今朝、昨日のお酒がまだ残ってる(笑)状態のときに、
ケイタイの着信音で、起こされた・・・。
「はい、おはようございます・・・」
いちお~、話すことをナリワイとしている私としては、
寝起きだからといって、しゃがれた声を出すのは、プロ意識に関わる・・・。
ノドのなかでも、共鳴させるところを変えると、出る声をコントロールできるのね。
ま、それでもちょっとカスレ気味だな。。。と思っていると、
☆☆☆ものすごく、テンションの高い興奮気味の言葉の洪水が押し寄せてきた。
お~~~・・・・・ついていけない・・・・・・・・・・・。
テンションにも、会話の内容にも。
しばらくは、とりあえずペーシング※で乗り切る。
(※pacing:相手のペースや調子に合わせること)
ようやく、脳みそも目覚めてきて、内容がわかってきた。
昨日ではなく、一昨日一緒にお酒を飲んだセンセー(男性)だ。。。
一昨日、食事しながらお酒飲みながら・・・
そういえば、熱く語っておられたなぁ。
そのセンセーは、いつも語りが熱いので、
一昨日も「いつものこと」と思っていたんだけど、
早速昨日、彼の話に感銘を受けて、コラボレーションしましょうと
いう人ができたという、その感動を、どうしてもあなたに伝えたい!!と
朝が来るのを待ちわびて、電話をくださったらしい。
そんな思いで、私にお電話くださるなんて、うれしいo(^O^)o
熱い思いで、情熱的に仕事に燃えることができるって、素晴らしい!!
あらためて、(シラフのときに)熱い語りを聞いていると、
だんだん影響されて、私も一緒に!という気持ちになってくるわ~。
エネルギッシュに語ることができる、その情熱的なパワーは人を動かす力が
あるかも。
ある種のカリスマ性なんでしょうね。
理想を高く持ち、ドラマチックにハイテンションで熱く語る
行動特性の特徴に共通性を持つタイプの人を、あと2人思い出すことができる。
一人は、とある上場企業の部長。
来期の予算の数字を部下に伝える、それだけのことでも
文字通り、口角つばを飛ばして、目を見開いて、大きく腕を広げて立ち上がって
どれだけ熱くドラマチックに語ることか。
もう一人は、教育論を熱く語る、とある教育現場のリーダー。
高い理想を掲げて、教育現場を率いるために、
スピードとテンポの速いトークで力強く語るだけ語って、嵐のように去っていく。
最近ハマっているエニアグラムのタイプでいうと
タイプ4の傾向が強く現れるタイプです。
ちょっと浮世離れしたアーチスティックな感覚を持った人。
現在・過去・未来でいうと、未来に主軸をおいていたり、
現実から離れたところに主軸があったりする。
小さい頃、宿題しててもよこにイラストを描いていたりして
意識がどこかへ飛んでたりした人も多い。
なので、課題は、いまここの現在に自分をどう繋ぐか、また過去
(仕事でいうと記録を残したり、経理計算など)の作業は好きではなかったりする。
見た目は、オシャレな(または本人なりに気を使っている)人が多い。
基本的には、あまり多くの人と場を同じくするのは、好きじゃない。
人のことに興味は基本的になく、自分大好きな人も多い。
小さい頃から、夢見るタイプだったり、話すことが現実と乖離しているので
両親も「この子はよく理解できない」と思ったケースが多い。
それを本人も知って育ってきているので、あまり本音を人に言わないことがある。
小さいころから、変わってるね、なんて言われた経験がそうさせていたりする。
でも、タイプ4だからといって、一様なわけではなくて、
本来サラリーマンには、向いていないだろうと思われる性質傾向があるのに
リーダーになっている人の多くには、
「弁が立つ」という大きな要素があるので、行動に特徴が出るんです。
タイプ4に入る人でも、自分のことを雄弁に表現できない人も勿論います。
私が関わったその人たちは、「どうせ話してもわからない」という気持ちのベースがあって
言葉では「テキトー」とか、「なんとなく」という表現が多く、
あまり自分のこと、特に考えや思いは、話したがらない人が多いです。
多くの本やインターネットなどで、エニアグラムのタイプ4の特徴を見ると
「ロマンチストの芸術家タイプ」なんていう表現が多い。
説明を始めると、一冊本が書けそうな勢いになるので(笑)、
省きますが、
ココでは、
タイプ4の中でも雄弁なタイプの上司と、うまくコミュニケーションをとる方法を
お伝えしようと思います。
なぜかというと、このタイプのリーダーとうまく付き合うのは
とっても大変と思う部下が多いからなんです。
このタイプに共通しているのは、
1、プライドは高いけど、繊細。
2、反論や、論理的な質問は、心理的にウケツケない。
3、新進的で、常に新しいことに目がいく。
このタイプのリーダーは、
「朝礼暮改」が日常的に多いです。
朝令暮改なら、まだマシなほうで、瞬間で指示が変わることもしばしばあって、
部下は、仕事にとりかかっていても針路変更を余儀なくされることが
とても多く、部下がストレスをためる原因になります。
でも、新しいことがドンドンひらめく彼等の言い分は、
「その指示は、もう過去だ。時代は動いているんだ」ということになります。
自分に酔いやすいタイプでもあるので、
実際に動かなければいけない部下の苦労には、思いが及ばないことが多いのですが、
部下としては、それを愚痴っても嘆いても仕方がないので、
どうせなら、うまく付き合うことにエネルギーを使いましょう。
そう、とにかくYESマンになりきって、柔軟に対応しましょう。
タイプ4の傾向がある方は、プライドが繊細です。
実は、自尊心が低いんです。
本当にプライドが高い人は、人に何を言われても動じません。が、
タイプ4は、批判にめっぽう弱い。
ですから、このタイプのリーダーは、YESマンで脇を固めることが多いです。
また自分よりも、デキル人を遠ざけます。
人事権があるリーダーの場合は、ご注意。
論理的な質問や、正当な反論は、言いたくてもガマン。
タイプ4には、どちらも批判に聞こえてしまいます。
どうしても言いたいときは、出世を賭けて言いましょう。
また、タイプ4のリーダーは、
自分が言うことを相手が理解していない、
または、自分の考えに反感を持っていると判断したときには、
相手をバカにする傾向もあります。
そうやって、自分の自尊心を保とうとします。
うまくやっていく一番のコツは、
とにかく感情的に誉めること。
タイプ4は、心や気持ちのセンターにいる人ですので、
心や気持ちでつながることを望みます。
本当は、タイプ4は、
理想や夢を現実に落とし込むことができるタイプの人を、ブレーンとして持つことで、
理想の具現化につながるのですけど、
リアリスティックな部下、
またはルーティンな仕事に安定感を求めるタイプの部下にしてみると、
どえりゃ~大変な上司ということになってしまいます。
タイプ4は、プライドが繊細な分、人の有能さに敏感な面もあります。
たとえば、社会的地位が自分よりも上の人には、雄弁なタイプでも
熱く語ることを自ら封じたりします。
自分よりも、上か下か、受け入れられているか否かには、敏感です。
敵わない、と思う相手には、一目置くわけです。
とにかく、雄弁なタイプ4を上司に持ったら、
①あなたの味方だ、というところを態度で示す
②気持ちを込めて、常に誉める
③有能さを、さりげなくスマートにチラ見せする(決して強く自己アピールしない)
この3つを心がけてみてください。
そして、うまくいったら、ぜひぜひコメントくださいね!!
でも、誤解しないでいただきたいのは、
雄弁なタイプ4の上司を批判しているわけではありません。
エニアグラムでは、9つのタイプに分けて考えるのですけど、
全てのタイプに素晴らしい面があり、その素晴らしい面によってタイプ分けしています。
私が思う雄弁なタイプ4の上司のすばらしいところは、
高い理想を語ることができることです。
組織を率いる人には、夢やビジョンを語る力が不可欠なのは、
ビジネスマンなら誰でも知っていること。
そして、進歩的な彼等だからこそ、現状に淀むことを許さず、
新進的な方向へと組織を導いていくことができます。
また、気持ちや心のつながりを大切にする彼等は、
フツウなら照れてしまうようなセリフを平気で言えるんです。
「オレが君たちを守ってみせる」
たとえば、そんなセリフもね。。
(現実にどうするかは保証できなくても)
素直に信じる人には、頼もしい上司です。
物事には、必ず両面があります。
物事は、全てニュートラル。
いい・悪いは、受け取る方が判断していることも忘れずに。
そう、いい悪いは、受け取り側の主観です。
あなた自身が、あなたにとって好ましいか好ましくないかで決めてますよ。。。
冒頭にご紹介している本は、私が初めてエニアグラムに出会った講座で
教えていただいた吉田先生の著書です。
ご無沙汰してますけど、お元気ですか~。
私は、ごめんなさい、この本、まだ拝読させていただいていません・・・。
近いうちにぜひ読ませていただきます~~っ!