Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

初詣

2010-01-04 23:58:25 | daily life


浅草へ行く用事があったので、浅草寺に立ち寄って、初詣してきました。

おみくじをひいたら…凶!!
がーん。
浅草寺は凶が多いらしいけど。
「失せ物―出ず」「願い事―叶わず」みたいなかなりの全否定で、へこみます…。
いやいや、凶になんて負けません!

気分を上げるために、揚げ饅頭を立ち食い。
あげまん願望が強いもので、食べながら、何となくあげまん祈願も…。

そのあと、会社に行って少し仕事しました。
今日まで会社お休みなので、編集部も静か。

明日から、本格的に仕事が始まります。
ほんとに面白い冬休みだったな。
休み前と比べて、自分の心境、かなり変わっています。
そんなに遠出はしていないけれど、心の移動距離はかなりのものだった。
たくさん旅して、帰ってきました。


『東京月光魔曲』 『ドゥームズデイ』

2010-01-04 02:28:51 | stage
風邪のせいなのかもわかりませんが、昨日今日とやたらと眠く、気づくと寝ています。

そんな状態の中、今日は渋谷シアターコクーンへ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作&演出の『東京月光魔曲』を観に行ってきました。
昭和初期の東京を舞台にした、絡み合う人間関係と復讐、猟奇的事件の行方を描いた物語。
あえて差別用語を使ったり、いかにも“猟奇”という旦那殺しの風景が描かれていたり、怪しげな宗教が絡んできたり、近親相姦あり、と、暗くて猥雑な世界観は魅力的だったのですが…どうも話があっちこっちいきすぎて、集中して観られませんでした。
体調の問題もあったかもなのですが。
瑛太さん&松雪泰子さん演じるドS姉弟は、なかなか面白いキャラクターだったので、あそこの分量をもっと多くしてもよかったんじゃないだろうか。
瑛太さんの冷たい芝居は、リアルな怖さがあってゾクゾクする。
あと、山崎一さんは、やっぱり上手いなあ。
あと、また絶妙なテンポで笑いを繰り出してくる大倉孝二さんに救われた。


昨晩は、劇場で観損ねた、ニール・マーシャル監督の『ドゥームズデイ』をDVDで観た。
途中までちょっとかったるかったのだけど、だんだん面白くなってきて、最後はけっこう興奮!

25年前に猛威をふるった死のウィルスが再発生。政府は、25年前に壁で囲ったままになっていた隔離地帯にウィルスの治療薬があるとにらみ、特殊部隊を送り込む…というストーリー。

で、主人公の女性(演じるのは、ローナ・ミトラ。かっこいい美人さん)が隔離地域に出向いたところ、突然、モヒカン&タトゥー姿のパンク野郎な生き残り軍団に遭遇するわけなんです。
まあ、普通に考えて『マッドマックス2』をやりたかったのかな、という感じですが、これはこれで面白かった。
モヒカン君たちのテンションの高さが尋常じゃなくて、アホでけっこう笑えます。変なダンスの儀式とか、冗談でやっているとしか思えない。
首ちょん切ったり、丸焦げ人間をみんなで切り分けて食べたり(食料が少ないから…)、ゴアシーンも強烈なのありますが、マーシャル監督の性格か、あまりネットリと見せず、あっさりスパッスパッと見せていくので、意外に後味スッキリ(?)。

後半は、中世に逆行したような町なんかも出てきて、もうなんか世界観がすごいことになってます。カオス!
マルコム・マクダウェルも出てきちゃうし。

あまり真面目に考えず、「ああ、バカやなー」って笑いながら観るといい映画だと思います。



あ、母に頼まれていた、書籍用のイラスト(消しゴムはんこ)も無事納品しました。

消しはん、やっぱり楽しいです。