちが出るので参考に見たら?」と親から連絡がありました。



何の参考だ?と思いながらも、素直に見てみました。





そうすると、見ているだけでとても楽しいのですが、その会話に、驚くべき効果があるそうで、



長寿や健康の研究者たちが、その4人の雑談に注目しているそうです。





健康の秘訣は『雑談』だと、4人の姉妹が話しています。







ぎんさんの娘さん達、4人の姉妹(お一人は3歳の時に亡くなられているそうです)は、

現在平均年齢93歳。





娘や息子がいるかもしれないけど、90代の二人が一緒に住んでいます。



そして他の姉妹は歩いて数分の場所に住んでいるそうです。









国立長寿医療研究センターの下方さんは、2000人以上を対象者に

生活習慣と老化の関係を調べたそうです。



多くの高齢者は、70代、80代になると、うつ傾向が高まるそうですが、

この4姉妹はそのうつ傾向がほとんどなかったそうです。







日本認知症学会の理事遠藤さんは、この4姉妹に認知症予防の糸口を見つけています。



脳の血流が増加する機会が多いと、認知症になりにくいのだそうですが



この4姉妹の場合、気のおけない姉妹同士でのおしゃべりを通じて、血流がかなり増加していました。





初対面の人との会話で実験すると、脳の血流はほとんど増加がありませんでした。



それが、妹と2人の会話になると、血流が増加(初対面の人との会話の2.5倍)、

4姉妹での会話になると、ユーモアやジョークが増え、更に血流が増加していました。







更に、4姉妹の会話の内容には、記憶力を強化する効果があると、

千葉大学の人工知能が専門の大武準教授は見つけたそうです。



「そういえばそうだった」効果と呼ぶそうです。



みんなで「あの時はああだったね」「そうだったそうだった」と話すことが、良いそうです。







この4姉妹の場合は、会話のキャッチボールが早く、頭をいつも使う訓練になっているそうです。



その会話に重要なアイテムが、何十年も家にあるという「ちゃぶ台」だそうで



ちゃぶ台の効果を話していました。



・円形なのでみんなの顔が見れる

・距離が近いので会話が弾む







長女の方は一度痴呆になりかけ、息子さんが養老院に・・・と考えたそうですが、



姉妹が怒り、一緒に住むと一緒に住んだところ、

生きがいが出てきて、これまでできなかった事も出来るようになったそうです。





姉妹がいるのはとても良い環境ですが、

その他の高齢の方も、一人で暮らして閉じこもらないように、コミュニケーションをとれる機会をどんどん作るべき、と結論になっていました。







私の祖母も、姉妹・兄弟含めて、大勢で話していると笑いが絶えず、

みんな元気だとか。もうほとんどが90代です。





姉妹のいない私としては羨ましいです!





昔、高校時代の友達と、



「将来未亡人になったらおばあちゃん同士で一緒に住もうね」、なんて話していましたが、



それは本当に実現した方が良さそうですね。




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