ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

道産子 モエレ沼公園編1

2007-05-07 | 暮 Life
世の中には文字や映像で得た知識が
あたかも自分で体験したかの様な錯覚を起こす。

知った気も、わかった気も、
見た気も、食べた気も、ありとあらゆる気。

道産子最終日の晴れ渡る日曜日、
札幌のモエレ沼公園へ。

ここは今回の旅行で唯一絶対に行くと
決めていた所。

イサム・ノグチが基本設計を行い
17年かけて造園し2005年に開園した広大な公園である。

札幌市の市街地にあったゴミ処理場が
緑あふれる公園へ生まれ変わる。

模型や写真で見ただけで
知っていた気、理解した気が

実際の公園へ足を踏み込むと

全て粉々になる程の
圧倒的スケールと迫力と存在感。

何があるという訳でもなく
ただ大きい丘とただ広い芝生とただ大きい彫刻。

2年前にここに行きたいと強く願った事。

その時に見て感じた事は

実物を目の当たりにして
その何十倍の感動で自分の目で肌で心で味わう。

物より思い出。
自分で感じた事は大きな知識と記憶。

ゆるぎない財産。

【ガラスのピラミッド】



【ガラスのピラミッド内部】



この中にレストランがあり
お薦めと聞いたので入ろうと思ったらすでに1週間前から
予約で一杯との事だった・・・・。次回はぜひ食すベシ。

【カラマツの林】



木陰でお弁当を広げて食べる。
新緑ピクニック。

【テトラマウンド】


芝生のマウンドの上に
直径2mのステンレスの柱が三角錐を形造る。

ピラミッドパワーがあるか?と
みんなで中央でバンザイ!



不思議なもので、
人間はあまりにも大きなものに出会うと
バンザイしたくなるのかも。

【プレイマウンテン】



その大きな存在感に言葉なくして
歩き続けて、登り続けて、

辿りついた頂上から広がる景色に
小さな事も嫌な事も忘れちまいなーと思えた。