先週から、後期授業がはじまりました。
夏休みの間に、学生たちは、それぞれに体験を重ねて、
イイ顔をして、大学に戻ってきています。
夏休み前、3年生対象にインターンシップ事前講座を、開講し、
それに参加していた学生が、後期の私の授業に参加して
「先生、インターンシップ行ってきたよ!」
と、キラキラとした顔で、報告してくれます。
そういうコたちは、大学が用意したインターンシップ先ではなく
自分で、サイトなどからエントリーして、自分が行きたい企業などで
インターンシップの経験をしてきた学生が多い。
ウチの学生は、というよりも、最近の若いモン(笑)は、
個別にみると、いろいろと個性もあるんだけど、
総体的に、安全圏でこじんまりと小さく収まり、
どちらかというと受動的なイメージを、人に与えていることが多い。
なので私は、自分の授業の中では、
君たちは、十分に世間に通用するものを持っている、大丈夫!
ゼッタイムリ!と思う、最高のところから順にチャレンジしろ~~!!!
チャンスは、掴みに行ったモンだけしか、掴むことはできない、とにかく行け~~!!!
と、イケイケゴーゴーなハッパをかけている。
そうすると、特にスポーツをするようなコたちは、そうだよな~と
共感してくれるらしく
(いくら下馬評で強い相手でも、対戦したら勝つこともあるじゃん)
行動を起こす。
行動を起こしたコは、やはり何かしら、掴んで帰ってくる。
経験は、人を育てる。
今週、授業終わりのタイミングで、退室する学生と入れ替わりに
もう私の授業を取りつくした学生が、「こんにちは~」と入ってきた。
あら~、久しぶり~~♪
彼は、受講しているときと同じように、黒板を消したり、
配布資料や出席票などをそろえて持ち、私のカバンを持ってくれる。
私の授業には、毎回、彼のように自主的に手伝ってくれるコが数人出てきて
みんなで片づけて、カバンや荷物を持って、控室まで送ってくれるのだ(^^)。
ありがとね~~。
控室に座ると、彼は
先生に、インターンシップの話をしようと思って、
先生なら、すごく喜んで話を聞いてくれると思って、
今日は、授業も部活もないけど、来た。
(うれしいねぇ♪)
と言って、資料を出して、話をはじめた。
とある企業で、彼が経験してきたのは、
2500人のエントリー学生の中から、選抜された
24名だけが受けることができる、スゴいプログラム。
うわ、1%やん!
すごいなぁ、それに残ったんやねぇ。
数回の面接試験を含む、競争率100倍のセレクションに残っただけでもすごいこと。
「先生の全部の授業の資料に、全部目を通してから行きました。」
いい響きのセリフを言うねぇ~~~♪
彼が言うには、彼以外の学生は、有名大学のアタマよさそうな学生ばかりだったとか。
実際のプログラムも、感心した。
短期のインターンシップで、
選考に残ったメンバーを数チームに分け、企画を立てるプロジェクト。
夢のある、かつ現実的で実現可能な企画を作り、
最終日に、実際の企業の人の前でプレゼンテーションし、企画採用を競う。
よくあるプログラムだけど、
その仕掛けがすごい。
レベル設定をクリアしていって、前に進む仕組みで、
毎回ガンガンに厳しく蹴落とされる、学生向けでなく現実的なハードルの高さ設定と、
その中でも、先輩の温かさや感動が織り込まれた、すばらしいプログラム。
このプログラムの仕掛けを聞くと、
この会社の企画力の高さがわかる。
もちろん、人材育成力の高さも。
なるほど、スゴい会社だわ。
詳しくは書けないけど、
少なくとも、彼らは、指示を受けたわけではなく、
必要であると、自発的に感じて、
毎日アフターには、チームメンバーと
ファストフード店で終電まで戦略とプランを練り、
コンペチタ(競合先)にミステリーショッパーとして出かけ
帰宅してからは、メンバーそれぞれが情報収集と資料作成をし、
時間を決めて、電話でナレッジしあっていたという。
また、彼は、一人で駅前に立ち、50名以上にインタビューしたとのこと。
チーム同士も、ライバルであるけど、励ましあい、情報も交換しあっていたらしい。
企画の裏付けや内容も、さることながら、
最終的には、何をどう相手に伝えることができるプレゼンをするか、
そこが、重要だったと彼は言う。
仕事では時間内で最高のものをやらなくてはいけない。
一番でなくては、チャンスはない。
次点では、企画は企画でしかない。実物にならない。
いい勉強をしてきた。
仕事って、厳しいけど、楽しい。
先生の授業で、毎回プレゼンをやったけど、まだまだ甘かった。らしい
(ごめんねぇ~、甘くって・・・ワリと厳しいとか言われてたけど・・・(*_*))
先生の授業でやったことは、全部仕事に必要なことだった。
先生が、あの授業で言っていたことは、コレのことだ、
ということがイッパイあって、ホントだ~~と思った。
らしい(笑)。
プレゼンも、私の授業ではパワーポイントは使わせない。
あくまでも、アナログのプレゼンで、論理的かつ感動的にできないうちは
パワポは、必要ないし、ごまかしがきく分、逆に下手になるとつねづね
言ってきた。
私が言ってきた以上のレベルを必要とする実際の社会で、彼はそれを実感したらしい。
彼のプレゼンの話を聞いていると、たとえて言えば、
有名広告代理店レベルを求められたということがわかる。
要するに、PVを作る要領とレベル。
実際に彼らは、それをこなしてきている。
(私の授業で、モデルプレゼンしてもらお~かしら。。。)
企画のプロセスから、内容、プレゼンテーションまで、
すごく熱く語ってくれた。
彼が、どんなにいい経験をして、
しかも、成功体験として、大きなものを得てきたこと。
そのことが、さらに彼を大きく次のステージへと導いていることがわかる。
インターンシップを終わっても、感動を共にしたメンバーたちと
連絡を取り合っているらしく、いい友人ができたみたい。
超有名大学じゃなくても、こういう学生がいます。
企業の採用担当の方には、ぜひ「人を見る」内容の採用選考をしていただきたい。
彼は言っていた。
今まで、ずっと部活に燃えていたけど、自分には仕事もできるということもわかった。
仕事の楽しさがわかった。はやく仕事をしたい。
チームでできる仕事がしたい。
企画力と行動力、そしてホスピタリティ、自分の強みと好きなことが活かせる仕事がしたい。
いいぞ!!これからが就活本番!がんばれ!!!
夏休みの間に、学生たちは、それぞれに体験を重ねて、
イイ顔をして、大学に戻ってきています。
夏休み前、3年生対象にインターンシップ事前講座を、開講し、
それに参加していた学生が、後期の私の授業に参加して
「先生、インターンシップ行ってきたよ!」
と、キラキラとした顔で、報告してくれます。
そういうコたちは、大学が用意したインターンシップ先ではなく
自分で、サイトなどからエントリーして、自分が行きたい企業などで
インターンシップの経験をしてきた学生が多い。
ウチの学生は、というよりも、最近の若いモン(笑)は、
個別にみると、いろいろと個性もあるんだけど、
総体的に、安全圏でこじんまりと小さく収まり、
どちらかというと受動的なイメージを、人に与えていることが多い。
なので私は、自分の授業の中では、
君たちは、十分に世間に通用するものを持っている、大丈夫!
ゼッタイムリ!と思う、最高のところから順にチャレンジしろ~~!!!
チャンスは、掴みに行ったモンだけしか、掴むことはできない、とにかく行け~~!!!
と、イケイケゴーゴーなハッパをかけている。
そうすると、特にスポーツをするようなコたちは、そうだよな~と
共感してくれるらしく
(いくら下馬評で強い相手でも、対戦したら勝つこともあるじゃん)
行動を起こす。
行動を起こしたコは、やはり何かしら、掴んで帰ってくる。
経験は、人を育てる。
今週、授業終わりのタイミングで、退室する学生と入れ替わりに
もう私の授業を取りつくした学生が、「こんにちは~」と入ってきた。
あら~、久しぶり~~♪
彼は、受講しているときと同じように、黒板を消したり、
配布資料や出席票などをそろえて持ち、私のカバンを持ってくれる。
私の授業には、毎回、彼のように自主的に手伝ってくれるコが数人出てきて
みんなで片づけて、カバンや荷物を持って、控室まで送ってくれるのだ(^^)。
ありがとね~~。
控室に座ると、彼は
先生に、インターンシップの話をしようと思って、
先生なら、すごく喜んで話を聞いてくれると思って、
今日は、授業も部活もないけど、来た。
(うれしいねぇ♪)
と言って、資料を出して、話をはじめた。
とある企業で、彼が経験してきたのは、
2500人のエントリー学生の中から、選抜された
24名だけが受けることができる、スゴいプログラム。
うわ、1%やん!
すごいなぁ、それに残ったんやねぇ。
数回の面接試験を含む、競争率100倍のセレクションに残っただけでもすごいこと。
「先生の全部の授業の資料に、全部目を通してから行きました。」
いい響きのセリフを言うねぇ~~~♪
彼が言うには、彼以外の学生は、有名大学のアタマよさそうな学生ばかりだったとか。
実際のプログラムも、感心した。
短期のインターンシップで、
選考に残ったメンバーを数チームに分け、企画を立てるプロジェクト。
夢のある、かつ現実的で実現可能な企画を作り、
最終日に、実際の企業の人の前でプレゼンテーションし、企画採用を競う。
よくあるプログラムだけど、
その仕掛けがすごい。
レベル設定をクリアしていって、前に進む仕組みで、
毎回ガンガンに厳しく蹴落とされる、学生向けでなく現実的なハードルの高さ設定と、
その中でも、先輩の温かさや感動が織り込まれた、すばらしいプログラム。
このプログラムの仕掛けを聞くと、
この会社の企画力の高さがわかる。
もちろん、人材育成力の高さも。
なるほど、スゴい会社だわ。
詳しくは書けないけど、
少なくとも、彼らは、指示を受けたわけではなく、
必要であると、自発的に感じて、
毎日アフターには、チームメンバーと
ファストフード店で終電まで戦略とプランを練り、
コンペチタ(競合先)にミステリーショッパーとして出かけ
帰宅してからは、メンバーそれぞれが情報収集と資料作成をし、
時間を決めて、電話でナレッジしあっていたという。
また、彼は、一人で駅前に立ち、50名以上にインタビューしたとのこと。
チーム同士も、ライバルであるけど、励ましあい、情報も交換しあっていたらしい。
企画の裏付けや内容も、さることながら、
最終的には、何をどう相手に伝えることができるプレゼンをするか、
そこが、重要だったと彼は言う。
仕事では時間内で最高のものをやらなくてはいけない。
一番でなくては、チャンスはない。
次点では、企画は企画でしかない。実物にならない。
いい勉強をしてきた。
仕事って、厳しいけど、楽しい。
先生の授業で、毎回プレゼンをやったけど、まだまだ甘かった。らしい
(ごめんねぇ~、甘くって・・・ワリと厳しいとか言われてたけど・・・(*_*))
先生の授業でやったことは、全部仕事に必要なことだった。
先生が、あの授業で言っていたことは、コレのことだ、
ということがイッパイあって、ホントだ~~と思った。
らしい(笑)。
プレゼンも、私の授業ではパワーポイントは使わせない。
あくまでも、アナログのプレゼンで、論理的かつ感動的にできないうちは
パワポは、必要ないし、ごまかしがきく分、逆に下手になるとつねづね
言ってきた。
私が言ってきた以上のレベルを必要とする実際の社会で、彼はそれを実感したらしい。
彼のプレゼンの話を聞いていると、たとえて言えば、
有名広告代理店レベルを求められたということがわかる。
要するに、PVを作る要領とレベル。
実際に彼らは、それをこなしてきている。
(私の授業で、モデルプレゼンしてもらお~かしら。。。)
企画のプロセスから、内容、プレゼンテーションまで、
すごく熱く語ってくれた。
彼が、どんなにいい経験をして、
しかも、成功体験として、大きなものを得てきたこと。
そのことが、さらに彼を大きく次のステージへと導いていることがわかる。
インターンシップを終わっても、感動を共にしたメンバーたちと
連絡を取り合っているらしく、いい友人ができたみたい。
超有名大学じゃなくても、こういう学生がいます。
企業の採用担当の方には、ぜひ「人を見る」内容の採用選考をしていただきたい。
彼は言っていた。
今まで、ずっと部活に燃えていたけど、自分には仕事もできるということもわかった。
仕事の楽しさがわかった。はやく仕事をしたい。
チームでできる仕事がしたい。
企画力と行動力、そしてホスピタリティ、自分の強みと好きなことが活かせる仕事がしたい。
いいぞ!!これからが就活本番!がんばれ!!!