Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

ダイアリー・オブ・ザ・デッド

2008-11-16 23:16:11 | movie


昨日は、パスタ好きの人が家に来たのでパスタ2種作りました。
きのこ入りミートソースのフェトチーネ、ゴルゴンゾーラソースのペンネ、大麦入りミネストローネ、蒸しズッキーニとコーンのサラダ。すべて初めて作るレシピ。
若干テンパッていたため、中途半端な写真しか撮れなかった…。


夜は、ホラー友達さんと、昨日初日だった『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』観にいってきました!
ロメロゾンビの最新作です。

いままでのゾンビサーガとは趣の違う、POV撮影でリアルな現代世界を描いた実験作、といった感じ。
ざっくり言うと、ホラー映画を撮影していた学生たち&先生が突如ゾンビの恐怖にさらされ、自分たちの状況をビデオカメラで撮影しながら車で各地を逃げまわり、サバイバルを繰り広げる、という話です。

ゾンビ映画のお決まりである終末世界でむき出しになった人間のエゴや醜さ、絶望などを描きつつも、この作品がユニークなのは、個人発信の情報がネットを通して氾濫する、ウェブ時代ならではの“なれの果て”を描いたところ。

ゾンビがはびこり情報網も混乱を極める中、一般人たちが自分の撮ったゾンビ映像やらゾンビ対策法をネットにアップする。で、主人公たちも逃げながらYou Tubeとかチェックしてる。
そして彼らもまた「生存者のために」ということでドキュメンタリーを撮影し、その場で編集し、ネットにアップしていくのです。
(監視カメラの映像まで自分でダウンロードして編集してしまうんだから、すごい)

ほとんどがその学生たちが撮影した映像、という設定だから、ふつうの風景の中にいきなりゾンビが写りこんでくる、という、その“生”な感じがとても新鮮でよかったです。自分たちと同じ世界の物語であるというこが強く感じられたような。

しかし、素人が撮影した設定だけに、正直かったるさを感じる部分も多く、ナレーションも青臭く、いまいち監督のいいたいことが伝わりにくかった映画ではありました。
このジャンルを見慣れている人じゃないと、ちょっとキツいかも。


しっかし、ロメロ映画のゾンビは最高!美しい!ノロい!
いいのよねー、動きも死に方も。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のプリミティブなゾンビ再び。
ああ、ロメロのカメラの前でゾンビになってみたい。

あと、突如差し込まれるユーモア部分も素晴らしいです。
アーミッシュの老人・サミュエルが登場する場面は最高。笑える。

そしてもちろんゴア描写も良かったです。
硫酸(?)でゾンビの脳がちょっとずつ溶けていくとことか、顔がまっぷたつに切れるとことか、腸がデロデロって流れ出るとことか、粗め&暗めの映像でもいっさい手抜きなしの容赦ないゴアに感動。

なんにせよ、リアルタイムでロメロの新作が観られるということは、ほんとに幸せ。
ロメロさん、早く次のゾンビを見せてください!


ところで、いつの間にwii版『どうぶつの森』の発売日って発表されてたのですか?!
年内発売ってことしか知らなかったから、今日CM見てびっくり!11月20日発売って、もうすぐじゃん!
いそいでAmazonで予約しました。
うー、楽しみ。