ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

ここに幸あり

2008-01-19 | 観 Movie Museum
金曜日上映最終日に、
かけこみ幸あり。

ここに幸あり

イタリアやフランス映画はユルイ。

主人公のオッサンの母親役が
どうみても男にしか見えない。

年を取ると性別不詳のオッサン風オバサンは
存在しないでもないので、

必死に「あれはオッサンじゃないオバサンだぞ」と
言い聞かせながら観ていたものの

終わってから友人に
「あのお母さんオッサンにしか観えなかった・・」と言うと

友:「ああ、あれオッサンだもん。」

私:「え”え”ー!やっぱり!」

友:「なんかね母親役の人が降板して、
急遽代役を立てたんだってさ」

私:「それで代役が男かいっ!ユルすぎじゃない?」

友:「内容もユルかったもんね・・」

私:「確かに。」

ユルくていいのさ人生なんて。



週末は地元友と新年会。

”しっかり芽”も皆で食し
”苺”もたんまり食して

なぜか最後は「変なオジサン」の練習。

おチビに「違う!もっと手を伸ばしてカラダは反る!」と
本気指導している大人達の図って・・・。

ユルくていいのだ。人生なんて。


しっかり芽

2008-01-16 | 暮 Life
いつも長蛇の列で買えないんだよねぇ~と
ずいぶん前に嘆いてのを覚えていてくれて

心優しき友人が凍える寒さ?!(ではない)の
東京駅のお店で並んでくれたらしく

なんと今日会社でプレゼントしてくれた。
うぉサンクス~

ねんりん家

外はカリッ中は熟成 "しっかり芽"


食べずにぐっと我慢して土曜日持っていくでよ!
ちょっとづつだけど皆で食べましょ~

引継ぎ中継ぎ

2008-01-15 | 暮 Life
毎度の事ながら
引継ぎ作業が思った以上に疲労増幅。

日々繰り返しのルーチン作業は
それ自体慣れてしまえば簡単に行えるものになるが

その慣れるというのが一番大変で

それ以前にこの作業がなぜ必要なのか?
どうしてこの作業を行っているのか?

社内での特有共通言語からまず説明に入らねばならず、

真っ白状態の人に理解してもらう難しさを
毎日髪をかきむしりつつ行っている。

でもってこれが滞ると
どんだけ~大変な事になるかという

半分洗脳とも思われる位繰り返し、

「一に確認、二に確認、三四も確認、五も確認。
何はともあれまず確認」と更にしつこく。

まだ1週間しか経っていないのに
全ての流れを滝の様に流し込んでいる自分を

はたと傍観してみると鬼に見えてくる。
ホント申し訳ない・・・。

作業手順をパソコン本の様に
一つ一つ画面の状態で進める様にマニュアル化しているものの

作成スピードと引継ぎ業務が追いつかず
途中で終わってしまっているものがポロポロ出てきて

「あの・・すみませんがこの先は??」と聞かれ

「ここからはさっきのAのマニュアルの最後と一緒だから」と
答えたものの、全然同じではなく

「あの・・同じじゃないみたいなのですが・・」

「おーーそうでした!違います!作ります!しばしお待ちを!」の繰り返し。

名刺の発注やら席替えやら
取り巻く環境だけが勝手にどんどん進行されているのが

焦りをあおる。

そして気のせいだろうか同じ部署の人達がなんとなく
「どうせ異動すんだもんね~この人」と冷たい様な気が・・・

いやいや気のせいだ。

いやいや。気のせいか?
はぁ・・・。なんだか妙に淋しい。

いやいや。
そんな弱気な事は言ってられんか。











俺たちフィギュアスケーター

2008-01-14 | 観 Movie Museum
ただただ大爆笑のおバカ映画を観賞。

「これさ~実は凄い観たいの~」と誘って来た
友人のチョイスとセンスに脱帽。

俺たちフィギュアスケーター

アメリカ男子シングルスケート界で人気を二分している
金髪王子タイプと男臭さムンムンのマッチョタイプの二人。

元々犬猿の仲だった所に
ある大会で同時優勝となり表彰式で大ケンカしてしまう。

あるまじき行為と男二人はスケート界を永久追放に。

落ちぶれてやさぐれるマッチョと
スポーツ用品店で淋しく働く元王子。

そんな二人がスケート界に戻れる方法があった。

それは協会の規定でも男女でなければいけない
とはなっていない競技。

男子フィギュアスケートペア!!

とにかく仲の悪い二人が試合に向けて
おバカな技の特訓特訓また特訓。

いわゆるアメリカB級映画だが、
ありがちな、お下劣さもさほどでなく(これは個人差有か?)

とにかく”痛い!痛い!”と”アホか!”とを交互に
スクリーンにツッコミ入れたくなる映画だった。

また衣装や出てくるキャラクター類の
センスの悪さが最高に良い。

ポスターにも出ている金髪王子の孔雀の顔が手についている衣装は
お尻も孔雀のお尻になっている。

そして孔雀になって舞うのだ
王子がぴょんぴょん舞う。変でしょうその踊り。

おバカ加減もエスカレートして
最後は宇宙に飛んで行ってしまった。

面白かったら何でも有り。

興行的にも不安があったのか
映画のパンフレットすら作成しておらず

売っているのは特大ポスターのみという力の入れなさ。
あのポスター買う人がいるのだろうか。

でも会場は満員の大爆笑。
ホント面白い。

しかしミニシアター系も新しくオープンした所は
革張りシートで座り心地もいいしオサレになったものだ。


その後は近くで野菜三昧ディナーを。
chef’sv



さあ今年も観て食べて
有限実行で参りますぞ!





転々

2008-01-12 | 観 Movie Museum
今年最初の映画を観賞。

演目(?)は去年チケットを買ったまま
大事に手帖に挟み込んでいた。

主演は残念ながら年末に
ご結婚してしまったあの方。

オダギリジョーだじょぉー

転々

三浦友和(かなり肥えてた)扮する借金取りに
80万円の返済を迫られた大学8年生のオダジョーが

借金を帳消してやる代わりに
何も聞かずに俺の東京散歩に付き合えと言われる。

借りたお金など返す当てもないオダジョーは
それで借金がチャラになるのかと疑いながらも東京散歩がスタート。

散歩と言いつつ、
借金取りと奥さんとの思い出の地巡りで

最終目的地は霞ヶ関桜田門。

監督はあの「時効警察」の三木聡。
脇を固めるおなじみの濃いキャラもしっかり。

しかもちょこちょこ後ろに
細かいネタを仕込んでいる。

ただ笑える!というだけでなく
ちょっと切なくてちょっと悲しい。

変なコンビが見慣れた東京を歩く。

具体的な地名が出る訳でもないが

「あ、近状のあの道だ」とか
「あそこの公園ね~」とかよくわかる。


東京は歩く街だ。

私もペンシルハウスに住む様になって
とても歩くようになった。

一本大通りから入っただけで
急に静かになって猫がのんびり歩いていたり

住宅街に小さいパン屋さんがあったり
うっそうとした森があるぞと思うと神社だったり。

しかし都市計画はなってない、
街並みは雑多なだけでちっともキレイじゃない。

緑なんか全然ないに等しい。

でももっともっと時間が経って
ずっと年を取った時に

”あぁ転々と東京を歩いたなあ”
と思い出すかな。