ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

民生くん

2009-02-19 | 暮 Life
ユニコーンが再結成されて
最近よくテレビで民生くんを見かける。

もう、”くん”という年齢でもないが

リアルユニコーン世代としては
やはり「民生くん」は「民生くん」だろう。

高校時代にユニコーンを愛してた友が
「民生くん」「民生くん」と連呼していたのを思い出す。

レンタル屋でもユニコーンが特集されており
つい借りてしまった「ザ・ベスト・オブ・ユニコーン」。

流れ出す1曲目の
♪Maybe Blue♪に

ペンシルハウスで「うぉー懐かしいぃぃ!!」と
ひとり絶叫。

流れ出る懐かしい曲の連続に
一気に高校時代の雰囲気を思い出す。

特に具体的なシーンではなく
友人の部屋で制服でゴロゴロしながら

何百回と聞いていた曲ばかり。

部屋の陽射しの温かさだとか
ちらかったスナック菓子の袋とか。

友達の家の猫とか。

「アタシ、絶対民生くんと結婚する!」と毎度
友人の気合の入った宣言とか。

そんなしょうもない事ばかり思い出す。

「30歳になったらみんな何してるかね」

「そりゃ結婚してるよ」

「当たり前だよ~」

「そうだよねー二人ぐらい子供もいて」


何だか今とあまり変わらない会話。
進歩なさすぎだな~こりゃ。


チェ・39歳別れの手紙

2009-02-18 | 観 Movie Museum
28歳に引き続き39歳を観賞。

週一で通ってるのではないかと思う程
今一番のフィバリッ~スポット新宿ピカデリー。

映画はしばらくここで観ると決めた。
革命。革命。映画革命。

どこが。。。

チェ・39歳別れの手紙

28歳の時はカストロと共にキューバ革命を
現実へと導く熱い炎だった。

その炎はやがて民衆をも熱く燃え上がらせて
キューバ全体を包む。

そのままキューバに残れば永遠に
地位も名誉も富でさえ手に入れていたのをあっさり捨て

また南米の貧しい国を救うべく革命への旅に出る。

39歳の時は変わらぬ熱い炎はあるが
思い通りにならない身体と進まぬ革命と

起こる悲劇の結末へと向かう切なさが
ずっと漂っていて悲しかった。

前回同様、今回も一緒に観た先輩が

「権力には本当に一切興味が無かったのだろうけど
ある意味ではずっと夢見る少年だったのかもね」

と言うのを聞いて納得。

凡人に比べたら短い人生なのだろうが
その何百倍も濃い人生を一気に駆け抜け

自分のやるべき事をしっかと見据え
揺るがない信念で貫ける強さを持っている選ばれし人。

誰もが持つ事を望みながらも
絶対に手に入れられぬその強さに

沢山の人々が惹きつけられるのだろう。

チェ役のデ様は
前回より更に痩せ細り完全ゲバラ。

渋い。渋い。デ様渋いぃ。

お決まりコースのモッツマンにて

「でもさーほとんど隠れっぱなしゲリラシーンで
あれ以上長かったら限界だったかもね~」と

正直な感想を極ホルモンを舌鼓を打ちつつ。

来月、再来月観賞もしっかり予定しつつ。

あーはやくブラピの”ipod中毒の筋肉バカ役”が観たい。
やめられまへんな~

入院日記

2009-02-17 | 暮 Life
マジシャン見習い中の妹は
今ペンギンになり入院日記を書いておりました。


おひまな方がいらしたら
見てやって下さいまし。

ササミをたたいて状態ってさ。。笑い事じゃなくて、

干しイモ芋食べてる場合かっちゅーの。

とあらためて。

でもね骨は強いのよね我が家系。


まあ いいか

2009-02-16 | 楽 Happy
週末は2月とは思えない暖かさ。

さらに世間はバレンタインデーと
ヒートアップしていたが

メンドクサイ義理チョコも渡さなくてよくなり
毎年5000円以上の出費が経費削減できて、

こりゃラッキー。

と思っていてはいかんのか。
逆チョコはいつでも受付中なのになあ。

結局今年あげたのは
友人のダンナに生ハム。

しかもその場であけてもらい、
その場で剥がして皆で食べたという

全くプレゼント機能を果たしていない。
すんません。


そんな仕打ちをしておきながら
美味しい手作りお菓子と料理にもてなされ。

プラス、ミキティフランスお帰りお土産もついて
淋しいハートも温まる。


アップルパイに~


念願のフォンダンショコラ。


おっつ、あっつ、
チョコ流れでております!もったいない!


やはりこれを食べないと、
バレンタインは終われないっす?!

ああなんて美味しい
嬉しい。幸せの甘さ。


翌日も、別の友人宅で食い倒れ。
毎回テーブル一面にお料理がぁぁぁ溢れてるうぅぅ

サルヴァトーレクオモのデリバリーピッツアを
頼もうと予定していたが

食べるものが沢山で
とてもとても入りませんと次回へ持ち越し。

こんな風に気の合う人達と
美味しいお酒と料理に囲まれて

お気軽で楽しく過ごせると
もう現実問題は「まあいいか」とつい思ってしまう。

そう。

「まあいいか」これ全てを表す言葉。

「まあいいか」いいか。いいか。

全然よくねーんだけんど。

誰も守ってくれない

2009-02-13 | 観 Movie Museum
誰も守ってくれない

未成年者が凶悪や重大犯罪を犯した場合に
加害者の家族をマスコミや世間からの

様々な危険から守るために
警察が保護する場合がある。

それは過去の事件から、
加害者家族が耐え切れぬ重圧に自殺をしてしまったという例が

後をたたないからである。
しかしその保護について警察は公には認めてはいない。

加害者の家族を守る。

理由もなく殺されてしまった
被害者からすれば、その矛盾に絶望しか感じない。

でも犯人の身内というだけで
マスコミから追われ、さらし者にされてしまう現実。

何よりも怖いのがインターネットのエスカレートした情報。
真実も、虚構も、嘘も、作り話も何もかもが交ざり合う。

それは”正義”の下に隠された陰湿な
人間の深く悪質な部分をあぶりだす暴走。

匿名性が更に加速度を増して
歯止めが利かない。

なぜにここまで?と思う程、
傷つき、傷つけられる人が沢山出てくる。

観終わった後も椅子に
へばりついてしまった様に重い。

ただ救いが無い終わりというのではなく

流れるテーマ曲の様に
悲しみの中に光が見えるだろうと思えた事。

佐藤浩市をあて書きで書いたという

荒っぽく、家庭崩壊間近、
過去の事件で傷を負う刑事に

そうそうこんなんだよねー
でもここに惹かれちゃうのよねーと

映画を忘れ、過去の宣言も忘れ
誰に感情移入してるのアタシと思いつつ。。。

ひとつ違和感があったのを

「あのオバちゃん走りが残念だよ。
走るのは若い龍平に任せとけばよかったんだよ」という

佐藤浩市好きの先輩からの一言ですっきり。

なるほど!
あの違和感はオバちゃん走りか(笑)

でも許しちゃうよ~
こんな渋い佐藤浩市デカなら。

ただ間違っても”少年メリケンサック”と
前後間違って観てはなりませぬ。