ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

上海蟹三昧

2008-01-20 | 食 Gourmet
中華街で上海蟹尽くしの贅沢コースを
家族でご馳走になる。

いつも食べた事のない高級品を
ご馳走してくれるという知り合いの方がいる。

そのご厚意に毎回一家で
甘える図々しいナベ家。

今回は大珍樓にて
メニューにない”特別上海蟹コース”







今回おもてなし頂いたお店は
その方が以前豪華客船「飛鳥」で世界一周旅行をした際に
お知り合いになったという方のお店だと聞いて

あまりにもかけ離れた場所には
かけ離れた世界の方達とお知り合いになれるのだなあ~と

あまりにも自分とかけ離れ過ぎて
途中で想像も止まる。貧弱な想像力。。。


本来「上海蟹」のシーズンは10月から12月で
食事会も昨年の予定だったのが延びて1月に。

シーズンも終わってしまったので
残念ながら”上海蟹”は今年の秋に・・と聞いていたのに

メニューを見てビツクリ。上海蟹のみではないか!!


オーナーが上海蟹を手に入れてくれた
特別コースであった。

八種冷菜


上海蟹の老酒漬け


上海蟹を年代ものの紹興酒に漬けて
甲羅をはがすとカニみそがこんにちは~

これがとにかく美味しい。
そして蟹で酔う。しっかり酔っ払う。

上海蟹と竜眼のスープ

竜眼はライチより小ぶりの果物。
本当に竜の目みたいにも見える。

自家製豆腐の上海蟹みそあんかけ


くりぬいたドラゴンフルーツの中に
自家製豆腐がありその上に濃厚な上海蟹みそあんがかかっている。

ドラゴンフルーツがとてもあっさりしているので
とても食べやすい。

上海蟹入りもち米ご飯

おこげたっぷり。

他3品にデザート。

もう上海蟹食べられない~という
カニカニ攻めの贅沢コースであった。

しかも通常では流通していない
中華街でもこのお店と他1件にしか置いていないという
純5年物の紹興酒(しょうこうしゅ)がオーナーから届き

コリン父と飲めないぴーちゃんまで大喜びでグイグイ。
私も便乗でグイ。

今までの紹興酒ってインチキものか?と疑う位
香りよくあっさりとして飲みやすい。

紹興酒って美味しかったんだ・・・。



あまりの紹興酒旨さに
コリン父は調子に乗り飲みすぎて料理途中で撃沈し居眠り。

オヤジ!起きろ~!
と弟に何度も注意される始末であった。

自分では絶対に食べにはいかれないだろう
上海蟹。ああ貴重な体験。

世の中には美味しいものが
うじゃうじゃあるものだ・・・。