クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

肉筆浮世絵・美の競艶~上野の森美術館・見どころ

2015-11-27 | アート・文化

 先週から、上野の森びじゅつかん(美術館)で、

「浮世絵展」が

開かれているそうです。

いわゆる

「茶屋娘のブロマイド」

にあたるものはないけれど、

 もっと 大人の、芸者やゆうじょ(遊女)をモデルに描いた、

イキ(粋)にして

ハデ(派手)にして

ビビ(美々)しい

玄人絵の コレクション

 (アメリカ人があつめたらしい。)

れい(例)によって、

うにょっとした目

白い肌、

おちょぼ口

ほぼ・同じかお(顔)が ならびますが、

これは

「浮世絵の様式美」。

見るべきは

かお(顔)では ありません

 信じられないくらい・はったつ(発達)した、

江戸時代のキモノ(着物)の柄やおり(織り)、

そして、

日本ししゅう(刺繍)に いろどられた

表具の

こっくりとした重たさが 見どころです。

http://weston.exhn.jp/


130点の浮世絵の中で、

とりわけ 目を引いたのは

「二代・歌川豊国」が描いた

「絵巻を見る男女」

という

アダな かけじく(掛け軸)だって、

うちのチットが言っていました

 ほかに、「七福神吉原遊興図絵巻」(鳥文斎栄之)や、

「やつし琴高仙人図」(奥村政信)も、

つい

じっくり見てしまう 佳作だそうです




コメント
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